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女媧
第五百九話 孫左京の思い編
 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。

 樹里一行の主だった戦士達が倒れました。

 全滅状態です。

「待て待て待て!」

 孫左京が割り込みます。

「俺は倒れていねえぞ! 俺はまだ戦える!」

 しかし、如意棒で叩いても通じないのですから、負けたも同然です。

「黙れ、地の文!」

 とうとう正面から地の文に切れる左京です。

「オバさん、俺が相手だ!」

 左京は巨大化し、女媧に向かいます。

「猿如きが、神である我に勝てると思うな!」

 女媧は尾を振り回し、左京を滅多打ちです。

「ぬおお!」

 左京はジッと我慢しています。

(お師匠様、残念ですが、俺もこいつには勝てません。早く逃げて下さい)

 左京は樹里を逃がすために犠牲になるようです。

「次回からは、リックの西遊記にゃん」

 懲りずに言ってみるリックですが、遊魔に殴られます。

「そうなんですか」

 樹里は笑顔全開で左京を見上げています。

「お師匠様、逃げて下さい!」

 左京は大声で言いました。
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