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千年狐狸精
第四百四十九話 樹里対九頭雉鶏精編
 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。

 九頭雉鶏精の羽ばたきで遊魔と蘭と亜梨沙が飛ばされました。

「おのれ」

 鷺侘と鷺基は素早く空へ飛びます。

「ぐお!」

 露津狗が牙を立てて九頭雉鶏精に攻撃です。

「無駄よ」

 九頭雉鶏精は翼を更に大きくし露津狗を往復ビンタです。

「ぐえ!」

 露津狗は跳ね飛ばされ地面に叩きつけられます。

「そう言えば、あのジジイとガキ、また隠れたのか」

 孫左京が歯軋りします。役に立たない仙人です。

「行くぞ、馨!」

「はい!」

 左京と馨が九頭雉鶏精に向かいます。

「今だ、鷺基!」

 鷺侘と鷺基が弓を射ます。

「遅い!」

 九頭雉鶏精は矢を風で飛ばし、左京の如意棒を片羽で受け止め、馨の水攻撃を飛翔でかわします。

「この九頭雉鶏精を舐めるでないわ!」

 すると樹里が進み出ます。

「ところで美容形成さん」

「誰がビューティコロシアムだ!」

 九頭雉鶏精は切れました。

「気に入らないね、自分が可愛いと思ってる女は」
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