御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
牛魔王が本物だと言った芭蕉扇を持ったまま飛んで行ってしまったので、孫左京は仰天しました。
「こっちが本物なのか?」
左京は樹里から芭蕉扇を借りて、
「おりゃっ!」
と振るいますが何も起こりません。すると蘭が、
「なるほどね」
「何かわかったのか?」
左京が蘭を見ます。すると蘭は巨乳を突き出して、
「それが偽物なのよ。但し、お師匠様に取ってそんな事は関係ないの」
「どういう事よ?」
亜梨沙が尋ねます。蘭は益々得意そうに、
「お師匠様はどんな扇でも芭蕉扇と同じ力を発揮できるという事よ」
そこまで言って、蘭は大変な事に気づきます。
「って事は今までの俺の苦労は何だったんだ?」
左京が涙ぐみます。
「お猿さん」
樹里が声をかけます。
「はい、お師匠様」
「ありがとう」
左京は樹里に笑顔でそう言われ嬉しそうです。
「スケベ」
亜梨沙が囁きます。
「うるせえ」
また西へと旅が始まります。
小説家になろう 勝手にランキング
拍手ボタン
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。