御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
樹里達の前に九頭雉鶏精が現れました。
見た目は美人ですが、妖怪です。
「彼女は千年生きたきじの妖怪です」
男の子が言いました。
「子供新聞ですか?」
樹里が尋ねます。
「その記事じゃねえよ、坊主!」
九頭雉鶏精が切れます。
「何でもいいよ、妖怪!」
孫左京が仕掛けます。
「ああ、不用意に近づいては!」
男の子が叫んだ時、左京は全身を羽で刺されていました。
「ぐうう……」
石猿の左京に刺さるとは、相当な羽です。
「おのれ!」
鷺基と鷺侘と薔鏤鬼吏達が矢を射ます。
「無駄だ!」
九頭雉鶏精は羽で矢を跳ねつけてしまいます。
「ならば!」
蘭が竜巻攻撃をしますが、
「温いわ」
九頭雉鶏精は両腕を翼に変えて風を起こし、竜巻を消しました。
「弱過ぎるぞ、お前達。本当に第六天魔王を退けたのか?」
九頭雉鶏精はニヤリとします。
「畜生」
左京は歯軋りしました。
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