御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
樹里は砂嵐の最中に誰かに攫われました。
気づくとどこかの洞窟の中です。
目の前に茶色い毛に覆われた顔の妖怪がいます。
顔はフェレット風ですが身体はマッチョです。
でも名前はヴォ○フではありません。
「目が覚めたか」
妖怪はニヤリとしました。
「どちら様ですか?」
樹里は笑顔で尋ねます。
「少しは狼狽えろ!」
妖怪は切れました。
「そうなんですか」
尚も笑顔の樹里です。
「わが名は黄風大王。お前を食って不老長寿になる」
黄風大王はドヤ顔で言いますが樹里は笑顔のままです。
「驚けよ!」
大王はまた切れました。股が切れた訳ではありません。
「ところで豆腐大王さん」
「誰が健康食品だ!」
更に切れる大王です。
「ここはどこですか?」
樹里はまた尋ねました。
「ここは黄風嶺黄風洞だ」
「豆腐の豆腐堂ですか?」
「違う!」
大王は倒れそうです。
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