御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
孫左京は、鵺の助っ人の奇魔異羅の息で石にされてしまいました。
「どうだ、参ったか! 俺のこの息で石化すると解呪はできないんだよ。そのアホ猿はずっと石のままさ」
奇魔異羅は得意そうに言いました。
「そうなんですか」
樹里が笑顔全開で言います。
「お前も石になれ、坊主!」
奇魔異羅が樹里目がけて息を吐きます。
「危ない、お師匠様!」
亜梨沙がすかさず間に入ろうとしますが転けてしまいます。
「ドジ」
蘭が呆れます。
「えい!」
樹里は得意の偽芭蕉扇で扇ぎ、息を押し戻しました。
「残念だったな。自分の息では石化しないんだよ」
奇魔異羅は更に得意そうです。
「お前の仲間が石になってるぞ」
九霊元聖が言いました。
「えっ?」
ふと横を見ると鵺が石化しています。
「間抜けめ!」
奇魔異羅は切れました。
「まとめて石にしてやる!」
奇魔異羅はさっきより沢山息を吐きました。
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