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第三百四十九話 奇魔異羅の攻撃編
 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。

 孫左京は、(ぬえ)の助っ人の奇魔異羅(きまいら)の息で石にされてしまいました。

「どうだ、参ったか! 俺のこの息で石化すると解呪はできないんだよ。そのアホ猿はずっと石のままさ」

 奇魔異羅は得意そうに言いました。

「そうなんですか」

 樹里が笑顔全開で言います。

「お前も石になれ、坊主!」

 奇魔異羅が樹里目がけて息を吐きます。

「危ない、お師匠様!」

 亜梨沙がすかさず間に入ろうとしますが転けてしまいます。

「ドジ」

 蘭が呆れます。

「えい!」

 樹里は得意の偽芭蕉扇で扇ぎ、息を押し戻しました。

「残念だったな。自分の息では石化しないんだよ」

 奇魔異羅は更に得意そうです。

「お前の仲間が石になってるぞ」

 九霊元聖が言いました。

「えっ?」

 ふと横を見ると鵺が石化しています。

「間抜けめ!」

 奇魔異羅は切れました。

「まとめて石にしてやる!」

 奇魔異羅はさっきより沢山息を吐きました。
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