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鬼子母神
第三百二十九話 四天王揃い踏み編
 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。

 多聞天を始め全ての四天王が力を貸してくれる事がわかり、鬼子母神は嬉しそうです。

「但し、我らでも勝てるかどうかわからぬ故、天界のお偉方に助けをお願いした」

 多聞天のその言葉に嫌な予感がする孫左京と蘭です。

「天界一の術師である太上老君様がいらして下さるのだ」

 それを聞いて、左京と蘭は項垂れましたが、何も知らない鬼子母神は、

「おお、それは心強い事です」

と大喜びです。

 他の四天王も多聞天の所にやって来て、左京達は四天王と共に鬼子母神の洞窟に戻りました。

「お帰り、左京」

 亜梨沙が悪さをしようとしたリックを遊魔と踏んづけながら言いました。

「おお!」

 四天王が亜梨沙達を突き飛ばして樹里に近づきます。

「噂通りの可愛さだ」

 増長天がその名の通り増長しそうです。

「そうなんですか」

 樹里は何も知らずに笑顔全開です。

「何よ、この人達は?」

 亜梨沙がムッとして言いました。
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