御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
鷺侘は孫左京に追い詰められました。
薔鏤鬼吏達が彼女を助けるために動こうとしますが、狼男と俯炎驪琉がそれを阻みます。
「覚悟しろ、エロ姉ちゃん!」
左京が如意棒を振り上げます。
「エロ姉ちゃん言うな!」
鷺侘はそう言い返すと、
「お館様、お助け下さい!」
と叫びました。
「親方様?」
左京が言うと、
「誰が相撲部屋だ!」
鷺侘が切れました。
「今行くぞ、鷺侘」
どこからともなく声が聞こえました。
「この声……」
左京には聞き覚えがあります。
「バ河東真君か?」
「誰が脱獄囚顔だ!」
声が切れました。
やがてその声の主が雲に乗って現れました。
「久しぶりだな、孫左京」
それは六耳獼猴でした。
「誰だ、お前?」
左京が真顔で尋ねます。
「忘れたんかい!」
六耳獼猴は切れました。
「お館様!」
鷺侘が嬉しそうに叫びました。
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