御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
樹里達は草原でネズミの妖怪に襲われました。
「頭来たチュー。やってしまえ!」
ネズミの頭が手下に指示します。
「亜梨沙、蘭!」
石猿の孫左京が言います。
「あいよ」
亜梨沙が答えます。蘭は、
「あんたの命令は聞かない!」
と言いながらもネズミ達を粘液で縛ります。
「ツンデレか」
左京が舌打ちします。
「誰が西川史子だ!?」
蘭が切れます。
亜梨沙は豚に戻りその巨体でボディアタックです。
「ぐええ」
ネズミ達は次々に下敷きにされます。
「おらあ!」
左京の如意棒が唸り、頭を追い詰めます。
「ウフフ」
頭が気色の悪い笑い方をします。
「何がおかしい?」
左京が怒鳴ります。すると頭は、
「我らは囮。坊主は頂いたぞ!」
と言うと、手下達を連れて逃げました。
「何だと!?」
振り返ると、樹里の姿はなく馬の馨が人参を貪り食っています。
「龍のクセに人参に釣られやがって!」
左京は歯軋りしました。
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