御徒町樹里は仏様の国を目指して旅する僧です。
お供には石猿の孫左京と豚の妖怪の亜梨沙と河童の蘭がいます。
それに樹里が乗っている馬は、本当は龍の馨です。
今は草原を進んでいます。
「いつ代わってくれるんだ?」
左京は樹里を自分の背中に乗せたくて馨に囁きます。
「次の宿を出たらで」
「おう」
左京は嫌らしい顔をしました。
「お師匠様!」
蘭が何かを感じたようです。亜梨沙も鼻をヒクヒクさせて、
「妖怪の臭いね」
左京も本気モードになり耳から如意棒を出します。
すると一行の前にズラズラと下っ端妖怪が現れます。
ネズミの妖怪のようです。
「旅の僧、我がご主人様の糧となれチュー」
ネズミ妖怪の頭が言いました。
「岡田さんですか?」
樹里が笑顔で尋ねます。頭のネズミはムッとして、
「違うチュー! 俺達は金ちゃん銀ちゃんの城の者だ!」
「二郎さんは元気ですか?」
樹里が尋ねます。頭はますます怒って、
「誰がコント55号だ!?」
と切れてしまいました。
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