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狼男
第二百十九話 樹里、狼男を説得する編
 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。

 樹里は狼男の説得を続けます。

「私は貴方の敵ではありません」

 樹里はまともバージョンが起動したようです。

「しかし、味方だと言う証拠もない」

 狼男は疑い深いようです。

「やっぱり叩きのめしましょう、お師匠様」

 孫左京が言います。

「ダメです、お猿さん」

 樹里が頬を膨らませて左京を睨むと、左京は倒れてしまいました。

「か、可愛過ぎる」

 彼は悶絶しています。

「話だけでも聞かせていただけませんか?」

 樹里の熱心な言葉にようやく狼男は頷きました。

「わかった。但し、その猿は部屋から出してくれ」

「何だと!」

 左京は抵抗しましたが、樹里の「ウルウル瞳ほっぺたプウ」の顔を見て気絶します。

 左京は部屋から放り出されました。

 樹里は深刻な顔をして何かを読んでいます。

「どうしたんですか?」

 蘭が尋ねると、

「時代考証が間違っているとお叱りの手紙を頂きました」

 蘭と亜梨沙は脱力しました。
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