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旅の始まり
第二話 続・出会い編
 御徒町(おかちまち)樹里(じゅり)は旅の僧です。

 仏様の国にあるありがたい教典を授かるために西を目指しています。

 天界を荒し回った暴れ者の猿である(そん)左京(さきょう)が樹里を待っていたのですが、樹里は気づかずに行ってしまいました。

 左京が途方に暮れていると、樹里が戻って来ました。

「おおい、旅のお坊様あ」

 でも樹里はまた通り過ぎてしまいました。

 左京はガックリしました。

 すると、観音様が堪りかねて樹里の前に現れました。

「これ、御徒町樹里。お前は孫左京を助けて自分の弟子にするのだ。わかったか?」

「孫正義さんですか?」

「誰がヤフーの社長の話をした!?」

 観音様は激怒してしまいました。

 こうしてまた樹里は左京の前に現れました。

「旅のお坊様あ」

 左京は声の限りに樹里を呼びます。

「あ」

 樹里は左京に気づいたようです。

「お坊様あ」

 左京は本当に泣きました。

「こんなところに財布が」

 樹里は落とした財布を探していたのでした。
まだまだ続きます。
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