御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
孫左京は虎大王を追いかけていてその黒幕に遭遇しました。
黒幕は虎大王を用済みと始末してしまう冷血漢です。
「てめえ、誰だ?」
影が正体を明かします。
「我が名は孫右京。貴方の双子の兄ですよ、左京」
その姿は確かに左京と瓜二つです。
「ふざけるな! 俺は天涯孤独。石から生まれた石猿だ! 親兄弟はいねえよ!」
言いながら悲しくなる左京です。すると右京は、
「そんな事を言っていいのですか? 後悔しますよ」
「しねえよ」
左京は涙を拭って叫びます。右京はフッと笑い、
「わかりました。残念です」
と言うと雲に乗って飛び去ってしまいました。
「誰なんだ、あいつは?」
左京はしばらく右京が飛び去った方を見ていました。
さて、その孫右京です。
「孫左京。謎の力を持っている。私の氷結術を破るとはな」
妄想の力で破られたとは思いません。
「しばらく様子を見ましょうか」
不気味に微笑む右京です。
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