ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
虎だ、お前は虎になるのだ
第百九話 影の正体編
 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。

 孫左京は虎大王を追いかけていてその黒幕に遭遇しました。

 黒幕は虎大王を用済みと始末してしまう冷血漢です。

「てめえ、誰だ?」

 影が正体を明かします。

「我が名は孫右京。貴方の双子の兄ですよ、左京」

 その姿は確かに左京と瓜二つです。

「ふざけるな! 俺は天涯孤独。石から生まれた石猿だ! 親兄弟はいねえよ!」

 言いながら悲しくなる左京です。すると右京は、

「そんな事を言っていいのですか? 後悔しますよ」

「しねえよ」

 左京は涙を拭って叫びます。右京はフッと笑い、

「わかりました。残念です」

と言うと雲に乗って飛び去ってしまいました。

「誰なんだ、あいつは?」

 左京はしばらく右京が飛び去った方を見ていました。

 

 さて、その孫右京です。

「孫左京。謎の力を持っている。私の氷結術を破るとはな」

 妄想の力で破られたとは思いません。

「しばらく様子を見ましょうか」

 不気味に微笑む右京です。
小説家になろう 勝手にランキング

拍手ボタン


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。