「かごめは俺が守る!」
其の言葉を何度かごめに言っただろうか――
気が付けば、頭の中で数えている俺が、其処に居た――
四魂のかけらを探す旅を初めて、数ヶ月の月日がたち、俺は何度も同じ言葉をアイツに言った。
「本当に、本当?」
だが、かごめは必ず俺を疑った。
そりゃそうだよな――桔梗とまだ会ってたとこ見てるんだからな――
「うっせぇな!だーかーらー!!お前は、俺が守るって言ってんだろうが!?」
俺は、必死になって言った。
ハァ――と、かごめは溜め息をついた。
「分かったわ――今回は許してあげる」
フゥ――
俺は、胸を撫で下ろした。
「さてと――」
かごめは、そう言うなり、息を思いっきり吸い込んだ。
ま、まさか――!?
「おすわりぃ!」
「フギャァ!?」
かごめの言葉に言霊の数珠が反応し、俺は地面に顔面から叩きつけられた。
予想が的中した――
やっぱり、根に持っていやがった――コイツ――
「ハァ――スッキリした♪」
「な、何しやがる!?」
「良いじゃない。溜まってたものを一気にぶつけただけなんだから♪」
おい―― 一体どの位溜めてたんだよ――(汗)
俺は、心の中でそう思った。
「でも、嬉しかった。犬夜叉が、私に言ってくれたのが――」
「かごめ――」
「此れからも一緒に居てね――?犬夜叉」
かごめは、そう言いながら、俺に笑顔を見せた。
其れは、誰にも見せない俺だけに見せる笑顔だった。
「ああ――」
俺には分かった――
其の笑顔が、何時ものかごめが見せる笑顔じゃない事に――
だから、俺が守ってやる――!
お前を――
そして、何時も見せる輝いた笑顔を――
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