絆―番外編―“ヒカリ”(7/8)縦書き表示RDF


駄作ですがよろしくお願いします・・・次回で最終話になります
絆―番外編―“ヒカリ”
作:紅雫



絆―6:ルシエルVSミハエル


「久しぶりですね・・・ルシエル」

真っ白な部屋の中心に髪が白い女性がいた。
彼女が神だとすぐに気付いた。
物凄い威圧感を感じたからだ。

「久しぶりです・・・母上・・・」

「え!?」

私はア然とした。

母上?・・・神ミハエルがルシエルの母!?
じゃぁルシエルはお母さんを殺すの?

「すみませんが、時間がありません・・・貴女を倒します・・・」

ルシエルはそう言って『次元滅魔』と、『次元解魔』を抜いた。

「そうですか・・・残念です・・・せっかくの対面なのに・・・」

ミハエルは手に光りを集めて弓を造って構える。

「・・・行きます」

ルシエルは一気に間合いを詰めてミハエルに切り掛かった。

キンッ

ミハエルは弓でルシエルの攻撃を受け止めた。

「昔に比べて大分上達したようですね・・・」

「・・・」

「ですが・・・まだまだです」

ミハエルは弓でルシエルを弾き飛ばした。

「くっ!」

ルシエルが体制を直そうとした時・・・

ヒュンッヒュンッヒュンッ・・・

光りの矢が次々にルシエルに襲い掛かった。

「チィィィ・・・」

ルシエルは刀で矢を弾く・・・だが矢が多すぎる・・・残りの矢がルシエルに襲い掛かった・・・

このままじゃ!

私は魔術で矢を爆発させ、ルシエルに向かう矢を全て撃ち落とした・・・

「ヒカリ・・・!」

「ルシエル・・・一人じゃ、無理だよ。一緒に闘おう」

私は更に魔術を唱えミハエルに攻撃した。

「・・・そのていどの魔術がわたくしに通用すると?」

ミハエルは無傷だった。

「ヒカリ・・・下がってろ・・・あの人はオレが・・・」

「言ったでしょう?一緒に闘おうって、私は曲げないわよ?」

ルシエルはポカンと、した顔をしていたがすぐに呆れた口調でいった。

「まったく・・・頑固だな君は?」

「ふふ、お互い様よ?」

「はは、そうだな・・・じゃぁ・・・付き合ってくれ!!」

ルシエルはミハエルに向かって走りだした。
私はルシエルを援護するように魔術を唱える。

「何故、そこまでして・・・」

ミハエルは矢を放つ。
ルシエルはもろともせずミハエルに近付く。
ある程度の矢は撃ち落とせるが全てをおとせなかった。
残った矢がルシエルの肩、膝、胸に突き刺さる。

「うぉぉぉ・・・!!」

ルシエルが次元滅魔でミハエルの胸を貫いた!

「うっ・・・よく頑張りましたね・・・ルシエル」

「母上・・・すみません・・・暫く此処で休んで下さい・・・」

ミハエルの回りの空間が歪みミハエルが吸い込まれるように消えていく・・・

「まったく・・・そういう不器用なところはあの人によくにるなんてね」

「おやすみです・・・母上・・・」

ミハエルは完全に姿を消した。

「ルシエル・・・」

ルシエルの頬に雫が伝う。

「行こう・・・神が消えたから直に此処は崩れる・・・」

ルシエルは袖で顔を拭って言った。
そして手を翳し空間を歪めさせた。

「急げ・・・崩れるぞ!」

建物が地響きを立てている。
このままじゃ直ぐに生き埋めになる。
私はルシエルの手に捕まり空間の割れ目に入った。



後ろからは建物の崩れる音が聞こえた・・・












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