絆―3:ヒカリの魔力
建物の中は思ったより広かった。
「こっちだ・・・」
ルシエルは地下に続く階段を降りた。
私もルシエルの後を追って階段を降りた。
しばらくすると大きな扉が見えてきた。
「ここなの?」
「あぁ、此処にゼロスはいる・・・さぁ、はいるぞ」
ギィィィ
ルシエルは扉を開けて中に入った。
私もルシエルに続いた。
中に入ると部屋の真ん中に、白いローブを着た男が座っていた。
「やぁ、ルシエル・・・久しぶりだな」
「ゼロス・・・どういうことだ!何故ヒカリを組織に入れる!?説明をしろ!!」
「まぁ、落ち着けルシエル・・・彼女を組織に入れた理由は彼女の魔力が君と同じくらいあるからだ・・・それだけの魔力を見過ごすわけにはいかなくてね・・・」
「なにをばかなことを・・・」
「彼女も了承しているのだろう?ならいいんじゃないか・・・」
そう言ってゼロスは部屋の奥に消えた。
「く、ゼロス・・・」
「ま、がんばって下さい。これからの貴方の任務は彼女に戦闘訓練をさせることです。」
気がつくとルシエルの横に小さな少年がいた。
「ウェルザ、なんのようだ?」
「いや、別に貴方に用はありませんよ・・・ゼロスさんに用があって来たんです」
そう言ってウェルザは部屋の奥に入っていった。
「まったく、どいつもこいつも・・・ヒカリ今日は遅いから寝てろ!今から部屋に案内するから・・・」
そう言ってルシエルは部屋を出た。
私も部屋を出た。
階段を上って地上にでると外は真っ暗だった・・・
「ヒカリ!今日から此処がおまえの部屋だ!好きにつかいな・・・後、明日は6時に起きろよ!!」
そう言ってルシエルはでていった。
「なんか、急に眠たくなってきたな・・・今日はもう寝よう・・・」
私は、ベットの上に倒れた・・・ |