ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
 どうもはじめまして晃甫といいます。
 ISの二次小説読んでたらドップリはまり衝動的に書いてしまいました……
#1 転生はその時点でフラグ
『すまなんだ』

『……は?』

『すまなんだ』

『ちょっと待て誰だアンタ』

 突然目の前に現れたおっさんがただでさえ禿げかけた額を地面に密着させてなにやら謝ってきた。

 うん、早い話が
 DO☆GE☆ZA

『なんか分からんけど、とりあえず顔上げろよおっさん』

 言われておっさんは顔を上げる。うわ、でこ真っ赤じゃん。

『で? なんで俺に謝ってんだ?』

『……お主覚えとらんのか?』

『……何を』

『いや……、覚えていないのなら無理に思い出す必要もなかろう』

 なんだよ気になるじゃねーか。

『それでなんじゃが……』

なにやらおっさんが人差し指同士をつんつんさせながらモジモジしだした。やめてくれ吐きそうだ。

『お主、転生してみぬか?』

『……はい?』

 転生? それって小説とかでよくあるパターンのやつやん。
 ……あれ、待てよてことは俺ってまさか。

『俺、死んでんの?』

『……うむ』

 ……orz
 まじかよ。

『……なんで?』

『それがのぅ……神様同士で双六をやっとったんじゃが、その止まったマスに人を一人転生させる、というものが……ちょ、待つのじゃ!! 思いっきり拳を振り上げるでない!!』

 本気で殺ってしまおうかと思ったよ。つーかなんだそのふざけた双六は。 そんなんで俺殺されて転生させられるのかよ!!

『そんなふざけたもんで俺は理不尽に殺されたと』

『いや、あのほんとすいませんでした』

 再びあの土下座スタイルで謝るおっさん。……え? てことはコイツ神様?

『そうじゃ』

 心を勝手に読むな。
 
『話戻すけど、転生って具体的には?』

『うむ、お主には「IS」の世界に行ってもらいたいのじゃ』

『小説じゃねーか』

『仕方ないのじゃ。くじを引いたらこれだったんじゃから』

 くじ引きって。
 つーかISってあの女尊男卑を体現したみたいな世界だろう。やだよそんなあからさまに嫌な思いするって分かってる世界は。

『心配無用。テンプレは弁えておるわ。お主には何か能力を授けよう。そうすれば向こうの機械とも戦えるじゃろ』

 おいそれ俺生身ってことじゃねーか!!

 ……ん? あれならいいんじゃないか?

『じゃあ、とあるの一方通行アクセラレータの能力をくれ』

『ベクトル操作か。いいぞい』

 よっしゃ!
 あれならまずISに負けることはないだろう。
 反射してしまえば大抵の敵は倒せるし。
 なんか楽しくなってきたぞ。

『性別の希望はあるかの?』

『男に決まってんだろ』

『承知した。ではこれから主を転生させるぞい』

 おっさんが言った途端、後ろに大きな扉がなんの前触れもなしに現れた。
 これをくぐればいいって訳か。

『じゃあなおっさん』

『うむ。ほんとにすまなんだ』

『もういいよ。もう会うこともねえだろうしな』

 そうして意気揚々と扉へ向かって歩き出そうとした瞬間。





 足元に大きな穴が開いた。

『……へ?』

『達者でのお』

『こっちかよクソじじいいいいッ!!』

 そうして俺の意識は闇の中へと沈んで行った。





 ◆





 というのが俺が五年前に体験した出来事だ。
 五年後、つまり現在五歳の俺はしっかりとISの世界に転生することに成功していた。しかも何やら金持ちの家計らしく家も中々に豪奢なんだ。

 ん? ISの世界に転生できたのかがどうして分かるのかって?

 ハハハ、そんなこと簡単だよ。

「形無。こんなところにいたのか」

「あ、父さん」

 目の前に現れた親父(呼び名は今のところ父さん)が部屋を抜け出した俺を見つけ出した。

「戻りなさい」

「はーい」

 あ、そうそう話の続きだったな。なんでここが『IS』の世界だと分かるのかっていうと。

 俺の名前で一発でした。



 俺の名前、形無かたなし
 俺の苗字、更識さらしき


 あの(・・)更識家に長男として生まれてた。
 ……それなんてフラグorz







 ちなみに主人公はこのあと生まれる妹を溺愛しますww


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。