第16話 −新たなる日々ー 登校編
う〜キツイ
今俺たちは、これから、毎日乗るであろう、電車に乗っている。
それにしても、人が多いいな。これから毎日これだと、死ぬぞ俺。
「ねぇ、ヒロ、あの子って〜」
楓歌が指さした方には、昨日映画館で一緒だった、柊 静がいた。
「昨日のかわいい子。」
俺がそう言うと、足に衝撃が走る。
「いてぇぇ。」
思わず叫んでしまう。
足を見ると、誰かに思いっきり踏まれている。
踏まれている足を目でたどると、一人の少女こちらを睨んでいた。
「どうしましたか?楓歌さん」
恐る恐る聞く俺。
「しらない」
そっぽを向く、楓歌
おまえのことだろ・・・・・
ていうか足が〜〜〜
さきほどより強く踏まれる。
「あっ、坂城くん。」
さきほど、叫んだせいか。柊さんがこっちに気づき、人ごみを分け近づいてくる。
「あ、おはよう、柊さん、また会うなんて奇遇だね。」
「うん、おはよう、名前覚えてくれたんだ。へぇへぇぇ、ありがと。」
「そりゃ、こんなかわいい子忘れるわけないじゃん。」
そう言うと柊さんは顔を赤くして、うつむく。
それを見て、余計かわいいと思ってしまった。
「ううぅ」
「どうしたの?坂城君?」
「いや何でも」
足元を見ると、踵でグリグリと楓歌が攻撃してくる。
やめてくれ、新品靴が・・・・・
「あっと、そう言えば、柊さんだっけもしかして、俺らと同じ高校?」
制服を見て、隼人がいう。
「うん、たぶんそうだね。もしかして同じ年かな、わたし、今年入学するんだ〜」
俺らの格好を見て、答える。
「じゃあ一緒だ、よろしく、俺、神崎隼人よろしく。」
「よろしく」
「美月 楓歌」
ぽつりと、答える。
「よろしく、おバカさん。」
「はぁあ、だれがバカだって、」
楓歌が怒りだす。
「何言っての、昨日の映画の素晴らしさがわからないならこれで十分でしょう。ねぇ坂城君」
「はぁ、何言ってんの、なんか言ってあげてよ、ヒロ」
ははぁ、俺に言われても〜
この二人、ホント仲悪いな、なんかあれだなえ〜とあれだ、犬猿の仲ってやつ
どうなんだろ、俺の学校生活
|