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生きていく未来
作:東町寿矩 



第14話 −束の間の休日ー 夕食編


「よしできた。恵美皿取ってくれ。」

「は〜い。」

 リビングの方から、妹が来る。

「あの二人はどうしてる?やけに静かだな。」

 あの二人というのは、もちろん、楓歌と隼人のことだ。

「テレビ見てるよ?」

「何やってんだよ、あいつらは、手伝うって言う言葉を知らないのか?」

「さぁ、それより、楓歌先輩からチビタにあったって聞いたけど、ホント?」

「会ったよっていうか。さっき家に帰ったら玄関の前で死んでたぞ。」

「し、死んでた。ウソ。」

「日向に気持ちよさそうに、欠伸しながら、死んでたぞ。」

「それって死んでたっていうか、寝てるんじゃない?」

「そうともいう。」

「いやいや、そうしか言わないから。ホント驚かさないでよ。居るなら見に行ってみよ。」

 そう言い妹は出て行ってしまった。おい皿取ってくれよ。

「ヒロ、はい。」

 声をした方を向くと、楓歌が皿を持って立っていた。

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお、ありがと。」

「何でそんなに驚くの。」

「意外だからだ。」

「何がかな?」

「お前が手伝うことにだ。」

「はっきり言うね〜」

ドス

「ううぅ、今日で何回目だ?頼むからそれやめてくれ。死ぬ。」

「ごめん、無理。」

 ほんとうのこと言っただけなのに、なぜ殴られなければならない。この力馬鹿が

ドス

「なぜ、また・・・・」

「失礼なこと考えていた。」

バタリ

「さすがに、連続は効くぞ。楓歌お前の辞書に、『手加減』という文字はないのか?」

「何それ。」

 ないのか。

「それより、お腹減ったぁ〜、早く準備してよね。」

 そう言ってリビングに戻っていく。手伝ってくれないのか。もしかして、催促しに来ただけなのか・・・・

「ただいま。」

 おっ、親父帰ってきた。

「おかえり、思ったより遅かったな。」

「いや、昼までに帰ろうと思ってたんだけ、飛行機は故障するは、電車は遅れるは、お姉ちゃんには誘われるは、大変だったんだよ。」

 なんか最後のだけ妙だったぞっていうか、酒臭い、いつもの店で朝から飲んでたな。まぁいいけど。

「それより、恵美、外にいなかったか。」

「いたけど、話しかけれる雰囲気ではなかったぞ。」

「どういうことだ?」

「チビタと睨みあっていて、ある意味怖かった。」

 そっか、まだチビタのやつ警戒してるのか。思いっきり蹴られたんだから仕方ないが、それはそれで恵美が可哀そうだな。何で睨みあいになっているんだ。
 
 そんなとき、妹が家に入ってきた。

「ただいま〜〜。」

 元気がない、手には、引っ掻かれた傷跡がある。

「どうした?」

「チビタが引っ掻いて来た。」

「何したんだ?」

「ただ、寝てたから、抱っこしたら、いきなり引っ掻いてきたの、その後、ずっと睨みあい。」

「何で睨みあいなんかしてるんだよ。」

「いや、向こうがずっと睨んできたからひいたら負けかなっと思って。」

「何にだ?」

「それは、えっと、んっと、う〜ん、何にだろ?」

「知るか。」

「あっお父さん、いつ帰って来たの?」

 おっと、存在忘れってた。

「チビタと睨みあってる時だ。」

「ウソ、気づかなかった。」

 俺らの会話が聞こえたらのか、リビングから楓歌と隼人がやってきた。

「オジサン、ひさしぶり。」「お邪魔してます。」

「おお、隼人君に楓歌ちゃんか、ひさしぶりだな。何でいるんだ?」

「ああ、俺が作るから晩飯一緒に食うことになって。」

「そうか、ロクなものではないが、食って行ってくれ。」

「えっ、親父、キャットフードでいい?」

「すみませんでした。とても美味しいので食べて行ってくれ。」

「すぐ準備するから、まっててっくれ。」

「「「は〜い」」」

そうして俺はキッチンに戻る















 それから、みんなでワイワイ、夕食を食べた。食後、俺はコーヒーを入れみんなに配る。

「コーヒー入れたぞ。」

「ありがと。」「お、サンキュウ。」「にゃ〜。」「あんがと。」「俺コーヒーより茶の方がいいな。」

 親父が文句言っているが無視いて、コーヒーを渡す。何か途中に、別のものがいたような、まぁいいか。

「それよりだ、ひろきよ、一つ聞きたい。」

「なんだよ、親父。」

「おまえ、どこの高校行くんだ。」

「ぶぅ、何今頃になって言ってやがる。」

 コーヒー少しはいちまったじゃないか。

「いや、よくよく考えたら、聞いてなかったような、聞いたような。」

 たしかに、言った覚えがないが、普通、入学式の前日に聞くか?ぜんぶ子供任せってどうよ

「神海学園だ。」

「おお、神海か?」

「お父さん知ってるの?」

「ああ、俺が通ってた学校だ。」

「へ〜え、親父もそこだったんだ?どんな学校。」

 そう言って、知らなかった振りをする。

「ああ、一言で言うと自由だ、あの学校は、学園長の許可さえあれば何でもありな、学校だからな。しかも、入学当日に、五人一組に分けって、チームを作り、2か月に一回、チーム対抗戦て言うのがあるんだ。あれは楽しいぞ。年間優勝者には、なんと、あれ何だっけ?すまん忘れた?」

「肝心のこと忘れんなよ。でもそうなんだ。結構面白そうだな。」

 知らなかった。親父が通っていたっていうから、行こうと思ったが、まさかそんなイベントがあるなんて。何か楽しみだな。


「おっともうこんな時間だ。明日の準備さないと弘樹俺帰るは。」

「ほんとだ。私も帰らなくちゃ、きょうは御ちそう様。」

「そうか、じゃあな。明日は親父が連れっててくれるらしいから、一緒に行こうぜ。」

「えっいいんですか、ありがとうございます。」

「いやいや、暇だからいいんだよ。気をつけて帰れよ。」

「はい。」

「「お邪魔しました」」

「ああ、また明日な。」

「ヒロ今日みたいに寝坊しないでよ。」

「わかってる。いいから、早よ帰れ。」

「バイバイ。」

 そう言って帰っていた。俺も準備しなくちゃな。でもねむぃ・・・・




ーチビタのドタバタ井戸会議ー

チ:どうも〜チビ・・・・

 ドス

チ:ううぅ、いきなり何するですか?弘樹さん。
弘:・・・・
チ:怒っています?
弘:ああ
チ:僕何かしました?
弘:ああ
チ:え〜と、なにを?
弘:忘れたっていうのか。おれの大事な妹に傷つけやがって。
チ:(やばい、忘れてた、どうしようこのシスコン)
 
ドス

チ:ううぅ、なんでまた。
弘:誰がシスコンだ。
チ:(弘樹さん人の考え読まないで・・・)
弘:お前は猫だろ。

 ドス、ドゴ、ドコ、ドカン

弘:今日はこのぐらいで許してやるか、次やったらお前を星にするぞ、わかったな
チ:はっ、はい




チ:ううううううぅ、誰か助けて・・・・・











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