時は科学魔法時代。科学魔導士達が、各々の信ずる元素の精霊と契約を結び、そして戦い合う時代だ。
今日も日頃敵対している2人の魔導士が、戦いを始めようとしている。
「三大肥料霊の一角にして『N』の称号を持つ者。現れろ、窒素の精霊よっ!」
一方の若い魔導士がそう叫ぶと、雷のような音と激しい煙と共に窒素の精霊が現れた。
同時にもう一方の中年魔導士も精霊を召還する。
「全ての生命の源である水を形成し、『H』の称号を持つ者。いでよ、水素の精霊っ!」
叫び終えると小爆発が起き、その中から水素の精霊が現れた。
「食らえ、超高温高圧の窒素砲だっ!」
若い魔導士が精霊に攻撃を命じる。
「ぐっ、水素バリアで防御しろっ!」
中年魔導士の水素の精霊も光輝く防御壁を発生させる。
激しい光と爆音の後、双方共にアンモニア臭で気絶したのはいうまでもない。
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