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ワールドネイション  作者: 雷帝
第二章:王国
21/39

ここまでの国/人物/スキルなどの設定集

今回のは一部僅かながら新情報も入れてますが基本は設定集です!

【ゲーム】

【各国】

【人物】

【モンスター】

【スキル/魔法】







【ゲーム】

「公式チート三傑」

 いずれもモンスター種であり、イベントによって選ばれた一名のみが選出されている。

 しかし、三傑と言いつつも実際には二体が誰が上げた場合でも固定なのに対して、最後は人によってあげるモンスターが異なり入れ替わるので二強と呼ぶのが正しい。

 一体は常盤であり「クルエル世界樹」の結果誕生した「世界樹の若木」。

 もう一体は大国保持者で一番最初に出ていた「ドラゴン・ナイトロード」。

 竜種の最強種として君臨しており、当時のイベント「王現る」討伐後に昇格が認められた。

 人型形態を選んでいた為に現在の姿となった竜の力を人に凝縮した強者で、フルスペック戦闘時には全高五十メートルの巨人となって戦い、モンスターの特殊能力と多用なスキル、武装でもって暴れまわる。こと単独の攻撃力においては最強と言われる。その姿は正に「どこのスーパーロボットだ!」と叫びたくなる光景である。

 人形態を外した完全なモンスターの場合(常盤同様の進化形態)は全長三百余に達する東洋風の竜の姿を持つ事になっていた。正に空の王と言えただろう。

 尚、この両者などが人の姿、正確には人のサイズになれる力を持っているのは「サイズの為に潜れないダンジョンが発生してはいけない」及び「サイズ故に一目で司令部の位置が判明して航空攻撃、といった事態を避ける為」といったゲーム故の事情があった。



 「ファンシースター」

 典型的なファンタジーゲームの世界観を持つかつて一大人気を博したVRMMO、だった。

 下手に銃などの要素に手を出さず王道を貫いた事で安定した人気を誇っていたが、次第にゲームバランスが一部の廃人ゲーマーの要望に左右されるようになり、参加者の減少を招いた。それが更に廃人の声に影響される結果を招き、以後坂を転げ落ちるように参加者数と業績が悪化していった。

 主人公の妹達が前に遊んでいたゲームでもあったが、既にサービス打ち切りの噂も業界では出ている。



 「ワールドネイション」

 他のゲームが王国やギルドを完成させてもあくまで主体は個々のプレイヤーであり、冒険はパーティレベルであったのに対し、序盤はパーティや個人で、しかし本番は国を建国し戦争する事という点で他との差異を打ち出したゲーム。

 近代ものでプレイヤーが国ごとに分かれて戦争を戦い抜くというゲームはそれまでにもあったがファンタジー世界で各人が戦争の主導を行うという形態、上位に進む程に本格的な戦術戦略が求められ、ただ画一的なだけでなく「考える力」が求められるなどが評価されていた。

 独自性を打ち出しただけにコアなファン層がついており、次第に参加者も増えつつある。

 その性質上、一部の会社が「考える力」の教育の為に研修に導入しているという噂も根強い。



 ◆



【各国】

「ブルグンド王国」

 大陸中央よりやや南よりに位置する国家。

 周辺の各国を合併するような形で現在の規模となった。

 合併もしくは併合する際に対象の支配者層を積極的に貴族に取り立てるという形で取り込んでいった為に、貴族層の力が強い。また同時に、貴族層にも元々は平民という者も少なからず含まれている事もあり貴族と平民の結婚の壁が低く、普通に認められている。

 この為、惚れた平民の女性と結婚した貴族、貴族の女性を娶った商家などは珍しくない。

 無論、他国同様権力などで強引に娶った例も決してない訳ではないが……。

 人族の結束を高める為に亜人を排除してきた面があり、この為王国内での亜人層の立場は低い。

 北のアルシュ皇国とは「アルシュの支配から雌伏の後独立を果たした」という説が一般的な事から非常に仲が悪い。

 王都はイルミナル。質実剛健であり、急速に大きくなった国である為、きちんと整備された地区と無秩序に広がった地域が混在する都市である。



「アルシュ皇国」

 大陸中央よりほぼ真西に位置する国家。

 比較的大陸内でも古い国家であり、その分権威などが確立されており、貴族と平民の立場がはっきり分けられている。

 また王権が確立されている事などから王の権力がかなり強め。

 この為、貴族と平民の間の婚姻関係となると貴族がメイドにお手つきとなった結果、愛妾として……といった程度でその場合でも正妻として認められる事はまずない。貴族と平民の間で何らかの正式な婚姻関係があったとしたら余程の事があったと判断するべきである。

 領内にドワーフ族の自治区、西方に有力な獣人族の遊牧民が住まう大草原を抱える事などから亜人とはある程度の協調関係を築いている。

 南のブルグンド王国とは「かつて庇護を求めてきて、力を借りながら、力をつけた途端に裏切った」とされており、至極仲が悪い。

 首都はパラディ。

 和風の雰囲気を漂わせる河や山といった天然の防壁を上手く利用した見た目によらぬ要塞都市でもある。



 「教国」

 正式名称は現在は不明。

 大陸内部に位置する国家の一つで、宗教国家であると思われる。

 現在の所はまだ詳しい事情は分かっていないが、人族優先主義と思われる。

 どうやら調査の為の人員を送り込もうとしているようだが……?

 


 「ヴァルト連盟」

 新たに成立したエルフの国。

 ただし、現状では常盤とティグレによる主導体制で、ティグレが旅立つ今後は常盤が中心となって展開していく事になると思われる。

 常盤自身はエルフ族を表に立て、モンスターで裏を支える体制を考えている。

 これはゲーム内であればモンスターのみで主体を構築しても問題がなかったが、モンスターが一部を除き単なるモンスターとしか認識されていない世界では彼らを表の顔として立てる事は余計な軋轢と苦労を招くと考えている為。

 ただし、一部の外見が人や亜人そっくりで知性の高いモンスターは今後も用いていく予定である。



 ◆



【人物】

・ブルグンド王国関係者

「カルロタ女王」

 ブルグンド王国の現在の女王。

 父である王太子が生後間もなく事故死。

 母は自分を産んだ後の王太子の事故死で精神に失調を来たした為に育児を放棄してしまい、また時折突発的に暴力的な癇癪を起こすなどの問題がある為、滅多に会えない。本来の祖父である国王は忙しい上に病気に倒れた為に殆ど記憶がない、とある意味気の毒な少女。

 それだけに祖父の弟であるカペサ公爵に可愛がってもらっている事もあり、余計になついているようだ。

 既にカペサ公爵の孫と婚約関係にあるが、時折会う彼との関係も良好。「お兄ちゃんのお嫁さんになるんだね!」と今の所特に問題は発生していないようだ。

 まだ五歳になったばかりという事もあり、まだまだ教育課程の途上にある。



「カペサ公爵」

 先王の弟に当たる宰相を務める人物。

 自身の子、孫に女の子が一人もいなかった事もあり、カルロタ女王の事を本当の孫のように可愛がっている。

 宰相派と呼ばれるブルグンド王国の大派閥の筆頭であり、十分大きくなった現状、規模を広げるよりも国内開発を進めるべきだと提案している。

 問題なのはこれがどうしても他の貴族の権益を侵す部分が多々存在している事だろう。街道などは管理というか所有権は王家に属する為である。これは街道をバラバラに整備・管理すると面倒な部分が大きい為だが、理由は分かっていても領地の一部を召し上げられるといった事に繋がる為反発も根強い。

 顔立ちは剛毅で厳つい。おそらく初めて見たら小さい子供は怯えるかもしれない。若本ボイスな感じの人。

 


「ガルガンタ侯爵」

 貴族派の筆頭を務める有力貴族。

 細身で穏やかな老人といった風情だが、口調は案外厳しい。

 遠征自体には実は内心反対であったが、派閥全体の意志を代弁した形であった。実は今回の遠征で息子の一人を失っているが、その辺は仕掛けたのはこちらと割り切っている。逆に言えば、そういう事でも割り切って考える事が出来る人物であるとも言える。



「クリストバル」

 王国直属の三騎士団の一角オルソ騎士団の団長を務める伯爵長子。

 老練なカペサ公爵やガルガンタ侯爵からは育ちの良いお坊ちゃんと見られている。

 父が貴族派という事からオルソ騎士団も貴族派に属する。

 今回の大敗によって責任を問われる立場であるが、同時に友人や信頼していた部下を失った事への復讐を望んでおり、宰相派との取引の結果現在は父や弟を相手にお家騒動の真っ最中。

 元々長子で騎士団団長という事から武力を握る立場であり、ほぼ伯爵家を手中に収めたようだ。



「ティエラ」

 マノ伯爵家の妾の子。

 ただし、王国の慣習から妾と呼ばれているだけで、平民出身ながら母は実質的にマノ伯爵の後妻に当たる。

 末子であり、女の子という事もあり上の二人の異母兄との関係も良く、家族から可愛がられていた。

 しかし、城塞都市ポルトンの陥落が彼女の運命を大きく変える事になる。



「メルクリオ」

 ティエラつきの侍従で、獣人。

 獣人は殆ど見た目で分からない者から直立する獣のような姿まで様々だが、彼は耳と尻尾に現れる程度。

 実は夜目が効いたりと幾つか他にも特徴を持っているが普段は表に出す事はない。

 彼女の幼馴染であり、元々は別国から連れて来られた奴隷であった。現在は奴隷身分より解放され、一般市民と同じ権利を与えられている。

 ティエラに対して淡い恋愛感情を抱いているが、さすがにそれは無理だと諦めてもいる。

 ティエラが傍にいる事を望んだ為、周囲から英才教育が施されており、また本人も学がない事がどれだけ不便であるかを知っていた事、恩義に報いる為と頑張った事もあり実質執事の一人として扱われていた。

 彼もまた、ポルトンの陥落によって運命が変わる事になった一人である。



「カサドル」

 元スラムのまとめ役をしていた兵士。

 故郷では猟師をしていた。

 話術と薬によって誘導された事もあり、ポルトン側を裏切り、門を開いてヴァルト連盟に内通する。

 しかし、幾ら誘導されたとはいえ、彼の心に元々街の人族への反感や、内通する事も考えていなければそもそも誘導される事はなかった。

 内通によってスラムの住人は街の住人としての権利を認められ、また兵士達も上の立場へと一部昇進している。



「フェッロ」

 既に死んでいるが初登場の魔人なのでここに記す。

 これぞ魔人族と言っていい程のバトルジャンキーであった傭兵。

 魔人族は外へと放出する魔術を苦手とし、内に抱えた魔力を体内循環させて強力な体力を誇る種族であった。

 尚、彼の故郷では敵う者がいなかったが、魔人族にはまだまだ上には上がいる事は明記しておく。

 元々魔人族はその性質上まとまった集団を作りづらい為、あくまで小規模な村落レベルに留まっている為である。あくまで彼の最強はその小さな集団の中でのものであった。

 彼より更に上がいる、それは大陸最強の剣豪とされる「剣聖」もまた魔人族である事を考えれば当然の事実と言えるだろう。




・アルシュ皇国関係者

「第二皇子ギヨーム」

 アルシュ皇国の次期皇王。

 現皇王は高齢なので実質引退して長年連れ添った皇妃と皇国各地を身分を隠して旅して回っており、既に実質的には彼が皇王であると言える。

 未だ皇王の座にあるのは皇王の地位は伝統的に死去のみでしか譲られない為で、その時はマジックアイテムによって玉座に設置された宝玉が天に向けて光を放つ事で皇王が没した事を知らせる仕掛けとなっている。国内とはいえ皇王が国内を旅出来るのもその為。

 同母である第一皇子が出家してしまった為、現在は彼が次期皇王の地位にある。

 現在四十台の脂の乗り切った年代であり、私的な場では甘い所もあるが公的な場では冷徹すぎる程に冷徹。きっちりと皇家の義務を果たしている為、特に国に問題は発生していない



「第一皇子」

 継承権を放棄して、出家してしまったギヨームと母を同じくする兄。

 出家原因は幸運にも恋愛結婚で結ばれた国内有力貴族の妻が妊娠が発表されて間もなく殺害され、その翌日に大量の見合い話が雪崩れ込んだ為。

 その際「王家の、王位を継ぐ者の義務」を周囲から煩く主張された為に「自分には悲しむ権利すら与えられてはいないのか、何の皇王だ」と失意に苛まれ、翌日密かに継承権を捨てる旨の正式書簡を残して姿を晦ませてしまい、見つかった時には既に出家してしまった後だった。

 尚、奥方の殺害者は昔から彼女と仲が悪かった女性であり、彼女も有力貴族に嫁ぎはしたのだが実質結婚生活は早々に破綻の仮面夫婦。関係の悪かった女性が皇太子妃となり、幸せそうな様子を見て思わず……という発作的な行動だったらしい。というより、皇国の貴族の夫婦関係は大抵睦まじいか、仮面夫婦のいずれかに極端に分かれていると言われており、決して彼女が珍しい訳ではない。


 


・ヴァルト連盟関係者

「サビオ」

 中年男性的な雰囲気のエルフ。

 エルフ故に見かけは若々しいが雰囲気で分かるようにそれなりの年を経ている。

 元々は反対派であったが、説明を聞いて建国の必要性を同じ世代では逸早く理解し、常盤らに協力して周囲を説得したエルフの一人。

 今回は経験を積む為にやって来たエルフ部隊の隊長役を務めている。



「ブルホ」

 比較的若いエルフであり、エルフとしては性格が変わり者の部類に属する。

 謀略や諜報の重要性を理解し、また好む。

 本人もまだ自覚出来ていないがかなり冷徹な性格であり、謀略で相手を思い通りに動かす事に喜びを感じている性格だったりする。自分の狙い通りに動かす事が好きなのであって、破滅させる事を好んでいる訳ではないのがまだ救いと言えるだろう。

 今後は人族の孤児なども用いて諜報組織を作っていく予定である。



 ◆



【モンスター】

「世界樹の若木」

 全高は樹木形態時で五百メートルを超え、立ち上がると更に巨大。

 ゲームではあくまでダメージは数値で示されていた為に実感がなかったが、その巨体故の膨大な質量を伴って繰り出される攻撃は特にスキルの修正を受けずとも破壊力抜群で、その気になれば都市の一つや二つ楽に潰せる圧倒的パワーと防御、生命力を誇る。

 世界樹という性質上、回復魔術に関して凄まじい適正があり、彼の葉を触媒とした蘇生魔術すら存在する。

 また植物の精霊王としての面も持ち、植物に関係する全ての眷属を従える。

 彼らを軍隊として生み出す事も出来るが、ゲーム時代は幾らユニットを多数生産してもイベントに連れて行ける数(戦力)が限られていた為に行う事はなかった。

 この世界では枷が外れた為に順次戦力を生産し続けており、その数は順調に増え続けている。

 ……これでも若木なのだから、元々の世界樹がどれ程凄まじい存在であったかは押して知るべし。



「血染め桜」

 ゲームでは実に廃人達に愛されたユニットであった。

 戦場で倒した相手(この世界では死体)を生贄として生産可能なユニットであり、「桜の木の下には死体が埋まっている。その血を啜って美しい紅色の花を咲かせる」という伝承に基づいて生み出されたユニットでもある。

 生まれた段階では特筆する特殊能力を有している訳ではなく、「生体武器/防具」や「分身顕在」などの能力を除けば、後は倒して生贄に捧げた数に由来する能力値ぐらいであった。

 しかし、その最大の特徴は倒した相手のスキルを得る事が出来るという点で、通常は不可能なスキルの組み合わせも可能であった。

 この為、上手くいけば非常に強力なユニットへと育てる事が可能であった。

 この世界において最初に生み出された彼女は通常より十倍以上の数の生贄を元に生み出されており、極めて高い能力値を誇っている。



「金剛装樹」

 アイアンツリーやスティールツリーの上位種に相当する種族。

 見た目は透き通ったフルプレートメイルを纏った騎士であるが、その透き通った装甲や僅かな間接部から透けて見えるのは人の身体ではなく蠢く緑色の蔦の塊、というモンスター。

 見た目の通り武器戦闘に長けており、また高い防御力を誇る。

 また、蔦を鎧の隙間から放つ事で相手を拘束する事も出来、ワイヤーロープを上回る頑強さを持つその蔦で拘束されれば抜け出すのは容易ではない。

 反面、遠距離攻撃力に欠ける、という弱点を持つ。

 その分、近接攻撃力は群を抜いており、下手な攻城槌を上回る一撃を放つ。ただし、手加減は苦手な模様。

 また、重装甲に見えるがあくまで自身の肉体の一部である為、機動性も高い。



「火炎樹精」 

 火炎樹自体は湧水樹の火炎版とでも言うべき姿で、本来は火山地帯に生える妖樹。

 長く生きた火炎樹の精、とゲームでは設定されていた。

 モンスターとしての姿は妖艶な大人の女性の姿をしているが、その両肩から背中にかけて樹木が生えている点が異なる。また普通の樹木と異なり、葉や花の代わりに焔がちろちろと燃えている。それでありながら、焔はちゃんと葉や花の形を作っている。その性質上、樹木でありながら炎に対する完全耐性を持つ故に優秀な素材とゲームでは扱われていた。

 本来は年経た立派な樹木にはこうした樹精というべき守り手が存在し、立派な樹木程、その素材を得る事は難しい、という事になっていたが、精霊王によって直接生み出された場合どうやらそれらを無視して高レベル存在がいきなり生まれた模様である。

 溶岩に根を降ろすという性質からか炎系統と土系統の魔法を用いる強力な魔法使いとしての性質を持つ。



「アルラウネ」

 マンドレイクの女性版とも言えるモンスター。

 ゲームでは美しい女性で魅了の特殊能力、死の叫びなどを持つモンスターとして設定されていた。

 美女に設定されたのは当然の如くゲームの都合である。

 その魅了能力は高く、こちらの世界ではその能力を生かして裏社会の顔役を誑し込み、エルフ達がポルトン内で活動する事を可能とした。



「ワーベア」

 有名な「狼男」の熊版。

 ただし元ネタと異なり、別に満月でなければ変身出来ないという事はなく、自らの意志で変身が可能。

 生体防具の生成能力を持つ。 


「チェスガーデンズ」

 古代の魔術師が生み出した植物系のゴーレム。

 ゲームでは、ある古代の貴族の屋敷に付属する庭園の警備と整備の双方を担うべく設計された、という設定を持つ為に戦闘能力と開拓能力を併せ持つ。

 集団戦闘を得意とするルーチンを持つ。



 ◆



【スキル】

「千刃乱舞」

 槍系のスキル。

 魔力で形作られた幻影の無数の実体を持つ槍が同時に襲い掛かるという武技。

 狙われた対象は全身に風穴を開けられて転がる事になるだろう。



「盾之剣舞」

 剣を用いた防御系のスキル。

 双剣や大剣、刀といった盾を持たない戦闘職に好まれた武技。

 欠点は物理攻撃に対する自動迎撃である為、一旦発動すると相手の武技発動が終わるまで止まらないという事である。

 すなわち、発動時に第三者から魔術攻撃などを受けると防ぎようがない。

 


「轟断」

 両手剣を用いるスキル。

 基本は大上段からの振り下ろし。

 白熱した仮想の刃を構成し、通常の数倍に増大した巨大な剣で相手を叩ききるという武技。

 単純だがそれ故に使いやすい炎属性を持つ武技。



「精密射撃」

 弓系のスキル。

 命中精度を向上させ、また放つ矢にもある程度のホーミング機能を付加させる武技。

 初期のワールドネイションにおける弓矢の命中は結構シビアなので重宝される。 



「フルスイング」

 斧や斧槍といった武器を用いるスキル。

 大きく武器を振る事により隙が増すが、振る速度と命中の瞬間の重量増大によって威力の向上が起きるという武技。

 ただし本当に隙が大きいので仲間がカバーに入れる時かトドメを刺す時などでなければ振り回した後命中してもしなくても大きく姿勢を崩してしまって自分も大きなダメージを受ける危険がある。



「オーバーヒート」

 魔人の持つスキル。

 武技ではなく、特殊能力に属するもの。

 体内循環する魔力を暴走させる事によって瞬間的に肉体の性能を引き上げる、というもの。

 ゲームではMPが一定時間ごとに減少する、のと引き換えに能力値を引き上げるというスキルだった。



「魔法「風刃」」

 風の刃を飛ばす魔術。

 威力は他の魔法に比べて低めだが、速度と命中精度(攻撃が視認しづらい為)が高いという利点を持つ。



魔法「ブースト」

 身体機能を引き上げる魔術。

 使用者のレベルに応じて持続時間と効果が増すという特徴があり、低レベルの際はそこまで大きなものではないがそれでも初期の能力値も低いので案外馬鹿にならない効果を持つ。


まとめを兼ねてアップです


最近、他の投稿小説も書き直しとかも併用してます

……まあ、前のノートが壊れたのでそれまでの設定が軒並み吹っ飛んだからそうするしかないというのもありますが

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