第11章 暗号に隠された謎
コナン 「“暗号に隠された謎”か・・・。この暗号のどこに隠されてるんだろう・・・。」
哀 「江戸川君が頭を悩ませるって事は難しいってことね・・・。解けるかしら?江戸川君・・・。」
とちょっと挑戦的な口調でコナンに言った。
コナン 「解けるさ。いや、絶対に解いてやる。オレは解くまで帰らないぞ。」
元太 「じゃあ、ごはん食わないのか?」
光彦 「そういう言い方しか出来ないんですか?元太君は・・・。でも帰らないと蘭さんたちが
心配しますよ。」
コナン 「帰るまでに解くから大丈夫さ。」
哀 「すごい自信ね・・・。」
その後10分間誰もしゃべることはなかった・・・。ただ、博士はしゃべりたくてうずうず
していたが・・・。場の雰囲気を読み取り、しゃべることを我慢していた・・・。
最初にしゃべったのは光彦だった・・・
光彦 「難しいですね・・・。コナン君、何かわかりましたか?」
コナン 「いや、まだだ・・・。でも何かがひっかかっててわかりそうなんだ・・・。」
歩美 「コナン君なら解けるよ。だって私たちが解くのに1時間くらいかかった暗号をあんなに早く、
表のことに気づいて解いたんだから。」
コナンは歩美の言葉を聞いて・・・
コナン 「表・・・。隠されている・・・。何かがひっかかる・・・。表・・・。隠されている・・・。
あっ、ひょっとして・・・。」
コナンは何かひらめいたようだった。
光彦 「何かひらめいたんですか?コナン君。」
コナン 「あぁ。歩美ちゃんの言葉でな。」
と言うと、紙に何かを書いて哀と博士の所へ近寄っていった。
コナン 「こういうことだろ?灰原。」
とその紙を哀に見せた。その顔は自信で満ちていた。
哀 「正解よ。そんな顔してるのに合ってないわけがないわ。」
博士 「そうじゃの・・・。」
すると光彦が・・・
光彦 「コナン君、答えがわかったんならヒントくださいよ。」
コナン 「そうだなぁ〜。“表”と“浮き上がる”だな。」
元太 「表?浮き上がる?表って暗号を解くのに使ったヤツか?あんなの見たって
何も浮きあがらねーと思うぞ。」
歩美 「どうやったら浮きあがるのかを考えるんでしょ。」
哀 「そうよ・・・小嶋君。」
歩美 「光彦君、コナン君のヒントの意味わかった?」
光彦からの返事はない・・・
元太 「おい、光彦?」
歩美 「光彦君、さっきのコナン君のヒントで考えてるのよ。だまっててあげよう。
私たちも考えようよ。」
元太 「そうだな。」
光彦はコナンのヒントを元に考えていた・・・
「“表”に“浮き上がる”か・・・。じゃあ、表に何かが浮かび上がるってことでしょうか・・・。
でもこの表を見ても何も浮かび上がりません・・・。見るだけではいけないみたいですね・・・。
何か”カギ”になるものがあるはず・・・。でも“カギ”になるものといえば、他にはあの紙だけ・・・。
あれには脅迫文といのししAなどの暗号を解く手がかりが書いてあった・・・。」
光彦はなんとなく表の“いのしし”と“A”が交わる「か」のところに○をつけてみた。
次の瞬間・・・
光彦 「あ〜っ!!」、
光彦は叫んだ。このカラクリがわかったようだ。
歩美 「わかったの?光彦君。」
元太 「たぶんこの考えで合ってると思います。2人とも手伝ってください。」
元太 「おぅ。」
歩美 「うん。」
3人は小声で作業を始めた。
光彦 「今からこの表の僕が言う場所のところを塗りつぶしてください。いきますよ・・・。
いのししA、ひつじA、ねずみC、とりB、うさぎA、うさぎD、うしA、ひつじC、うさぎB、
いのししC、うさぎD、うまB、ねずみA、とらB、たつD、さるB、うさぎC、とりC、ひつじB、
いのししD、ひつじD、うしD、たつB、さるD。これで終わりです。」
元太と歩美の2人は光彦の言ったとおりの所を塗りつぶした。
元太 「塗ったけど、これで浮き出るんだ?」
光彦はその塗りつぶされた紙を見た。
光彦 「ちゃんと浮き出てますよ。」
歩美 「あ〜っ、“ハカセ”って浮き出てる。」
その紙を横から見ていた歩美が言った。
光彦 「元の向きで見るとアルファベットの“i”が浮き出てます。」
元太 「すげーな。俺たち。」
歩美 「元太君が解いたんじゃないでしょ。?光彦君の言ったとおりにしただけじゃない。
暗号はみんなで考えたけど・・・。」
光彦 「じゃあ、これを灰原さんに見せましょう。」
3人は哀と博士の名の浮き出た紙を哀たちに見せた。
光彦 「これでどうです?灰原さん。」
● あ の ぼ ● わ け ふ ● せ ● ●
お ご ● ● ● ● で ● ● ● ろ ぬ
● ぱ ● ゃ ● ら え な ● び も ●
● そ ざ ● ● と た ● ● へ ● を
(哀はiで左端に、博士は顔を右に90°まげるとハカセが浮き出ています。)
哀 「正解よ。江戸川君のヒントがあったとはいえ、やるじゃない。」
光彦 「これが解けていたら僕のあの推理はいらなかったんですね・・・。」
哀 「でも円谷君の推理でも私たちにはたどりつかないことはないわよ。」
光彦 「じゃあ残るはコナン君の暗号ですね。」
哀 「じゃあ私も一緒に考えようかしら。?」
コナン 「灰原、わかったら3人にヒントやってもいいぞ。さっきオレもそうだったからな。」
4人はコナンの暗号を考え始めた。
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