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青色吐息 作者:かいとーこ
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12話 恋する乙女2


 ハーティは勉強が好きだ。
 人間の賢さが好きだ。
 竜は長生きするため、文字というものを滅多に使わない。人間のように寿命が短いからこそ、考えるからこそ、弱いからこそ、文字というものは進化していく。
 人の存在価値はこの賢さと不便を解消していく器用さにある。そうでなければ人は他種族に駆逐されていただろう。
 この国の凄いところは、突出してしまったため、悪魔に観察対象とされている所だ。悪魔達の間に協定のようなものが出来て、悪魔は入ることを許されない。それを許すと壊される可能性があるからだ。
 そこまでさせる価値があるこの国は徳辺だ。その中でもアディスは凄い。
 彼が丁寧に教えてくれるだけで、今まで細かな操作ができなかったのに、今日は小さな炎を九つ維持して、等間隔に並べられている。
「お前もやれば出来るじゃないですか。竜だから不器用で出来ないなんて事はないんですよ。ようは、やれるまでやるか、出来ないと諦めてやらないかです。
 私だっていきなり縫い物をしろと言われたら惨敗ですからね」
 やらないから慣れない。慣れないからやらない。切迫していない、必要がないからやらない。
 それを繰り返しているのは竜も悪魔も同じだ。
「セーラがあの話し方なのは、元々そう発音する地域で育ったからです。同じ育ち方をすれば誰もがああなります。才能よりも環境、慣れが大切なんですよ。お前は魔力が高いんですから、最低限の事が身につけば、他者を圧倒できるでしょう」
 アディスに褒められ、くらくらした。
 竜の姿でなくて、人間の姿だからよけいに嬉しい。
 もしアーネスの姿だったら気を失っていたかも知れない。今は外にいるので、倒れればアディスに借りた服を汚してしまうので何とかこらえた。
「私も、頑張ればロゼ達みたいになれますか」
「あの子達は人間ですから、元々竜には届きません」
「そうでなくて……」
「あの子達のように器用なのは、必要があるからそうなる努力をしただけです。生まれついて器用なのはあるでしょうが、数十年も頑張れば追いつけます。
 努力して、時間を費やせば、誰だって上達します。
 もちろん効率の良いやり方があります。だらしなく繰り返してもなかなか身につきません。
 やり方は私が教えます」
 ハーティは小さく頷いた。
 一人でやるより、教えを乞う方がずっと早い。竜はあまりそういうことをしないから彼女は嬉しかった。竜は始めに食べた知能の高い生物の知識を得ることが出来る。本当は初めだけではないのだが、初めに食べた者の知識が強烈に残る。
 だから教育の必要がないのだ。最低限は持っているから。
「アディス、それやって何の役に立つ?」
「なんでも普通に出来るミラさんには意味は無いでしょうね」
 彼女は天才だ。アディスですら自分では届かないと言い切るほどの天才だ。術の多様さではアディスの方が勝っているが、息を吸うのと同じように使う彼女のやり方は、まさに才能が物を言っている。
「私はアディスの骸骨変装、欲しい」
「同等の術と引き替えならともかく、こんな術の存在を世間に知られるリスクを抱えてまで教えられません。セーラは私から離れないからいいですけど」
「ハーティはいいのか?」
「この子はまあ、身内ですしね。それに部下に教えるのは投資です。もちろん口が軽い者には教えませんが。
 ミラさんは身内でも部下でもないでしょう。
 お友達は別枠です」
 ミラは不服そうだ。
 しかしそれ以上は言わない。慈悲なき殲滅の悪魔でも、頭はいいので言葉による説得は可能らしい。その強さで噂ばかりが誇張されていたのだろう。
「アディス、ちょっといいですか?」
 雨戸を開けて、セーラが外に顔を出す。
「何ですか」
「ユイ君も分からないそうだから教えて欲しいんですけど、手は空いてますか?」
「ええ、ちょうど手が空きました。ハーティ、さっきの調子で繰り返しなさい。増やさず繰り返すんです。数よりも速さと精密さが大切です。ミラさんならあれの数十倍の規模を一瞬で行えます。それが彼女の強さです」
 ミラがこくりと頷く。セーラに凄いんですねと褒められてミラは嬉しそうに笑った。
 繰り返せば上手くなる。不器用なら人一倍の練習を。
 そうすれば、少しはアディスの近くに行く事が出来る。





 隣ですよすよと可愛らしい寝息をたてるセーラの髪を払い、可愛い顔を眺める。朝までだって眺めていられるぐらい可愛いのだが、さすがに時間の無駄である。
 アディスは起こさないようそっと起き上がり、旅行をしている間にドアが付いていた部屋を出る。台所で水を飲み、上着を羽織ると庭へ出た。セーラが買ってきたハーブの苗が植わっているので、以前よりもずいぶんと庭らしくなった。春になったらもっと植えるつもりらしい。
 可愛らしい草木に埋もれる彼女は、きっと可愛らしい。しかしハーブは立派に大きく成長して、きっとセーラは埋もれるだろう。背丈のことを気にする彼女は、ハーブより小さな自分に思い悩む姿が容易に想像できる。今から楽しみでならなかった。
 アディスは伸びをして空を見上げる。
 寒いが、いい天気だ。人の姿だと寒いが、とてもいい天気だ。
「アーネス様、何をされてるんですか?」
 庭の片隅にある丸太を椅子代わりにしていたハーティが立ち上がる。
「そちらこそ何をしているんです」
「練習を……」
 一気に上達して、褒めてもらいたいとでも思っていたのだろう。こういうタイプには多い。
「根を詰めても精度が落ちます。睡眠は大切にしなさい」
「はい。申し訳ありません」
「責めているのではないんですよ。そうやってすぐに気にするのはお前の悪いところです。人の言葉を無視して続けるなら話しは別ですが、忠告に耳を貸すのと、反省するのは別です。怒っているわけでもないのに謝られるのは好きません」
 叱るのと怒るのを区別できないだけならともかく、忠告まで同じにされるのは好かない。
「す、すみません」
「まあいいです」
 謝罪の言葉は使い勝手が広い。口にしたくなるものだ。
「アーネス様は……じゃなくて、アディスはどうしてこんな時間に?」
「眠れないので、練習でもしようかと」
「練習?」
「セーラが人の姿に化けられるようになって欲しいそうです」
「今の姿ではダメなんですか?」
「子供の姿というのがいいのではないですか。セーラも可愛いものが好きですから、その気持ちはよく理解できます」
 膝の上でだっこする予定らしい。素晴らしい予定だ。小さくなるのも悪くない。
「うぅ……難しいと思いますよ。火を吐いたり飛んだりするのは人間が歩くぐらい当たり前の事ですけど」
「大きくなるのとはまた違うんですか?」
「ちょっと違います。魔術でいうと、火を出すのと霧を出すのぐらい違います」
 魔術で火を出すのは単純だ。しかし魔術で霧を出すのは、複数の要素が混じり難しい。もちろんハーティにはまだ無理だ。
「一朝一夕で出来る物だとは思っていませんよ。やり方すら分からないんですから。両親に聞いてもそのうち出来るで終わりですし」
「確かに、そのうち出来るって言うしかないんですよね。大きくなれるなら土台は整っているから、そう遠くはないと思いますが……」
「まあ、セーラより小さいうちに出来れば問題ありません。変身してセーラより大きかったら、しばらく口をきいてもらえないでしょう」
 八つ当たりするタイプではないが、ショックが大きいと自分の殻に引きこもるのだ。
「それって、急がないとあっという間に抜かしてしまうのでは?」
「…………そんなに成長が早いものですか?」
「個人差が大きいですが……セーラだとどうなるか」
 彼女は小さい。ぐずくずしていると、膝の上には乗れないかもしれない。
「まあ、その時はその時でしょう」
 セーラの楽しみが一つ減って、少ししょんぼりするだけだ。
 何にしても可愛い。
「そういえば、せっかく本当の意味で二人きりになれたことですし、いくつか確認したいことがあります」
「はいっ」
 話し合いの相手になれることが嬉しいのだ。純粋な眼差しが、このような場合はとても痛い。
「とても聞きにくいことなのですがいいですか?」
「私に答えられることでしたら、何なりとっ」
 全力で好かれるのは分かっている。そんな相手、しかもまだ少女に聞くことではないと分かっているが、他に聞く相手もいない。
 ため息をつく。
「私は竜という物をほとんど知りません。両親に聞ける事にも限度があります」
「……竜と人間の夫婦とかそういうのは……珍しいですがいたそうです。人間にも、伝説みたいのであるんですよね」
 おとぎ話だ。竜と人のお姫様の子供の話。
 そういう事を聞きたかったのではないが、それも聞きたかったことの一つではある。
「竜と人間の子が魔王を倒したとかいうあれが一番有名ですが」
「半分ぐらいは本当です」
 半分。大袈裟にされているだけで、肝心の部分は本当のようだ。
「ただの悪魔を倒したというところですか」
「そう聞いています。老衰で亡くなった村のおじいちゃんが言ってました。当時、子供だったそうです」
 竜が老衰するほど昔の話。千年は前の事だろう。アディスは竜が千年以上生きることは知っていても、上限がどこまでかは知らない。これは聞きやすいので、経験の多いラゼスに聞いた方がいい。
「その竜人はどうなったんですか?」
「神子に捕まえられて、意外と早くに亡くなったそうです。
 竜の間では、そういった人間に捕まった話を子供に聞かせて、自分がどれだけ強くても、人間を侮るなって教えています。昔のことだから誇張もあるだろうけど、そういう竜と人の子がいたのは本当だと思います」
 アディスはため息をついた。
 傷ついたような顔をして、我慢して話されるのも気分が悪い。
 彼女はアディスの子供好きを知っているから、将来は子供ぐらい欲しがると思い込んで話したのだろう。
 セーラの事を気にしているのに、極力普通にしようとしている。セーラもそれに気付いているから、二人きりにしようなどとしている時もある。
 彼女からすれば、年下に見える女の子が痛々しい事をしているから、可能な分は手を出してやりたいと思っただけだ。
 セーラがしている事はアディスが傷つくのだが、本人に他意がないのだ。ハーティを傷つけるような事を市内という信頼があるからこそ、遊んでいなさいという親心的な物である。
「まあ、そんなことはどうでもいいんですが」
「どうでもいいんですか!?」
 ハーティは目を丸くする。自分の子供が欲しかったら、とっくに作っている。
「私はまだ若いですから、子供を作る気はありません。それに自分の子だろうが、他人の子だろうが、可愛ければいいんですよ、可愛ければ。でなかったら、もうとっくに私は子持ちですよ」
「そういえば、アディスも未婚でしたね」
 子供は可愛い。だが、自分で作る必要はない。結婚して女に縛られるなど冗談ではないと思っていた。セーラは特別だ。彼女は大人でも可愛いから。
「私の母のネルフィアなんて、子供が欲しくて父を襲った方です。作ろうと思えば身体さえ出来てればいいんですよ」
「え……あの人ラゼスさんにそんな事っ」
「そういえば、ラゼスにも憧れているようでしたね」
 彼女はラゼスに子供が出来たと聞いて、少しがっかりしていたのだ。
「…………まあ、その……普通に格好いいですから、年頃の女の子はだいたい……」
「彼はそんなにいい男ですか? まあ、人の姿は満足できるものですが」
「あんな感じです。竜にはああいう知的な男性があまりいませんから。
 てっきり、自分にはない物を持っているネルフィアさんを好きになったのかと……」
「うちの父は手順は逆になってますが、母のことはそれなりに好きなようですよ。何だかんだと、私が生まれる前から一緒にいますし。母の言葉と常識が足りないだけです」
 遅かれ速かれ、ああなっていた可能性が高い。ラゼスはネルフィアに怯えながらも、今も一緒にいるのだ。まさしく典型的な幼馴染みである。
「ハーティには親しい竜はいなかったんですか?」
「いなくもないですが、私は人間の街の方が好きですから」
 人間の中にも、たまに虫や動物が好きすぎて、人としてのまっとうな生活を放棄している学者もいる。あの手のタイプなのだ。
 好かれているのは、悪くはない。虫と違って、話し合える。愛し合う者もいる。
「お前に執着する相手がいないのなら問題ありません。
 好きなだけ私に執着していなさい」
 彼女の頬に触れる。セーラほど小さくはないが、彼女も小柄なタイプだ。
「……ご迷惑じゃ」
「独占欲の強いストーカータイプは迷惑ですが、賢いお前は違うでしょう」
「はい」
「前にも言いましたね。いい子にしていたら、悪くはしません」
「はい」
 セーラにするように頭を撫でる。セーラの細くてまっすぐな髪と違い、硬くて癖のある髪だ。
「ところで、聞きたかった肝心のことを聞いてもいいですか?」
「はいっ」
 これが男の子だったら、もっと参考になったのだが、女の子だと思うと今でも少し悩むが、聞かねばならないと覚悟を決めた。
「竜って、どれぐらいで大人……少年になるものですか?」
「えと……」
「つまり、子供が出来るかどうかよりも、まず子供を作れる身体になるまでが問題なんですよ」
「…………ああ。そっか」
 彼女はようやくそれを思い出したようだ。
 人間の女の子のように、はっきりとここからですよという合図がないため、本当に見当も付かない。
 人間だったら歳が二桁に達するほどからだが、竜の生態など知るはずがない。そして親にはさすがに聞けない。
「けっこう真剣な疑問なんですよ」
「そ、そうですよねっ! あはっ、あはははっ」
 子供は出来ると真剣に語った直後のくせに、思わぬ質問に赤くなるハーティ。頭を撫でると次第に落ち着き、ちらちらとアディスを仰ぎ見る。
「ご、ごめんなさい。私、男の子のことはよく……」
「そうですか。そうでしょうね。人間みたいに学問として考えられているわけでもないし、仕方がないか」
 ハーティはぎゅっと目をつぶる。この覚悟をするような仕草は、始めは可愛いと思ったが、いつまでも持つ続くとやるせない。
「でも、竜って本当に個人差が大きいんです。例えばアディスが今、人化できるとして、その時の姿が年齢通りの赤ちゃんになるわけでもないんです。竜は子供時代と老人の時代が短くて、人間のように見た目で分かりやすい歳の取り方はしません」
「そうですか……」
 ますます理解できない生物である。捕獲が可能だったら、人間の手でもっと調べられていただろうが。
「お役に立てず、申し訳ありません」
「そういうのをやめなさい。私にだって分からないから聞いているんです。お前が知らなくても責めはしません。ハーティは一応、家族枠なんですよ。親戚ですし。
 箱庭にも、親戚だったと説明します」
「ええっ!?」
 意外だったらしく、彼女は再び混乱する。あわあわと言葉にならない音を発し、言葉にならない主張を繰り返す。
「落ち着きなさい。何を言っているのか分かりません」
「は、はいっ」
「これから、この姿はアディス、黒髪の方はアーネスと呼び分けるんです。出来ますか?」
「はい」
「よくできたらご褒美を上げますよ。何か欲しいものはありますか?」
「いえ、そんな。術を見てくださるだけで十分すぎるほどです」
 セーラの不必要な物いらない病と違い、彼女のは遠慮だろう。可愛い物だ。セーラなど、買わせてくれと言っても、値札を見ていらないというのだ。最近、貨幣価値を理解してきたせいでよけいにその傾向が強い。元の世界で虐げられて、骨の髄まで貧乏性が染みついてしまっているのだ。
「お前は可愛いですね」
「ええっ!?」
 焦る姿も可愛い。
 逃げ腰になる彼女を抱き寄せて頬に触れる。セーラだとこうしよう思うとつい抱き上げてしまう。小さいと可愛いが、それが欠点だろう。
「お前も可愛いですよ」
「ほ、本当に?」
「ええ、本当です。お前はとても可愛い。竜の姿もとても可愛いですよ」
 常に人の姿を保つ彼女の為の言葉でもある。
 少しでも嫌われたくないとでも思っているのだろう。人の姿の方が好きだが、ずっとそのままでは大人のラゼス達ですからストレスがたまるらしい。まだ発展途上の彼女に、無理をしなくていいところで無理をさせる必要はない。
「私は可愛い物は人でなくても好きですからね」
「あ……あの」
「お前はもう少し力を抜きなさい。せっかく可愛いんだから、普通にしていればいいんです」
「はい……」
 頬をまっ赤に染める女の子は本当に可愛い。
 そう思うながらアディスは彼女腰に手を回した瞬間、側頭部にごすりと何かがぶつかった。
「おい、そこの変態」
 窓から顔を出す、寝ぼけ眼のセーラが、手を伸ばしていた。アディスの足下には、セーラがミラにもらった杖。
 短い距離とはいえ、よくこんなものが上手く当たったものだ。
「純粋な女の子に何悪さしてるんですか。怒りますよ」
「悪さなんて。
 ただ、ちょっとお話を」
「アディスのお話は、抱きしめるんですか? あれが普通ですか? 誰に出もするんですか? ぜひミラさんにもしてみて下さい」
「もう、寝ぼけてますね。早く寝ないと朝に起きられませんよ」
「寝ぼけてないですっ」
 絶対に寝ぼけている。
 セーラは寝ぼけると少し凶悪だ。予定の時間に起きる場合はしゃきっとしているのだが、それ以外に起こすと少し恐い。
 近づき、さらさらの髪を手で梳く。
「暗いから一人では寂しいんですね。今戻りますよ。ハーティもいっしょに寝ましょうか。三人なら寂しくないでしょう」
「……うん」
 セーラは虚ろな目をしてアディスの手に身を委ねる。寝ぼけている時は、少し凶悪化するが、少し素直で可愛い。
「お休み、セーラ」
 頬をキスをすると、彼女はベッドに戻る。
 すぐにいつもの寝息を立てて、可愛く眠り始める。
「あの……大丈夫ですか?」
「いつものことですよ。セーラは普段は大人しい子ですが、突然起こす時は気をつけてくださいね。まあ、私限定の態度だと思いますけど」
 起こされた時の状況やら色々要素はあるのだろうが、アディスに対してはかなりの確率で殴っている。それもまた可愛い。もちろんあの態度はセーラだからこそ許されるのだ。
「お前のおかげで、セーラから珍しい反応が出ました。気分がいいです」
 寝ぼけていてとはいえ、嫉妬らしき反応が見えた。嫉妬深い女は本来嫌いなのだが、こういうのはとても可愛い。
 可愛い子が、可愛い反応を見せてくれるだけで、今のアディスは満足なのだ。それをセーラもハーティも、おそらく理解していない。
+注意+
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