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御徒町フィーバー2ndStation
作:工場長



プロローグ


 大学に入学してからもうすぐ一年が経とうとしている。この一年は私にとって大きな変化があった年だったなぁ……。
 
「親友」と呼べる人に出会えた。
何ヶ月もかけて一つの作品について私の考えを文章にまとめて人前で発表した。
 ボクシングの試合を生で観戦した。

 まあいろいろあったけど一番すごい出来事は自分の名前にポジティブになれたことよ。十八年と半年この名前がすごく嫌いだったけど……。やっとね、人並み程度に自分の名前に向き合えるようになりましたよ。

 えっ、私の名前は何だって? それはね……。
あっ、ちょうどいいや。私が言いたいところだけど、ホームに緑色のラインが入った電車が入ってきたので、ここの駅員さんに言ってもらいましょうか。

「次はー、御徒町ー御徒町。都営大江戸線はお乗換えです」

 駅員さん、どうもありがとう。

 これが私の名前です。












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