GW真っ只中。
始まりは親友からの電話だった。
『 藍〜〜あのさぁ、今日ア●メイトいこうって言ってたじゃん ? 友達も一緒でいいかな。二人いるんだけど 』
『 ならカラオケとかの方がいいだろ 』
『 うん。おーけー。藍も誰か呼びなよ。カラオケは人数多いほうが楽しいし 』
『 解った。ちょっと待って。一分。
――――――――― こっちは一人確保 』
『 早かったね。誰 ? 男 ? 女 ? サアどっち 』
『 男。従兄弟の兄ちゃん。オカンの姉さんの息子 』
『 ふぁいなるあんさぁ!? オカンのってことは、もしかしたりで外人さん ? 』
『 フランスとイギリスのハーフだよ 』
『 おぉぉ・・・・・ 』
『 【 高らか 】(カラオケ屋)に一時でいいか ? 』
『 いえっさー 』
その日、僕は数少ない友人とばったり会った。
「 あれ? 古嶋くん? 」
「 あぁ。――さん 」
「 梓でいいよ。ひっさいぶり。中学以来? 」
「 うん。――梓ちゃんは元気? 」
「 うふっふ〜元気元気。どこ行くの? 」
「 妹と出かけようかと 」
「 妹いたっけ 」
「 いたんだよ。双子の妹が 」
「 仲いいのねー」
「 まぁ。梓ちゃんは? 」
「 うん。ちょっと友達と。あ、よかったら一緒に行く? 妹さんも一緒に 」
「 うーん・・・・・・たぶん大丈夫 」
「 兄ちゃん、カラオケ行く?俺の友達もだけど 」
「 行く 」
「 わかった。―――――こっちは一人確保 」
確保って。僕は脱走したウサギか。
『 いいよ。全部で五人? 』
『 うんそう。ランも入れて五人。友達と、その友達と僕達 』
『 今部活おわったからすぐ行く。えっと、●●百貨店の近くの【高らか】 』
『 そう。待ってるから 』
『 じゃ 』
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