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夢見る鹿島の星間戦争 作者:茅野可南子

十章、軍令部の亡霊

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10-(4) 六川と星守

 天儀の去った第二資料整理室には嵐の後のような静けさ。

「すごい人だった」
 六川公平がいうと、
「突然あらわれて嵐のような人でしたね」
 と星守あかりが応じた。

「それにしても、なんでまた私たちが買われたんでしょうか……最高軍司令部(コジョレ)との調整役なら、天儀司令は私たち以外にもできる優秀な人材を知っていると思います」

「ああ、そんなことかい」

 え? という顔の星守。

 星守も推理力には自信があるが、六川のそれにはとてもおよばない。星守はことあるごとに、
 ――そんなこと簡単にわかっている。
 という六川の態度には驚かされる。

「いってたじゃないか。あの秘書官さんが」

 星守は考え込んだが、
 ――記憶にない。
 と表情は苦い。

 星守の脳内で再生されたのは、
『天儀司令はお二人の総合調整の能力、最高のセコンドと非常に高く買っています』
 という鹿島の声。だが、これではないだろう。と星守は思う。

 六川がそんな鹿島を見て、
「〝先の戦争でグランダ軍の行動を事前に読み切った〟これだろうね」
 といった。

 とたんに星守には苦い顔。

「読み切ったって、それは誇張では? グランダ軍の意図をさっしたときには手遅れの連続でしたけど」

「ま、それでも天儀司令はゾッとしたんだろう。天儀司令から見たら僕たちの予想の積み重ねと、グランダ軍の行動は紙一重だった。僕たちが少しでも気づくのが早ければ、一巻の終わりだった。そんなところだろう」

「え、それってすごく悔しいんですけど?」

「ああ、悔しいね。今回はそんな思いはしたくない」

 六川が立ちあがると星守も続いた。
 第二資料整理室から特戦隊へ配属の手続きがあった。
 手続きの場所は最高軍司令部(コジョレ)の本部。

「これで門前払いだったら笑っちゃいますけど」
 星守は冗談を口にしつつ第二資料整理室をでた。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 雲海をつくほどの巨大な円錐形えんすいけいの建物。
 その巨大な尖塔せんとうの外壁は鏡面のような仕上げで、外壁には空の青さと流れる雲が写り込んでいる。

 これが最高軍司令部(コジョレ)が置かれるビルだ。

 軍令部の亡霊とまでいわれた2人は最高軍司令部(コジョレ)で受付をすんなり通され、そのまま廊下を進み人事局へ。

 星守は最高軍司令部(コジョレ)の本部内を進みながら、
 ――あ、私たち生き返ったんだ。
 と感想を持った。

 仮にあのまま第二資料整理室の管理官のままなら死人のようなあつかい。本部内には通されなかったろう。

 人事局――。
 という看板の下には受付の窓口。

 六川と星守の2人は係りの者へ手続きをお願いし、そのまま廊下の長椅子へ腰掛けた。

 星守は腰を落ち着けてからしばらくもしない内に、
「なんか不思議ですね――」
 と開口した。

 六川は平気なようだが星守にとって沈黙は気まずいものだ。
 六川は人当たりが悪いというわけではないが無駄口は叩かない。この状況で六川から話題が振られることはまずない。というのを星守はよく知っている。

 星守が気まずいと感じた沈黙を終わらすには、自ら口を開くしかないのだ。

「流れで憎き敵だった男に手を貸すことになっちゃいましたけど、六川さんは納得されたんですか?」

 六川は、
 ――ああ、星守くんはまだ納得していない部分があるのか。
 と思った。

 六川が星守の口からでた言葉の意味を考えれば、
「私まだちょっと不満なんですけど。え、理由?なんとなくですよ。六川さんもこの気持ちわかりませんか」
 こういうことでしかない。

 つまりこの場合、
 ――はっきりと僕の意見をつたえるのが最適解。
 と六川は判断。

「僕は面白いと思ったね。まったくあんな生き物がいるだなんて驚きだった。だから僕はむしろ特戦隊に参加することは歓迎かな。いままで天儀司令のような人間に出会ったことがない。きっととても面白い」

 これに星守がうへっという目。

「それって研究的な対象って意味のやつですよね?」

 六川が少し笑った。肯定だった。

 六川さんは相変わらずです。天儀司令をモルモットといえば言い過ぎですけど、被検体のような視点で見てるんですから。星守が内心引いていた。

「私たちが頑張れば正宗さんの待遇も良くなるのでしょうか」

「それだ。僕もそれは考えた。天儀司令は僕ら2人が正宗さんを尊敬しているということには完全に気づいていた。てっきり僕は、お前たちが頑張れば正宗のことは善処するといわれるかと思ったよ」

「そういえばそうですね。何の条件もなしに〝ただ手伝え〟これで私たちが真面目に働くと思っているのでしょうかあの人は」

 軽口だったが――。
「僕にはプライドがある。星守くんも同様なのではないのかい?」
 六川の応じは謹厳きんげんだった。

 星守は、
 ――うへ、冗談に本気で返しますか。
 と居心地悪い。

「ま、そうですが」
 そう応じる星守は渋々という感じだ。

「それに敗者である僕らの能力を純粋に評価してくれた」

「それは――、まあそうですね。でもあの人、指揮官としてはどうなでしょうか?」

「指揮官としての資質の一つに真面目さというのがあるね。真面目で公正な上司でないと士気は下がる。天儀司令はその点は満たしているように僕は思う」

「そうですか? 戦争中は、こんな性格の悪い人はいないと思いましたけど」

 六川が少し笑って不満げな星守に応じる。

「話を戻せば正宗さんの処遇について口にしなかったことでは僕にとっては好印象だよ」

「なぜです。見返りがあったほうがやる気出ません?」

「場合によるさ。今回の場合、正宗の待遇を改善するといわれれば、テロリストが人質をとって身代金を要求するのと変わらないと僕は思う」

 星守は苦笑い、
 ――六川さんって何事にも興味なさげなのに、意外に実直で熱い男なんですよね。
 などと思い。六川らしい倫理観からくる動機づけだなと感じた。

「純粋に能力を買われて、手伝ってくれと頭を下げられた。このほうがよほど清々しい。彼には誠実さがあると僕は見た」

 ――ええ!?
 と驚く星守。

 星守からすれば、誠実ってあの男から最も程遠い要素に思えますが……。というものだが、上司の六川は慧眼けいがんを持つ。その洞察力は星守のそれを軽く超越する。六川の天儀分析は外れてはいないだろう。

 星守は仕方ないので、
「あはは」
 と、肯定も否定もしないという感じで笑って応じた。

 肯定は悔しいし、否定は自身の知能の低さを露見するだけだ。硬い笑いはどちらも選ばないという妥協の結果だ。

 話題が終わってしまい。ふたたび2人の間に沈黙。

 星守はさり気なく携帯端末の画面で時間を確認。
 ――まだ5分もたってない。
 手続きが終わるほどの時間は経過していない。となるとあと10分以上は沈黙することになる。それは、やはり星守にとっては気まずい。

「六川さんって軍令部は中途採用ですよね?」
 また星守が沈黙を破って質問。

「僕は正宗さんに誘われたからね」

「元警察官でしたっけ」

「だね。でも元々は臨床心理学が専門で、大学で院生をしていたのを警察庁からスカウトをうけたんだ。異例だそうだよ。スカウトって。きっかけは犯罪心理について論文を書いたのが目に止まったということでね。なぜかそれが最終的には交渉人ネゴシエイターになっていた」

 六川が人生とはわからないものだというように軍人になる前の経歴を語った。
 さらに六川が続ける。

「この交渉人の能力を正宗さんに買われ、軍令部で調停官で採用。当時の星間連合軍は組織改革中。参謀本部、電子戦司令部フィフス・フォース、各艦隊の司令官はそれぞれの意志を持ってバラバラ。僕は組織改革をすすめるうえで、アンチ正宗派との交渉を期待されわけです」

「改革は反発を生みますからね。それに星間連合軍の諸軍は既得権益に固執してましたし」

 当時の天童正宗は、歴代の司令長官と同じく軍の組織改革に取り組もうとしていた。当然それは軍内で少なくない反発を受けていた。

「正宗さんは内部対立を深刻化させないため、かつ改革をスムーズに進めるために、僕を警察から引き抜いたみたいですが――」
 とって六川が星守を見た。

「どーもすみません。私が不正を許せず逮捕しまくり。むちゃしたから、グッチャグッチャです」

「いや、いいんだ。軍は腐敗しすぎだった。鉄槌てっついも必用さ」

 なお星守は天童正宗が司令長官に就任した年に新卒で軍令部入り。2人は軍令部の同期でもある。

「当時の軍令部は全軍の意思の統一機関という役割を果たしきれていなかった。有事になれば各機関、組織がばらばらに戦争を開始しかねなかったのが当時の星間連合軍」

「まあ、そこまで無茶苦茶にならないでしょうか。その可能性はゼロではない状況でした」
 星守が1人クスクスと笑った。当時の状況を思いだしたのだ。

 堂々と参謀本部内を進む六川のうしろを、慣れない化粧でおっかなびっくり続く新卒で採用された星守。当時の星守は、まさか直属の上司が自分と同じ軍令部一年目などと夢にも思わなかった。

「最初の電子戦司令部フィフス・フォースの交渉。あれは衝撃的でしたよ」

「そうなのかい?」

「ええ、もっと利害を説いて説得するのかと思ってましたから」

「ああ、なるほど」

 六川が納得がいったという感じ少し笑った。

「使命感があり頭のいい人ほど、損得を説けば離心する。軍官僚というんだろうか、軍のキャリアのようなかたが相手の場合は心情をさっして、最大限面子を立てて、だめなら共に倒れようと説得するというのが僕の手だね。これが正しいかは知らないが」

「最後は、お互い泣きながら握手してましたね」
 星守が苦笑していうと六川は照れくさそうに、
「あれはうまくいきました。あれは最高だった」
 と、まぶしそうな表情でいったのだった。六川も当時を思いだしたのだろう。

 星守も当時の状況に思いを馳せた。
 ――軍令部への一極集中化。
 これが当時の私たち軍令部が目指していた組織改革です。

 当然これは軍内の強い反発を招きました。特に参謀本部と電子戦司令部フィフス・フォースはその中核。そして各艦隊の司令官からも不満の声。
 艦隊司令官はすげ替えればよかったんですけど、参謀本部と電子戦司令部フィフス・フォースはそうは行きません。
 その反対勢力の一角である電子戦司令部フィフス・フォースを切り崩したのが六川さんなんですよ。

 話は一段落。ふたたび沈黙がおとずれるかと思われたが、
「星守さんはどうして軍令部へ」
 めずらしく六川から切り返すように話題がでた。

「私は――」
 と、いって星守が言葉を切った。

 星守は長椅子に両手をつき少し足浮かせると、地面から離れた足を前後にぷらぷらとゆらす。
 六川はいいよどんでしまった星守へ言葉を続けた。

「職業適性判定で軍令部の適正がSだそうですね」

「はいそうですね。そもそも軍令部の適正を認められたのは、私の出身惑星ソーラスでは初めて。『軍令部:適性評価S』これって、ちょっとしたニュースにもなったんですよ」

『軍令部適正Sの寵児ちょうじがついに出現』
 という見出しがソーラス経済新聞の見出しに小さくではあるが載ったぐらい。各省庁はもちろんだが、軍令部は新卒の就職先としては花形の一つだった。給料も福利厚生もいい。

 けれどそれだけに、
 ――私って浮かれてたのかな。
 と星守は思う。

「私、当時は星間戦争のまっただなかでしたから、戦争終わらすことに貢献できると思ったんです。それに正宗さんの下で働くというのは憧れました。これが私が軍令部へ飛び込んじゃった理由ですね」

 だけど星間戦争は敗北した。自分の進路の選択は正しかったのか。別の道があったのではないか。星守の心をそんな思いが支配する。

「軍令部始まっていらい初めて新卒を取ったそうですね」

「士官学校を出てないという意味で、そうですね。私ありふれた理系の出身ですから」
 星守が少し自信なげに応じた。

 軍内組織でも軍令部は特殊で、司令長官が好きなように人材を集めることが可能。そう軍令部に限っていえば軍キャリアは必須ではない。

 しかし軍隊は超専門的知識を必要とする。軍令部の基幹職員は当たり前だが士官学校出身者ばかり。つまり通常軍令部で〝新卒〟といえば士官学校卒業生を指す。

「私は軍令部に向いていたんでしょうか。他の職業への評価もSかAばかり。悪いものではありませんでした。でも軍令部Sって見たらもうそれ意外見えなくて……」

 星守は自分は選択を誤ったのではないかという胸の内を吐露した。

「私の軍令副長という立場は、間違いなく戦争の勝敗に影響を与えたはずです。そして戦争は敗北した。つまり失敗した。失敗したということは、私って実は軍令部に向いていなかったのではないのかって時々思うんです」

 六川は伏し目がちにいう星守へ、
「向いていないはずがない」
 こともなげに断言した。

「そうでしょうか……」

 星守が、気休めの慰めはちょっといらないかな。という感じで応じた。
 六川があまりにあっさり断言したので軽薄な励ましに聞こえたのだ。

 だが六川は。
「今日の星守くんはどうも散漫だね」

「え?」

「覚えてないのかい。第二資料整理室で天儀司令がいったことを」

「ああ!」
 と、星守が思いだいした。

『俺が真っ先にミアンに降り立って真っ先にしたことを教えてやる。軍令部の解体だ。会戦直後に押収したデータから軍令部の仕事を知って優秀過ぎて恐怖した。その軍令部の部長と副長がこんなところでくすぶっているとは承服しかねる事態だな』

 星守はもともと悪感情をいだく天儀の態度があまりに傲岸だったので、
 ――なんて嫌なヤツ!
 と思っただけだった。

 つまり星守の耳には、
 ――俺が真っ先にしたのは軍令部の解体だ。
 という音だけ残り、そのあとに続いた、
 ――優秀過ぎて恐怖した。
 という言葉は修辞にすら聞こえなかったというわけだ。

 だが対して六川は常に沈着。天儀の傲岸ごうがんな態度と言葉は、自分たちへの強烈な高評価と受け取った。

「そう、あの正宗さんを倒した人を恐れさせたんですから向いていないはずがない。天儀司令は正宗さんを優秀だと認めているが、僕たちのほうが怖いといっている」

「それって、私たちが正宗さんより優れた部分があるってことですよね」

 六川がうなづいて応じた。

「そう考えると悪くないですね。そっか正宗さんを倒した人に怖がられている。悪い気はしません」

 星守がそう明るくいうと、人事局の窓口から呼びだし。配属手続きの作業が完了したのだ。

 2人はだされ書類にサインと捺印、各種書類を受け取って――、
「これで陸奥特務戦隊の隊員か」
 六川が新しい身分証明を手に小気味よさげにいった。星守も笑ってうなづいた。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 明るくて広くて、観葉植物が置いてあって、空調もあって、リラクゼーションBGMまでかかっていて、衝立ついたてで仕切られているだけとはいえ休憩室まであって――。
 これが人事局をあとにした六川と星守が与えられた部屋。

「これ情報管理用の最新サーバーじゃないですか。すごい!」

 星守が感激いっぱいの顔で、黒くて一抱えほどもある箱をペチペチと叩いていうと、六川も部屋を見わたしながら満足げ。

「通信設備も充実してるね。通信科へ出向いてお願いしなくても、この部屋で陸奥改と直接通信できるというわけか。これは高待遇だ」

 星守がデスクには星型の可愛い照明と、レースで囲ったペン立て。入れるパソコンは使いもしないいけど最新のビデオカードが入ったやつで――、などとウキウキ気分。
 その横で六川は携帯端末を取りだし誰かと連絡を開始。

 星守は携帯端末に文字を打ち込む六川に気づき、
「彼女さんですか。親戚の娘なんですよね」
 と笑顔で問いかけた。

「ええ、でも親戚といっても他人のようなものですよ。姉のフィアンセの従兄いとこの娘ですから。冠婚葬祭かんこんそうさいで会うかすら怪しい」

「軍令部時代にお弁当とどけにきてくれたですよね。可愛い娘でしたね。六川さんも隅に置けませんね」

 星守が六川をいじるようにいったが、
「可愛いというより、変わってますね。僕に興味を持つのは変わっている」
 六川は淡々というだけ。

 星守は、のろけのほうがマシかも。と思いつつ、
 ――アハハ。
 と笑うしかない。

 星守から見て、六川は気恥ずかしさを隠すためにあえて淡々といっているようには見えない。

 六川が星守へ視線を向けると、星守は努めて明るく、
「私は我らが新しい上司様に、軍令部がどれだけ優秀だったかわからせてやろうと思います」
 と、やる気を体貌にみなぎらせた。

「なるほど、では手伝うよ」

「いまから彼女さんと会うんじゃないんですか?」

「帰りに牛乳を買ってくるようにいわれただけだよ。それに終業にはまだ早すぎだね」

「では最高軍司令部(コジョレ)から戦力をぶんどりますか」

「いやはや、あいかわらず過激だ」

「だいじょうぶ。軍令部時代の反省は生かします。穏便にやりますよ」

「くれぐれもたのむよ。特戦隊が解散されたらまた居場所がないでは困るからね」
 六川が苦笑しつついった。
*後書き
『天童正宗の軍制改革』(*話中では組織改革)
 多惑星間時代ラージリンクプラネットに軍内でイニシアチブを握るのは軍事ドクトリンの計画・作成を担う機関である。

 星間連合軍では参謀本部と電子戦司令部フィフス・フォースが軍事ドクトリンの作成を担っており、全軍の長である司令長官はこの二つの組織が作った国防計画(もしくは戦争計画)を実行する立場でしかなかったのだ。

 司令長官となった天童正宗が主導して行なった軍令部一極集中化の改革はこれを犯した。
 天童正宗は軍事ドクトリンの作成を司令官直下の組織である軍令部へ移すことで、作られるドクトリンに司令長官である自分の意思が強く反映されることを目指したのだ。

 船頭多くして船山に登る。当時の星間連合軍のドクトリンは、諸軍の妥協の産物でしかなかった。

 星間連合軍は悪しき伝統を引きずり、
「サイド(派閥)間の利益を優先し、真に全体の利益が追求されていない」
 というのが天童正宗の意見だった。

 だが当然黙っていないのはそれまでドクトリン作成を担っていた参謀本部と電子戦司令部フィフス・フォース。星間連合軍は主導権争いへと突入したのだった。
+注意+
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