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哀は見た!
作:たこ焼き


皆さんこんにちは。
灰原哀よ。
皆さんは今までにおかしな現場や不可思議な現場を目撃した事があるんじゃないかしら?
人間生きてれば誰だって一回くらいはそういう現場に遭遇するものよ。
私もこの前そういう現場をいくつか見たのよ。
今回はその事について話すわね。



哀は見た!



私この前見ちゃったのよ。


インターネットカフェに白馬探君がいたのよ。
最初はただインターネットで調べ物でもしてるんでしょうと思ったわ。
でも実際に彼に聞いてみたら…。


「こんな所で何か調べ物かしら?」


「いえいえ。実はあるサイトの掲示板に興味を持ってね。僕もそこに書き込んでみたんですよ。」


彼が書き込んだ掲示板は【友達募集掲示板】だったのよ。
そういえば彼…友達いないんだったわね…。
可哀想…遂に彼…Aボーイに成り下がってしまったのね…。


「そんなに見たいのなら特別に見せてあげますよ。僕が書き込んだ内容を。」


別に見たいなんて言ってないけどとりあえず見せてもらったわ。
彼が掲示板に書き込んだ内容は…、


Name:白い馬を探す男


麗しき皆さん初めまして。
日本とイギリス…いや…世界のハンサムプリンス探偵…白い馬を探す男です。
皆さんのような庶民であり、この僕よりも見た目や頭脳が劣っている人達と是非お友達になりたくてこの掲示板に書き込みました。
これからも宜しくお願いします。
特に…ビューティフルレディから僕への愛の返信キボンヌ!何時でも待っていますよ。


レス:0件


………この書き込みを見てわかった事があるわ。
彼…インターネットの中でも友達が出来ないのね…。


「どうです?素晴らしい内容だと思いませんか?特にこのハンドルネーム!上出来ですね。」


何処がだよ。


私この前見ちゃったのよ。


米花駅の改札口の機械に何かを叩きつけている小嶋君を。
何をしているのか知らないけどかなり迷惑な存在になっていたから止めてあげたわ。


「ちょっと小嶋君!何やってるのよ?」


「よぉ灰原!」


「よぉじゃないわよ…で?さっきから一体何を叩きつけてるの?…ってそれスイカ?」


小嶋君が持っていたのはフルーツのスイカだったわ。
そんな物をさっきから叩きつけていたの…?


「聞いてくれよ灰原!電車に乗る時切符がなくてもスイカがあれば改札口を通れるって光彦が言ってたんだけどよ!さっきから全然通れねぇんだよ!」


通れるわけないでしょ…。
なんでスイカが切符の代わりになるわけ…?
…ん?ちょっと待って…もしかして…。


「ねぇ小嶋君…円谷君が言ってたのってフルーツのスイカじゃなくてカードのSuicaの事じゃない…?」


「なんだよそのカード?スイカ食べ放題のやつか!?」


………。


私この前見ちゃったのよ。


米花公園のベンチでリカちゃん人形に話し掛けている任三郎君を。
相変わらずキモい事してるのね…。


「ハァ…教えてくれキャラメル・ディアス…何故…何故僕はキャリア組なのに…エリートなのに…美和子さんはこの僕ではなくノンキャリアの高木君が好きなのか…。」


キャラメル・ディアスと勝手に改名されたリカちゃん人形に恋の悩みを打ち明けているのね。
虚しい…。


「一体僕の何処がいけないんだ…!」


そうやってリカちゃん人形に話し掛けている時点で駄目ね。


「あぁ…キャラメル・ディアス…君は何も答えてくれない…。」


当たり前でしょ。
人形なんだから。


「…そうか!君は僕が美和子さんの話をしたから嫉妬しているのか!だから何も言えなくなっているんだろう!」


なんでそういう解釈になるのかしら…。
ん?目薬を取り出して…自分の目…じゃなくてキャラメル・ディアスの目にさした…?


「キ・キャラメル・ディアス…泣いてるのか!?そうか…泣くほど嫉妬しているんだな…フッ…可愛い奴だ…。」


…この人何がしたいの?


まぁ私が見たのは今のところこんな感じね。
中にはキモいシーンもあったけど…いかがだったかしら?
またおかしな現場や不可思議な現場を見たら…皆さんに報告するかもしれないわね。
それじゃあ今回はもう帰らせてもらうわ。
さようなら。


「博士、ただいま…ん?何かしら?この匂い…。」


匂いを辿ってリビングに入ると…、


私は見ちゃったわ。


博士がこの家にあるまじき焼肉弁当を食べていた。


「あ・哀君!?もう帰ってきたのか!?」


博士はまるで妻に浮気がばれてしどろもどろになっている夫のような顔をしていたわ。


「へぇ…あれほど肉を食べないように忠告したのに…欲に負けたのね…しかも私が帰ってきた時にばれないように焼肉の匂いを消そうとしたわね…博士の傍に置いてあるファブリーズが何よりの証拠…。」


なんか私…探偵みたいね。


「ち・違うんじゃ哀君!この焼肉弁当は………牛角の焼肉弁当なんじゃ!」


「関係ないでしょ…表へ出なさい…。」


「哀君!ワシだってたまには…」


「表へ出ろっつってんだろこのハゲジジイ!!!」


「ひぃぃぃぃぃ!!!」


…あら、やだ私ったら…つい…。


こんにちは!哀嬢短篇小説第2段!読んでくれてありがとうございます(^O^)。かなり久々の小説投稿!ていうかこのコナンノベルズ自体に来るのが久々です!理由は…学業の忙しさと…スランプです…でも乗り越えなくちゃいけませんよね!これからは…まぁぼちぼちと小説を書いていこうと思います!今回は連載小説【ありえねぇよ!】の番外編と言う事で皆の人気者(?)!任三郎君を出しました!あと最後の哀の台詞…実はおっとり先生に憧れて…パンクにしてみました!本当におっとり先生は凄いです!尊敬します!自分もパンクノベリストになろうかな…?













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