とある本屋のちむ叫び(21/31)縦書き表示RDF


とある本屋のちむ叫び
作:鮎坂カズヤ



えっち雑誌の購入。


 
 皆さん、本屋さんで一番恥ずかしいと思う瞬間はどんな時ですか?

 店内でお子様がダダをこねて泣き喚いてしまった時?

 レジでの清算でお金が足りずに商品を一点減らした時?

 雑誌を立ち読みしてて内容が面白くてついつい声を出して笑ってしまった時?



 ……違いますよねぇ?



 やっぱり本屋さんで一番恥ずかしい瞬間は、えっちな本を買う時に決まってるやし♪
 
 さすがにお買い上げになるのはおじ様や青年の方々なのですが、たまに「この人18歳未満違う?」と思われる方ももちろん来られます。

 18禁の雑誌の購入だと一応相手に年齢確認するんですが、やっぱり高校生だったりします。

 皆さん、やっぱり恥ずかしいんでしょうね。

 いろいろとレジでの清算に工夫されているのがよくわかります。

 例えば……



○ヤンキー系のマンガの間に少しえっちなマンガをはさんで持ってくる。

○雑誌をあらかじめ裏向き(バーコードのある方)にして持ってくる。

○男性スタッフがレジに立つまでひたすら待つ。そのせいでやけに雑誌がしわくちゃになっている。

○聞いてもいないのに「おじさんに買ってきてって言われた」と説明する。

○必要以上に堂々としている。



 とまあ、こんな感じです。

 皆さんなんとかえっちな本を自然に購入しようと頑張られているようです。

 皆さんのその涙ぐましい努力を思うと本屋さんとしても涙が出る思いです。

 しかし、最後の難関の年齢確認を何とかしないと意味がないのであしからず。

 結局一番恥ずかしいのは年齢確認されて18歳未満というのがバレた後かもしれません。

 皆さん、レジから去っていく後ろ姿がわびしいです。



 さて、ここで18歳未満のお客様に簡単にえっちな本を購入できるテクを伝授します。

 他の店舗さんではどうか知りませんが、当店ではこの方法で今のところほぼ間違いなく18禁雑誌を購入できます。

 その方法とは!



 若くておとなしそうな女性店員がレジの時に並ぶこと!



 この方法は少し意外かもしれませんね。

 当店にはまだ十代の女性店員もいるのですが、そうゆう雑誌を持ってこられた時に恥ずかしくて年齢確認できないそうなんです。

 結果、見た目が中学生のお客様にでもえっち雑誌を売ってしまう始末。

 どうやら、そうゆう雑誌を扱うのが恥ずかしくて早く済ませてしまいたいようです。

 うん、かわいい。



 えっち雑誌をお求めの18歳未満のお客様。

 当店のようにこういう購入への抜け穴と言うのは各本屋さんで存在すると思います。

 今回のテクが皆様のお近くの本屋さんで通じるかどうか責任負いかねます。

 この方法を実行しても見事に年齢確認されてしまった場合は最後の手段!

 おとなしく背中を丸めてわびしく帰ってください。



 以上、えっち雑誌購入のお話でした。

 












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう