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タカシ君はダイコンを買いに行くようです

作者:忍者の佐藤
・   ←文章問題
<  >←心の声
さて、次は数学の試験か。あー、全然勉強してないけど何とかなるだろ!


問1
・タカシ君は

<あれ、いきなり文章題か>





・ダイコンを買いに行きました。

<ほう>





・というのは、

<ん?>





・病気のお姉さんがいたからです。

<重いわ!>





・その数1万人

<いやマンボウか!>





・タカシ君はどうしてもお姉さんの大好きなブリ大根を作りたかったのです。

<いい弟だなぁ。まあ何番目のお姉さんのためか知らないけど>





・タカシ君は自宅から1㎞(はな)れたスーパーへ行きました。

<やっと数学の文章題っぽくなってきたな>





・しかし、100mほど進んだところでタカシ君は疲労で動けなくなっていました。

後期(こうき)高齢者(こうれいしゃ)か>





・それでも勇者は進んで()く。

<勇者!?>





・やっとの思いでスーパーに辿(たど)りついたタカシ君ですが、そのスーパーにダイコンはありませんでした。

<ダイコンの置いてないスーパーなんて珍しいな>





・怒ったタカシ君はレジの横でブレイクダンスをすることにしました。

<何やってんだよ……>





・背骨を()りました。

<本当に何やってんだよ!?>





・そして胃潰瘍(いかいよう)が発覚しました。

<今どこに居るんだよ!?>





・仕方ないのでタカシ君は別のスーパーを回ることにしました。

<背骨折れてんのに頑張るな……>





・しかし、三軒(けん) 回ってもダイコンを置いてあるスーパーはありませんでした。

<そんな事ってあるのか……?>





・タカシ君はスーパー困りました。

<あ、今なんかイラっとした>





・もういっそのこと、ダイコンは諦めてカブトムシを買って帰ろうかとも思いました。

<カブトムシ食べるの!?>





・しかしタカシ君は諦めず、隣町のスーパーも回ってみることにしました。

<お姉さんのために……。(えら)いなあ>





・それでもダイコンは見当たりません。そこでタカシ君は……

<もしかしてダイコンのない世界線なんだろうか>





・こんなダイコンの無い世界なんて(ほろ)んでしまえば良いのにと、

<発想が怖すぎるわ!>





・アリを食べながら思いました。

<何食ってんだお前は!>





・アリは貴重なタンパク源だったのです。

乾季(かんき)か!>





・タカシ君はダイコンを求めてンツァパァッまでやって来ました。

<どこだよ!!>





・しかしタカシ君はダイコンを見つけることが出来ません。

<やっぱり無いのか……>





・もう全員みな殺しにしてやる。とタカシ君は思いました。

趣旨(しゅし) 変わってんじゃねえか>





・一人の男がやって来て、ダイコンを売ってくれると言いました。

<おっ、やっと手に入るのか>





・タカシ君はその男からダイコンを買った後に気付きました。

<ん?>





・これはダイコンじゃなくてサイモンだ!

<誰なんだサイモン!>





・サイモンがダイコンみたいな顔をしていたため気付かなかったのです。

<どんな顔なんだサイモン!>





・クソが。

<!?>





・一文無しになったタカシ君は途方に暮れてしまいました。

<まあ知らない場所だもんなぁ>





・その時、一人の木こりがタカシ君に声を掛けました。

<お?>





・なんとその男はダイコンを持っていたのです。

<……おお!>





・木こりは「このダイコンが(のど)から手が出るほど欲しければ、喉から手を出してみなさい」と言いました。

<出来るわけねえだろ!>





・やりました。

<出来たの!!?>





・しかし男はダイコンを渡そうとしません。

<こいつ約束守れよ!>





・怒ったタカシ君は喉から生えた手でダイコンを(うば)って逃げました。

<完全に妖怪(ようかい)じゃねえか!!>





・しかしゴリラは追ってきます。

<木こりはどこ行ったんだよ!?>





・その時、空は(くも)り、世界は深い影に(おお)われ始めました。

<なんか急に話が壮大になってきたぞ……>





・「そのダイコンを聖なる台座に刺すことが、魔王を封じる唯一の手段。そしてそれを台座に刺すことが出来るのは選ばれた勇者のみ、そう、お主じゃ」と長老はタカシ君に言いました。

<どっから出てきたんだ長老!!!?>





・タカシ君は悩みました。「これを持って帰れば病気の姉は喜ぶだろう」と。

<そりゃそうだろ、姉ちゃんのためにやっとの思いで手に入れたんだもんな>



・しかしそれでも、タカシ君には守るべきものがあったのです。

<タカシ……!>





・「覚悟は決まったようじゃのう。では、これが台座じゃ」長老が指さす先にはお尻の形をした石がありました。

<ん?>





・それは台座と言うよりも便座でした。

<黙れこいつ!!>





・「さあ早く、そのダイコンをこの台座に挿入()れるのじゃ!」

<エロ漫画みてぇなルビ()りすんなや!!>





・タカシ君は長さ50㎝はあろうかという立派なダイコンを、勢いよく台座に突っ込みました!!

<おお! 汚いけど!>





・この時、台座に挿入()れられたダイコンが全体の長さの20%だった時、はみ出ている部分の長さを求めなさい。

<ぜんぶ前振りだったのかよ!!!!?>


おわり
お読みいただきありがとうございました!

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