交じり合わない視線と未来
見返したら直したくなったので修正中
象さんの滑り台がある小さな公園にて、電話ボックスに寄りかかって葉巻を吸っている男が自分を呼び出した男の気配を感じて面倒くさそうに唐突にしゃべり始めた。
「お前がよく言うユージャヤ族やらクフェラーック家とかロシチャルド家が世界を牛耳っているとか、ズイーズ銀行は悪魔信仰をしている大物の資金を運用して世界を破滅に導いているとかそういった話はあきたよ。」
お前呼ばわりされた人物は眼鏡をクイッと中指で上げる。葉巻男のかすかに聞き取れたその煽り文句に対して、少々の怒りを抑えるためにあえておどけながら体の前で肘を曲げ両手を上げて首を2度3度左右振る。そして、聞き取りづらいので距離を詰めながら男の話を黙って聞いている。
~書き直しのため中略~
葉巻男が言い切る頃には互いに背中を向けあっている状態だった。
昔は向いている方向は違いはしたが、見ている未来は同じだった。今はお互い物理的にも精神的にも真反対になってしまった。
元アニオタ兼ゲーオタで傭兵経験のある葉巻男と、元ネット廃人で現『皇国復興会』会長である眼鏡男がありとあらゆるコネと作戦を使い皇国を彼らにとって本来あるべき姿を実現させようとする物語は続く。
彼らと皇国が向かう先は一体どうなるのか。
何十個に何個か本当の陰謀論があったり
(wikipedia『陰謀論(陰謀論の一覧#明らかとなっている陰謀_(事実、事件、スキャンダル)』)
想像を掻き立てたりするから好き。
だけど、用量と用法は守ってます。
陰謀論自体がとある国や民族、一族、組織や個人を潰すための陰謀である可能性もあるよね。