廊下ですれ違っただけの彼女、なぜか気になるその子は、いつもぼんやりと遠くを見るような顔をしていて――偶然話し始めてから、その理由がわかることになった。彼女は、休学していた一年弱の間、夢を見ていて、その世界が実在する異世界だと信じていたのだ。幸せな夢から目覚めた、この現実を憎んでいる彼女。そんな彼女のそばにいながら、どうすることもできない俺。夢の世界に帰りたいと願う彼女だけれど――。現実と夢の境界線が、ふと淡くゆらぐような、そんな不思議なストーリー。(この作品は、エンキドさま主催の小説大会参加作品です)
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N2413E
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18456文字(約37分)
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通常小説[短編作品]
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その他
高校生 学校/学園 シリアス ファンタジー 現代(モダン) 異世界
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小説大会 夢
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春――全ての始まりの季節に、俺は彼女と出会った。いや、出会ったといっても、廊下ですれ違ったというだけだが。それでも俺にとって、あの瞬間が、彼女と出会った始まりの時であり、俺の人生で初めての、不思議な出来事との遭遇の瞬間だったのかもしれない。何かに惹かれるように、ふと目にした、彼女の一瞬の横 |