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八話 【病室での…】
 

 ~海鳴大学病院~




「―――…っん、…あ、れ?」


 はやては日の明かりで目を覚ますとそこには知らない天井が―――訂正、見慣れた天井が目の前に映っていた。
 ここが自分の家ではなく、まじれもなく通い続けている病院だとすぐに気づく。
 今も若干寝ぼけながらも上半身を起こし辺りを見回して見るとデジタル時計を発見。
 そこには―――






『六月三日 金曜日 AM 11:38』


 最悪の誕生日になってしまった…とはやては頭を抱える。
 石田先生の約束を守れず、楽しくなるはずだったはずの誕生日会が自分のせいでこんなことに……
 徐々に目の奥から何か込み上げて来る。

 そんな時、不意に寝息が聞こえた。
 今まで気がつかなかったがそこには椅子に座りながらスヤスヤと眠り込んでいる僚の姿だった。
 そんな僚の寝顔にはやての顔が自然と綻ぶ。


 ―――いや、まだ午前中でまだ間に合う! 今から病院から出て石田先生と僚お兄ちゃんで楽しい誕生日会を―――





「―――あれ? …わたし、なんで…」


 病院にいるんだろうか…っとはやては腕組みをしながら唸る。
 何か大事な事を忘れているような、…まるで霧が掛かったかのように昨日の記憶が曖昧になっているようだった。


「(…え~と、昨日は…僚お兄ちゃんと買い物に行って~)」

『――――――』


 はやては目を瞑りながら昨日の事を思い出していく。
 すると、どこからか空中になにかいる感じがいた。
 まるで蚊やハエらが飛び回っているような感覚だった。
 そんなことに構っている余裕がないはやては当然ながら無視をし改めて昨日の事を思い出していく。


「(っと…その後に二人で料理したり―――)」

『―――――――』


 声とも音とも言えないものが聴こえる。
 まるで自分を呼んでいるかのように……


「(…それで、ゲームして…)」

『―――――――!』


「(―――あ~と、えっと。夜遅うなったから寝室に行って…)」

『――――――…!!』


「あぁ!!もぅ、鬱陶しいッ!」





 あまりの鬱陶しさにはやては空中にいる虫か何かを振り払うように腕をブンブンと振り回す。







 ――――――――ットン…


「……えっ?」




 すると、手の甲に何かが当たった。
 硬い物に当たったような音だった。虫等であろうと思っていたものだから突然の事で動揺してしまう。
 虫から得体の知れない物への恐怖からはやては昨日の記憶を思い出すのをやめて、そっと…目を開けた。







『―――…、―――……!』


 そこには…はやての周りをフワフワと浮かんだ一冊の本だった。



















「―――…どうやら、闇の書が動き始めたようだ…」




どうも短くてすみません…。。。。
学校が始まって、そして高三になりました!
受験等で中々書ける時間が無いのです。
まぁ暇になる授業の合間にチョクチョク、プリントの裏に書いてますw

上手く出来てなかったように思えます…

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