第75話
「助けていただいたのに本当に申し訳ありませんでした」
サクヤの母親がまた頭を下げてくる。俺はそれに気にしないでとばかりに手を振ってアピールするが、父親の最後の一撃のときに身体を吹き飛ばされたのを見たせいか恐縮していた。まあ、俺でなければ死んでいたのだから仕方がないが、念能力者としての資質がないものを無理やりに目覚めさせると死んだり重度の後遺症を誘発したり、精神がおかしくなって暴走することもある。だからこそ、心源流拳法では師範代クラスなら十分に安全に人を覚醒させることが出来るにもかかわらず、急激な覚醒をうながすことを禁じられている。実際に、その安全に人を覚醒させる方法を模索するときに、死なない俺が実験台になったりもしたので、娘のために命をかけることが出来る父親なんていうすばらしい人にやられたのなら文句はない。まあ、まったくこれっぽちも怒っていないということはないのだが。
「まったく何考えているんだか」
俺以上に俺のことを怒ってくれているソラリアがいるので俺の怒りは霧散する。それどころか俺のために美少女が怒ってくれているというこの状況に俺は喜んでいる。それにサクヤが涙を流して両親と喜びを分かち合ったのを見ていると……心に何かが込み上げてきてそれが心をしめて他の感情がすぐに冷める。
「サクヤあんたが」
ソラリアの怒りは俺が思っている以上に大きいのかまったくおさまる気配がなかったので、外から家に入ってお茶とお菓子をいただいていた部屋から廊下にソラリアを強引に連れ出す。
「シトン、ちょっと、シトンってば」
廊下に連れ出して部屋から少し離れるとソラリアにつないだ手を振り払われた。顔が真っ赤になっていてかなり怒っているのが分かったので、これぐらい離れればいいかとソラリアに話した。
「なんでそこまで怒っているんだ。俺が馬鹿にされるのなんていつものことだろ」
「そ、それはそうだけど……なんか納得がいかないだもん。大天使の息吹を使ってもらえるなんてどれだけ幸運なことなのか理解してなかったんだよ。普通なら絶対に」
俺がソラリアの態度を責めているのが分かったのか、俺のために怒ったのにどうしてという不満がありありと分かるほど、不満そうな顔をされた。これは説得には話さないといけないかなと思って、できればこれ以上恥をさらしたくなかったが、これ以上いがみ合うのを見ていたくはなかった。
「……ああ、そのな、ありがとな。俺のために怒ってくれて」
「いや、べ、べつにそういうわけじゃあ」
俺はソラリアが真っ赤に恥ずかしがるのを笑ってしまった。馬鹿にしたわけではなくて純粋にうれしかったからだ。俺のためにこんなに感情をあらわにしてくれるのならいいかなと思った。
「俺はさ、ソラリア。まあ、なんだ……ファザコンでマザコンなんだわ」
俺のいきなりの告白にソラリアが思いきり目を点にしていた。じわじわと俺が何を言ったのか分かってもいったいどういう意味がという顔をした。まあ、当然だ、いきなりそんなことを言われて理解できる方が異常だ。
「今までも何回か話したけど、俺は暗殺されて親と引き離されて死に目に会えなかっただろ」
「……死に目にあえなかったとは聞いてなかったけど、まあ、たぶんそうじゃないかって思ってたけど」
「まあ、そうなんだわ。それで、まあ、なんとか両親が最後に生活していた場所に行くことが出来たんだわ。そこには死んだままそのまま何もされずにほおっておかれた両親の遺体があったんだ。もちろん悲しくて悲しくてな……まあ、でも、俺の能力でな、死者の念と話すことが出来るんだ。まあ、後はそのおかげで両親の遺言を聞いたんだ」
ファザコンとかマザコンという言葉から話がはじまったので、ソラリアは真面目に聞く気がなかったが、話の内容が大切なことだと気がついたのか俺が話すのを静かに聴いてくれた。完全にさっきまでの怒りの感情はなくなっていた。今は俺を心配して悲しそうに見ていた。
「ああ、お前がそんなに悲しそうにする必要はないよ。そりゃあ、かなり悲しかったけど、最後の言葉をもらえたんだ。それはそんなふうに死んだことに対する怨みじゃなくて、本当に、本当に俺のことだけを心配していたんだ。だからな、子供を大切にするさっきのサクヤのお父さんの行動がな。まあ、かなりうらやましかったんだ。俺の親父もこんなふうに俺のために怒ったりしてくれるんじゃないのかなってな」
「……そう、それでも私はちょっとやりすぎな気がするわ」
ソラリアは不満を口にしていたが、もうサクヤのお父さんを怒鳴り散らしたりはしないだろう。しかし、ちょっとしんみりしすぎてしまったかもしれない。
「それにな、両親は言ったんだ。俺に……好きに生きろ、幸せになって、だから俺は女性をはべらしてハーレムを作るんだっ!!」
「なっ、こ、このバカァアアアアッ!」
せっかくしんみりするいい話だったのに、変な最低な話になったのでソラリアに蹴り飛ばされた。ビスケの薫陶が生きているのか、見事な蹴りだった。出来れば男の最大の弱点を蹴るというビスケでもたまにしかしないことはやめてほしかったが。
「……ありがと」
痛みで意識が飛びかけていたのでどうだったか分からないが、俺がしんみりとした空気をどうにかしようと気がついていたのだろう。ソラリアから感じたオーラには悲しみの感情の揺らぎはなかった。それから待たせているサクヤファミリーのところに戻った。さすがに、すぐには無理そうだが大丈夫だろうと思った。
「まあ、サクヤが有名で数少ない存在っていうのが分かっているのなら話が早い。出来ればどっかに身を隠して欲しいけど、さすがにそこまでするのもなんだからっと、えっと…………これ、これだ。こいつを持って、ちょっと待ってくれ、よいしょっと、これでよし。こいつをこの今書き込んだ住所のところにもって行けば悪いようにはならない。まあ、俺が信用できたらの話だけどな」
名刺に俺のサインと念字を書き込んで渡した。俺がもと締めのグループを紹介することにした。あそこは基本ジャングルなどの未開地に行って探検するのが好きなやつらばっかりで、金儲けに興味がないやつらしかいない、まあ、俺ができればそういうのをと集めた結果そうなっただけだ。俺が創設者で結構な金額の出資もしているので一般人二人を匿うぐらい出来る。
「それに、あんたたち学者だろ。だったら、たぶん事務とあわせて募集していたから一応働き口もあるぞ」
少し迷っていたようだが、サクヤをうかがったらサクヤが大丈夫だというようにうなずいたので受け取ってもらえた。実はあの名刺はグリードアイランドのスペルカードの交信の機能がついていて、強いオーラを感じると俺への回線を開くようになっている。残念ながら一方通行なので半紙は出来ない。そして、聞こえてきた内容で危なければ俺がその名刺を目印にして、移動系スペルカードで飛んでいけばいい。未開地へ探索に行くやつらには一応渡しているのだが、ぶっちゃけてまだオーラを感じる感度が悪くて、本人のオーラでも交信の機能が発動してしまう。まあ、この二人はまともにはオーラが使えないので、さっきの親馬鹿による無茶な発動もないだろうから大丈夫だろう。他にも名刺入れから出したら1週間しか持たなかったりするけどな。
「まったく便利だな」
「なにが?」
「ああ、いや、なんでもない」
俺とソラリアは今で二人で出してもらった茶とお菓子で暇をつぶした。その間に夜逃げというか、まあ、普通に引越しでいいのか、そういう準備をするために3人ががんばっている。
「その、あの」
「あいよ。どれを運べばいいんだ」
俺は入れてもらった茶を一気に飲み干して立ち上がる。引越しの準備にはそれなりに力仕事が必要で、サクヤの両親はオーラが体外に出ないようにはなったが、まだまだ体力が戻っていない。特に力仕事を請け負うはずの一家の大黒柱は俺への勘違いでまともに体力が残っていないので、俺とサクヤで重いものは準備をしないといけない。念が使えるのでサクヤが持てない家財道具とかはないのだが、家の中で壁とかに当てて傷かつかないように運ぶのは一人では無理だ。そういうわけで、俺に出番がまわってくる。
「本当にすいません」
「大丈夫ですよ、おかあ、ごほん、おばさん。この程度では念能力者にとってどうということはありません」
おばさんと呼ばれて少しふてくされたような顔をされたが、おじさんにさっきのようなことをしてもらっては困るので、俺とサクヤの関係は納得してもらったが、頭で分かっていても念能力者は念能力に引っ張られて暴走するのはよくあることだ。俺の男のロマンもそんな感じで女性に使うと暴走するのだ……まあ、これは別の理由かも知れんが。
「ふう、こんなもんか」
決めたらすっぱりと決められるようで、完全に引越しをすることに決めたらしい。電話で連絡を取ったので名刺が無駄になったが、問題が何も起きないのはいいことなので1枚ぐらいいいことにした。後は待ってさえいれば終わる。未開のジャングルに荷物を持っていくことを考えれば、ただの引越しの荷物運びなどすぐに終わらせてくれる。研究機材やらなんやら大事なものを運ばないといけないのだから、きれいに壊さずに運んでくれるだろう。
「それで、ここで待ってたら飛行船が来て連れて行ってもらえるから大丈夫だ」
「本当に何から何まですいません」
「別にかまいませんよ。これも何かの縁というか、おたくのサクヤ、さんがグリードアイランドに入る決意をしたからですね。そうではなかったら、おそらく、いや、絶対に俺はここに来ませんでした。だから、サクヤ、さんを大事にしてあげてください」
サクヤのお母さんはしばらく俺を見てから微笑んだ。
「きっと、あなたのご両親も誰かを助けられて気をつかえるようになったあなたを空から見て喜んでいるはずですよ。それでは、馬鹿な夫が変なことをしないうちに」
俺はそんな言葉をかけてもらったことはないので本当にうれしかった。
「あれ、ちょ、ちょっと」
俺は自分の両親のことを話していないはずなのにと思ったが、まあ、気にしないことにした。俺の行動はあからさま過ぎるらしく、何を起点に動いているかすぐに分かるらしい。お前は絶対に賭け事が出来ないと言われた。転生者で必要に迫られたからこそだが、あんな念能力を発現させたのだ。もしかしたら、父親同様に何か目覚めているのかもしれない。念能力者は総じて勘が良くなるから気がつかれたのか、それとも、ソラリアと話しているのが聞こえたのかもしれない。
「ねえ。これからどうするの?」
「うん? そうだな、まあ、しばらくすると飛行船が来るからもう俺たちは居なくてもいいか。俺としてはこのまますぐにグリードアイランドに……いや、そうだな、ちょっと寄るところがあるかな。ソラリアはどうする?」
「えっと、何が? じゃなくて、私のほうが聞いてるのに」
「ははは、わるいわるい。グリードアイランドにすぐに帰るか、それとも、俺の用事に付き合うかだな。まあ、一日か、二日かそんなもんで終わるぞ。どうする?」
「じゃあ、一緒に行く。せっかく久しぶりにこっちに戻ったんだから、少し羽を伸ばしたいかな」
俺についてきてくれると言われて、ちょっと、いや、かなりうれしかった。たぶん、ビスケの修行から逃れたい気持ちからだろうが一緒にいてもらえるのはうれしい。
「待ってください。あの、わたしは」
「えっ!? サクヤは両親についていくんじゃないのか?」
「えっ、それは、その、そうですが……シトンさま、じゃなかった、さんは付いてきてくれないのですか?」
俺はその一言にあわてた。俺は言おうか言うまいかとちょっと迷ったが、ソラリアが代わりに言ってしまった。
「忘れてるでしょ。シトンは飛行船駄目なのよ。じゃあねぇ」
ソラリアが俺の腕を抱き寄せてサクヤに手を振った。というか、なんで腕とるの。当たってるよ。その、なに、あれが……フォオォォォォッ。
「ちょ、ちょっと待ってください。お、おかあさ~~ん」
俺がソラリアのアレの感触に酔いしれている間に何がどうなったのか分からないが、いつのまにかサクヤがソラリアと同じように俺に同行することになっていた。サクヤの母親の方は笑顔で俺たちに手を振ってくれていたが、父親の方はいつ手にしたのか銃を持っていた。今にも撃ちそうな気配だったが、母親にひと睨みされて手放していた。やっぱり、女性は強いんだなあと眺めていたら、俺の視線を感じたのか、意気消沈してうつむいていた顔を上げて、俺を睨んできた。かなり強く睨まれたがぜんぜんまったく怖くなかった。なぜなら、涙目だったからだ。俺はがんばってくださいと視線を送ったら、大きなお世話だというふうにさらに強く睨まれた。
(両親が生きていたら俺もこんなふうに馬鹿みたいなことが出来たのかなあ)
胸のおくがズキリと痛んだが、そういう思い出は作れなかったが、少なくとも両親は俺が幸せになることを望んでくれたのだ。思い出はなくても、確かな俺への愛情があったことは知っている。俺はがんばって飛行船に乗っても良かったかもなあと、後ろ髪をひかれる思いでソラリアとサクヤと一緒に家から離れていった。
「……ねえ、なんでカードで行かないの?」
「サクヤの両親を信用していないわけじゃないが、操作系の念能力で調べられて俺が回復系だけではなくて移動系もすごいのをもっているということを知られてたら、何されるか分からないからな」
バインダーはかなり便利だがそれを他人に知られることは避けないといけない。相手が俺の能力を回復系しかないと油断してくれればいいが、他にもあると知られると対策を練られてしまう。
「これ以上サクヤの両親に知られると俺を狙うためにサクヤの両親が使われたりするからな。まあ、手遅れなきがするからこそ信用できるやつらに連絡入れたんだけどね」
それから俺たちは人気のないところに向かった。途中でソラリアが人気のないところに連れ込んで何するのとか聞いてくるから、ついついそういうことを俺が想像してしまったら、サクヤも話を振ってきたソラリアも真っ赤になってしまって、俺はすぐに弁解したが俺も顔が真っ赤になっていたからぜんぜん駄目だった。人気のない路地に入るのにお互いの顔色をうかがうという今から怪しいことをしますよという雰囲気になってしまった。俺は路地に入ってすぐにカードを取り出して目的地に飛んだ。そこも移動系のスペルを知られないように人気のない場所だったので、さらに気まずくなってなぜか全員で小走りで、そして、走り出して、オーラを足に込めて全力で走ることになった。目的地が目的地だったので鉄砲玉かと思われてしばらく捕まった。
「……えっと、シトンマーサ様。あなたはダブルハンターの自覚を持って行動してください。まあ、ダブルハンターの方は大概無茶苦茶ですけれど」
「いえいえ、本当に申し訳なかったです」
捕まっても俺のダブルハンターという肩書きが有効ですぐに釈放された。手続きなどをしている俺よりも先に釈放されていた二人はおのぼりさんみたいに建物を眺めていた。
「おーーい、もう大丈夫だぞ」
『…………』
二人とも俺が呼びかけても気がつかないほど夢中に眺めていたので、この場所に来た目的を先に済ませることにした。そして、その用事を済ませて戻ると今度は俺が見つける前に迷子の子供が親を見つけて駆け寄るような勢いで走ってきた。
「ど、どこにいってたのよ」
「そ、そうです、こんな、こんな場所においていかないでください」
そのまま服をもたれてがっくんがっくん振り回された。周りにいる職員に愛想笑いする以外に俺は何も出来なかった。しばらくするとやっと正気に戻ったのかおとなしくなってくれた。
「そんなにすごいか?」
「すごいに決まってるでしょ。来たことなんてないもの」
「私はまったくハンターとかかわらなかったのでびっくりしました」
「ここがハンター協会本部なんて」
俺の用事はハンター協会でちょっとした前からしていた相談ごとの結果を聞きに来ることだった。結果は良好だった。やっぱり、政治的な駆け引きなどは副会長に頼むのが良かったようだ。俺は会長と懇意にしているが、会長を目の敵にしている副会長ともそれなりにつながっている。副会長も会長を排除したいが、会長の戦闘能力までは否定していないのだ。そういうわけで、俺がたまに力を貸すことで副会長と政治的といえばいいのかそういう話を持てるのだ。それにたまに土産を持っていっているのでそういう小さなことも大事だ。
「いたいた、まったく私を呼びつけるなんてあんたぐらいよって、また違う女増やしたの。あんた絶対に後ろから刺されるわよ」
「ははは、うるさいよ、メンチ。すでに刺されるたことがあるよ」
「はあ、まあ、死なないでよ」
「おっ、俺を心配してくれるのか?」
「なんでよ? あんたなんか心配しないわよ。あんたが死んだら食材が手に入らないじゃないのよ。さてと、さっさと食材よこしなさいよ」
俺の生き死になんてどうでもいいというのが完全に分かる表情だった。俺は苦笑しながら書類をメンチに渡した。メンチは書類を受け取るとすぐに書き込みだして突っ返してきた。終わったからさっさと食材よこせと。
「今回はこれとこれ……それとこっちははじめてかな? まあ、いいや。いつもと同じで決して信用のおけないやつには広めないでくれよ」
「分かってるわよ。食材にかけて絶対に裏切らないわ」
俺が渡したカードをものすごくきらきらした目で見ていた。俺の注意はいつものごとく簡単に流されたが、まあ、食材のためならなんでもするので大丈夫だろう。俺との契約では俺が困ったら食材を打ち切ることになっているからな。カードの確認が終わるとカード化が解除される前に保存しなくちゃねと言って一般人では、いや、念能力者でも追いきれないほどのスピードでどっかに行った。騒ぎまくっていたのでまた警備の人が近づいてきて俺を睨んできた。俺が頭を下げるとため息を吐いてそのまま職務に戻った。
「じゃあ、グリードアイランドに行くぞ」
いきなり現れた面地に驚いて固まっている二人に呼びかけてから俺はハンター協会を出ることにした。しばらくして、置いていかれては困ると二人が追いかけてきた。ハンター御用達の店で食事をしてからグリードアイランドに戻った。
「あれ!? エレナが居ないな」
入るとエレナが用事で抜け出すときに使っているゴーストがいた。見た目は絶対に見分けがつかないが、俺はそのゴーストを作る手伝いをしたので分かった。
「何かあったのかな?」
「いや、緊急事態用の身代わりじゃないからな。こいつはちょっと用事があるとき用だな。緊急で位置を入れ替えるやつだと分かるようにされているからな。こいつはきちんと準備できるだけの時間があったってことさ」
まあ、特にどうでもいいかとそのまま進んだ。グリードアイランドゲームマスター特権でみんな同時に入ったので待つ手間とかはいらなかった。そのまま、三人で階段を下りていくと誰かが居た。ここで待っているのだから誰かと一緒に来たんだなあと眺めて横を通る。
「よお」
横ぎる瞬間に声がかかってきた。俺はその瞬間全身に怖気がはしったので逃げようとしたが、ソラリアとサクヤはそれに気がつかなかったようで、逃げ出せなかった。
「シネよ」
そのまま俺は袈裟懸けに切り裂かれた。
評価
ポイントを選んで「評価する」ボタンを押してください。
ついったーで読了宣言!
― お薦めレビューを書く ―
※は必須項目です。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。