第3章:光よりいでし者
そこは暗闇に覆われて一面が闇に包まれていた。
『ん・・・?
ここはいったい・・・?
私は・・・?
どうなっているんだ・・・』
突如入ってくる一筋の光。
そこへと向かうひとつの者。
そして光へと存在は動く。
まるで何かに操られるかのように・・・
闇から脱出する者。
『一体さっきの体験はなんだったんだ・・・』
ふと自分の手のひらを見る。
手には人間としての血色は無く,それはまるでガラスのように透き通っていた。
また,周囲を見渡しても見える光景は変化することなく光の中に存在していた。
『なぜ・・・?』
突如現れた者が1人。
『ここは天空の聖域<<ヘブンズ・サンクチュアリ>>。現世より訪れし魂が集いし場所・・・』
『魂の集いし場所?!ということは・・・
私は死んでしまったという事か!!そういうことなのか!!』
『他の世界では,そういうことになっている。
そして,そうなってここに来たものは自らの運命というものに従わなければならない。』
『そ・・・ そんな馬鹿なことがあるか!!
わ・・ 私は一体どうなってしまうのだ!!』
『案ずる事は無い。
お前の行動が正しければきっと運命を支配する事も可能だろう。』
『運命を支配する??
そんなことは不可能だ!
私は知っている。
運命というものの過酷さを!
そして運命の残酷さを!!』
『いや,それは違う。
現にお前は現世にて運命を自分の力で変えたことがあるだろう。』
『な・・・
そんなことをした覚えはないが・・・』
『確かにお前は気づいていないかもしれないがな。
お前の行動は天空の聖域では奇跡と崇められている。
お前にとっては偶然なのかもしれないが・・・』
『なに・・・
となると・・・』
沈黙は語る。
この先に続く過酷な現実と,わずかな希望を・・・ |