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ふわまるの奇跡




蝕を控えた秋の日、ネア達はリーエンベルクの軒先に大変珍しい生き物を発見した。

この生き物は蝕の前触れとして派生するもので、大惨事を控えた人々の心が、帳尻が合うくらいのいいことがないかなと密かに切望する心から生まれるのだという。




「ちょっと美味しそうですね………」

「キュピ?!」

「ご主人様…………」



昨日は焼き栗の屋台に轢かれた葉っぱな妖精に出会ったばかりの魔物は、すっかり怯えてしまい、ネアの背中に隠れている。


対照的に、廊下を歩いていたら発見報告を受けて一緒に軒先の鉢植えの横に屈みこんだエーダリアは、目をきらきらさせていた。



「以前の蝕の前触れとしても確認されたのだが、記録らしい記録がなくて困っていたのだ。名前はまだないので、発見者がつけることが出来るからな」

「……………では、ふわまるにしましょう」

「…………ふわまる…………」

「い、いや、その生き物の特性が分らないと、名称としては成立しないからな?」

「むぐぅ。ふわまる以外の何であるというのですか…………」

「ふわまるなんだね…………」



ネア達が見ている生き物は、小さな球形に見える毛皮生物だ。


しかし、球形に見えるのはこの角度からのみで、実際には雪蛍のようなちぎり餅状の形をしている。

そして、柔らかいお餅のような雪蛍とは違い、この生き物は弾力のある体がふわふわとした毛皮で覆われているようだ。

黒目がちな瞳できゅぴっと鳴く。




(かわいい。目がくりくりしてる………)



ふわまるは、小さなオリーブの苗の植えられた青磁色の植木鉢の横で、キュピキュピ鳴いているのを家事妖精が発見し、通りかかったネアに教えてくれたのだ。



歩く度にもふんもふんと動くのと、パウダーブルーのファンシーな色合い、そして、まるまるしい形状が心を和ませるので、ネアはすっかりこの生き物を気に入ってしまった。




「キュピ!」


こちらからの愛くるしい奴めな思いが届くのか、ふわまるもネア達を怖がることはなかった。



「エーダリア様、このふわまるは、どんな生き物なのですか?」

「良くは分っていないのだが、願いから派生したものだから、その願いを叶えるような祝福を齎すと言われている」

「星屑的な………」

「キュピ?」



ネアは、背中の後ろに隠れたディノの三つ編みを引っ張って解析を求めたのだが、やはり珍しい生き物だということで、ディノにも信仰や犠牲の系譜の魔術の気配が感じ取れるくらいなのだそうだ。



「…………願いから派生するものは、殆どがその系譜の生き物だよ。どちらも必要とするものと齎すものは似ているが、織り上げる魔術が違うんだ。信仰は継続的な信奉を、犠牲は対価を求める」




ネアはここで初めて、犠牲と信仰の相似性について考える機会を得た。

更には、信仰の魔術は必ずしも成果を得られるとは限らないが、犠牲の魔術は、対価に見合ったものを必ず得られるということも教えて貰う。



「むむむ。となると、ふわまるはどちらなのでしょう…………」

「蝕から人々を守ったという言い伝えもあるが、…………良き生き物には、祈りや捧げ物を与えるのが信仰や祈願の魔術の要だという。何かを与えてみたら、その効果が分るだろうか…………」

「生贄的なやつですか?」

「キュピ?!」

「それでは、派生した理由を壊してしまうではないか…………。菓子のようなものがあれば一番なのだが…………」



そう言ってエーダリアはポケットをごそごそしたが、残念ながら銀狐によくあげるので持ち歩くこともあるチーズなどは、売り切れていたらしい。


代わりにネアがポケットをごそごそし、こちらも愛くるしい層のクッキーモンスターにあげる為に持ち歩いている、個別包装のクッキーを取り出した。

すかさずディノに贈与の魔術を切って貰い、ネアは袋を開けたクッキーを割って、期待の眼差しで見上げてくるふわまるに差し出してみた。



「キュピ?!」


差し出されたものは何だろうと、ふわまるは警戒の眼差しでネアの手の上のクッキーの匂いをくんくんする。

けれど、くんくんした結果が素晴らしかったようで、うっとりとろんとした目になった。



「キュピ………」

「美味しいクッキー専門店のクッキーですよ。食べてみますか?」

「キュピ!」

「まぁ、食べてくれました!」



もそもそとクッキーを食べ、ふわまるはぺかりと輝いた。



あまりの美味しさに身震いしながら、その光は大きく広がり、一瞬にしてリーエンベルク全体を覆うようにして消える。



突然の光の幕に驚いたのか、ばさばさと音を立てて隣接する禁足地の森から小鳥が飛び立っていった。



「ほわ…………」

「………………思っていたより、広範囲に守護がかかったようだな」

「…………土地の守護に近いものだね。外的要因による転換などの資質の変更や、損失を許さない強いものだ」

「…………ふわまるが、思っていたよりも凄い存在過ぎて、驚きが隠しきれません…………」

「キュピ!」



褒められたことが分かったのか、ふわまるは誇らしげに胸を張り、もっとクッキーを食べるのだとふわふわじたばたした。


慌てたネアがクッキーのかけらを差し出してやると、祝福でお腹が空いたのかもりもりと食べてくれた。



「私も、与えてみていいだろうか………」

「ええ、ディノが贈与の魔術を切ってくれているので、エーダリア様からもあげてみて下さいね」

「キュピ!」



その後、エーダリアはすっかりこの生き物に魅せられてしまい、ふわまるの餌付けに夢中になった領主は、押印待ちの書類を置いてどこに行ったのだと探しに来たヒルドに発見された。



その頃には、ネア達は餌やりに少し飽きてきて傍観者になっていたのだが、相変わらずふわまるに付きっきりで餌付けをしていたエーダリアは、硝子戸を開けて庭の方に出て来たヒルドに気付くと、ぎくりとしたような顔をする。




「エーダリア様?」

「そ、そのだな、以前に話していた、蝕の前触れの生き物を発見したのだ。こうしてクッキーを食べさせてやることで、先程から何度も祝福を落してくれていて………」

「キュピ!」



若干、出会った頃よりどっしりとした体型になったふわまるは、ビー玉サイズからピンポン玉サイズに育っていた。


その分、喜んで発する守護は光が強くなってきており、ネアはもう五回はそんな守護を貰ったリーエンベルクは、すっかり要塞になったのではなかろうかと思い始めていた。



「ディノ、………ふわまるは幸せそうですね」

「うん。……………エーダリアに懐いたのかな」

「…………この生き物が、祝福を?」




来たばかりのヒルドはまだ疑わし気な顔をしていたが、ネア達が危険などはないと頷いて保証すれば、まずは安心したようだ。



「………それにしても、リーエンベルクに派生したとは………」

「私もとても不思議で、どうしてかなとディノとも話していたのですが、このような場所はせめて堅牢であって欲しいだとか、リーエンベルクに知恵や助けを借りたいというような願いからも、派生したのかもしれないそうです」

「確かに、………そう言われてみれば、派生の条件が整うかもしれませんね。元々魔術の豊かな土地ですから、悪しきものでなければ土地の守護に弾かれることもないでしょう………」



ヒルドが、それではこの生き物の様子を見てみようということになり、エーダリアがふわまるにクッキーを与えてみると、会話の間ちょっと待たされてじれじれしていたところに、待望のクッキーで大喜びのふわまるから、眩しい光がリーエンベルクの敷地いっぱいに広がった。



「……………これは」

「ヒルド、凄いだろう?ダリル達が探していた、前の蝕で報告のあった生き物はこの…………ふわ……ふわりとした生き物だと思うのだ」



蝕に向けて心強い加護かもしれず、エーダリアの声は明るかった。


ネア達は、今の光は何だと騒がしくなった騎士棟の方を見て困惑に顔を見合わせる。

先程までの淡い光ではなく、すっかり強く鮮やかな金色の光になったので、出来ればリーエンベルク内に光る祝福を発するふわまるに餌やり中だと通達した方がいいのではなかろうか。



「すごく光るんだね…………」

「クッキーも、三枚目に入りましたからね………」

「どこまで食べるのかな………」

「ゼノの為に、四種類のクッキーを常備してあったので、このままもしかすると四枚いけるかもしれませんね」

「また大きくなるのかな…………」




最初のものを食べ終え、二枚目のクッキーは味が違うと知った時のふわまるは、目をまん丸にして驚いていた。


世の中にはこんなに幾つも美味しいものがあるのかと身震いし、大慌ててはぐはぐと二枚目のクッキーを食べたのだ。

そして三枚目のジャムクッキーでは、一度美味しさのあまりに儚くなりかけたという現象も起きている。



ネアは、この生き物がクッキーくらいのもので大喜びしてくれたことに何よりも感謝していた。



(美少女の生け贄だとか、勇者でもいなければ無理めな試練とかは求めないんだ…………)



あまり無理を言うようだったら、前評判通りの祝福を持っているのかどうかを確かめるのに、きりんか象が出動しなければならなかっただろう。

こちらとしても、あまり手荒なことはしたくないので、お菓子に喜んでくれるような見た目に見合った無垢な生き物で良かったと思う次第だ。




そんな満足感に浸っていると、ぱたぱたと軽い足音がして、回廊の方からゼノーシュがやって来た。



「ネア、何かやってるの………?騎士達がね、リーエンベルクに祝福が降ってくるって驚いてるんだ」

「ゼノ、こちらでは絶賛、エーダリア様のふわまる餌付け中なんですよ。私も今、そろそろ騎士の皆さんにも何が起こっているのか説明したらどうだろうと考えていたところでした」

「ふわまる…………?…………あ!これ、蝕の前触れの精霊だね!」

「ふわまるは精霊だったのですね………」

「精霊だったのだね…………」



やはりそのあたりは、ディノよりも見聞に特化したゼノーシュの方が分かることもあるようだ。


不思議そうにふわまるを見ているディノに、ゼノーシュはこくりと頷いた。



「うん。上手く説明出来ないけど、魔術が精霊の色なんだよ。前の蝕でこの精霊に助けて貰った人の話だと、すごく強い祝福を持っていて、一度祝福を貰えば、蝕の影響は殆どその土地に現れなくなるんだって」



またしても、思いがけない無尽蔵さに、ふわまるの餌付けに夢中なエーダリアと、そんなエーダリアの監視をしているヒルドもこちらを見た。



「ダリルから聞いた話では、どのような力を持つものか、憶測や噂話の域を出ないものだと………」

「うん。だから調べてたんだけど、実際にその祝福を貰った人がいたんだ。でも、桶いっぱいの牛乳を飲んでもっと大きくなったって話してたよ」



その牛乳で大きくなるということも気になるが、ネア達はそれよりも気になることがあった。



「……………ディノ、先程から、ふわまるは、もう何回も光っていますよね?」

「うん、…………今ので八回目かな……………」

「…………それだけの祝福が、八回も展開されたのか」

「…………エーダリア様、まさか、祝福のことを忘れて餌をやるのに夢中だったのではないでしょうね?」

「そ、そんなことは…………」



多分、ふわまるが可愛かったので当初の目的を見失いかけていたネアの上司は、ヒルドの静かな眼差しに見据えられ、がっくりと項垂れた。


ネアがリーエンベルクに来た頃はまだこのような生き物に不慣れだったが、銀狐との触れ合いで、無邪気に懐いてくる生き物のことは好きになったようだ。


ただし、大きめな魔術保有のある獣の類に対してはやはり魔術師としての目線になってしまうので、エーダリアが純粋に愛でられる生き物は限られていた。



(…………エーダリア様は、何というか出会った頃から一番印象が変わったな…………)



勿論ディノの印象も変わったのだが、この魔物の場合は当初から掴み所のない生き物という感じはした。


そうなると、冷淡で事務的な言動を整えていたエーダリアは、まるで別人のようだ。

そしてネアがそう思うように、エーダリアもネアに同じようなことを言う。

そうなるとノアが、みんな今はここで幸せだよねと微笑んで、ネア達も微笑み合うのだった。



「あ、木の実のクッキーだ…………」

「あら、ふわまるの食べているものと同じでよければ、ゼノも食べますか?ポケットのものは全部エーダリア様に差し上げてしまいましたが、まだまだ首飾りの金庫の中にあるのです」

「食べる!」



木の実のクッキーを食べながらゼノーシュが教えてくれたことによると、あくまでこの生き物の祝福は、土地を守る為のものであるらしい。


生き物には添付されないので、もう安心だと出掛けて行ってしまってはならないそうだ。


その代わりに、その土地の中に避難した人々を数多く守ったという記録も前回の蝕では残されており、なかなかに頼もしい。



「ゼノ達が夜に忙しくしていたのは、ふわまるを探していたからだったのですね」

「うん。蝕の胎動の少し前から、ダリルが打てる手は全て打っておこうって。この精霊を見た人の話が残っているのは、前の大きな蝕の時と、この国で起きた小さな蝕の時だけなんだよ」



なのでゼノーシュとグラストは、その小さな蝕の時に、実際にふわまると出会った国民を探していたのだった。



「夜に探していたということは、夜行性だったりするのですか?」

「ううん。昼間はみんな忙しいから。収穫の追い込みをしたり、結界を直したり買い出しをしたりするから、夜の食事の少し後くらいに話を聞きに行っていたんだ」



ダリルの依頼を受けて、蝕の影響を受けそうな問題個所の捜索と合わせ、騎士達は交代でこの生き物も探していたのだと知り、ネアは何とか間に合うところで現れてくれたふわまるを撫でてやりたくなる。


だが、ふわまるは既に美味しいクッキーが次から次へと出て来て、幸せいっぱいのぷくぷくしたお腹になっていた。



「もう、いっぱい祝福がかかってるね。………僕、グラストの為にも絶対に見付けるんだって頑張ったんだけど、これなら安心そうで嬉しいな」

「そうなると、リーエンベルクはもう大丈夫な気がするので、他の場所にも運んでクッキーを食べて貰いますか?」

「そっか。安全なところが多いと、グラストももっと安全だよね。………エーダリアに話してみる?」

「ちょうど今、ヒルドがその提案をしているようだよ。…………おや、動くのは嫌なのかな…………」



ふわまるは、移動には断固拒絶の姿勢を見せた。



オリーブの苗の鉢がお気に入りのようで、そこから離れようとしない。

しかし、ゼノーシュが鉢ごと運ぶという提案をしたところ、それごとであれば吝かではないと頷いてくれた。



「ネア、申し訳ないが、まだクッキーはあるか?この店のものが気に入ったようだ」

「ええ。後でまた買えばいいものなので、ひと箱持って行ってくださいね」

「うん。いつもはネアが僕にくれる僕のクッキーだけど、いいよ…………」

「ゼ、ゼノ、元気を出して下さいね。ゼノにはこの、特製チョコレートを差し上げますから」

「わぁ、前にお土産で貰ったサムフェルのチョコレートだ!」



一瞬酷く暗い目をしたクッキーモンスターに、ネア達はひやりとした。

その瞬間のゼノーシュは、以前にグラストに懐いた羽ペン妖精を森に捨てて来た時と同じ目をしていたのだ。



(よ、良かった!ふわまるが森に捨てて来られたら、一大事だった…………)



しかしそこでネアは、今度は、ふわまるがじっとゼノーシュの食べているチョコレートを見ていることに気付いてしまった。


これはお気に入りなので、とっておきのおやつだったのだが、仕方なくもう一つ取り出してディノに贈与魔術を切って貰うと、エーダリアに渡してチョコレートも試してみる。



「キュピ?!」



そして、ネアの秘蔵チョコレートを食べてしまったふわまるは、あまりの美味しさに飛び上がると、またしても儚くなりかけた。



もはや、ぺかりと光るどころかちょっと眩しいくらいに煌々と光り始めたので、うっかり召されてしまう前にと、エーダリア達は慌てて転移で主要施設に連れ出すことにしたようだ。


エーダリアとヒルドだけでは警備上の問題があるのでとゼノーシュもついて行くことになり、ネア達が慌てて騎士棟とダリルに連絡したところ、グラストやゼベル達も後から合流出来たそうだ。

結局そのまま、ふわまるが光る間はずっとウィームの各地を回る、ふわまる餌付けツアーになったらしい。



領主であるエーダリアはあまりあちこちに行けないので、途中から餌付けのお役目をグラストに引き継ぎ、すっかり舌の肥えてしまったふわまるは、その後は美味しいチョコレートと、様々な味のジャムクッキーを所望し続けたそうだ。




かくして、ふわまるが旅立った後、ネア達は最後の強い光の衝撃も冷めやらぬまま、茫然とリーエンベルクの庭に立っていた。




「…………ちょっとした、この世の終わりくらいな眩しさでした」

「目が……………」

「まぁ、大丈夫ですか?光った瞬間に直視してしまったのですね。………こうして、暫く目を閉じていれば治りますよ」

「ご主人様……………」



ディノだけではなく、突然ぴかっと光ったふわまるの輝きに目を射られ、木の枝から落ちたり、すてんと転んでしまった生き物もあちこちに見える。



あまりにも光ったからか、そのリーエンベルクを最後に祝福した光は、ウィームのあちこちからも見えたらしい。



その結果、ウィームの近くにいたらしいアルテアが、何事かと慌ててリーエンベルクにやって来るという一幕もあった。




ふわまるは、ウィーム全土を巡り美味しいものをたらふく食べ、最後は枕くらいの大きさにまで育った後、きらきらと光る祝福の光になって消えてしまったそうだ。



光り過ぎて儚くなったのではなく、ある程度の要所ごとに避難場所の祝福強化を終えて、みんなが安堵したことを受け、自らの役目は終えたと昇華したのだろうと、ゼノーシュが教えてくれた。


ふわまるが旅立ったと知り、エーダリアはとても悲しそうだったが、出掛けていたノアが帰って来てふわまるの飼育は禁止だとちょっと拗ねたように言ったので、自分には大事な銀狐がいることを思い出したようだ。




後からふわまるの奇跡について知り、ふわまるに出会い損ねたアイザックは、たいそう落ち込んでいたという。

ネアは、ルドヴィークの為にも必要だったのではとはらはらしたが、その成り立ちや生態から判断するに、ウィームで派生したふわまるはウィームでしか力を発揮しないのだそうだ。



なのでネアは、ランシーンや、ウィリアムのテントのある砂漠にも、ふわまるの派生があるようにと願うのだった。










900話までお付き合いいただき、有難うございました。


今回は構成上、記念のお話ではなくなりましたので、蝕のお話が落ち着いた後に、よく読んでみたいとメッセージをいただく、登場人物の誰かの一日に密着したお話を書きたいと思っています!

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