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クッキーと竜




その日のウィームでは、荒ぶるクッキー達が猛威を振るっていた。



あちこちからクッキーがという声が響き、そこかしこを茶色い小さな物体が跳ね回る。


リドワーンは初めて見るその祝祭の恐ろしさに、友人の姿を探していた。

だが、誰か一人でもいいから見付かって欲しいのに、こんな時に限って誰にも遭遇しない。



「………っ、」



頬に直撃しようとしてきたクッキーを結界で払い落とし、おっかなびっくり手袋をはめた手で掴むと、茂みの方に投げ込んだ。


先程から油っぽい粉を落とすバタークッキーに何度もぶつかられ、リドワーンはそんなクッキー達と平然と戦っている人々の姿に深い感銘を受ける。



(なぜ、普通の民達までもが逃げ出さずに戦っているんだ………)



中には、先程逃げ出してきた通りで見かけた、立ち向かおうとした妖精の胸に大穴を開けた石飛礫のようなクッキーもいるのだ。

そもそも、リドワーンは、潰されて粉になっても襲いかかり続ける祟りものに出会うのは初めてだった。



ここまで恐ろしい祭りだというのに、人々は特製のゴーグルをかけて手袋をはめ、次々と獰猛なクッキー達を排除していっている。



ずしんと音がして、そんな通りの向こうから人の背丈程もある兎の形を象ったクッキーが現れた。

幸いにもこちらには興味を示さず、そのまま大通りの方を直進するようだ。


あんまりな大きさに呆然とし、思わず足を止めた時のことだった。



「…………っ!?」



ずしゃっと、側溝の方から何かが飛び出して来る。

上から来たものを見ていたので反応が遅れてしまったリドワーンは、足元から飛び出してきたバタークッキーを避けようとして思わず転倒してしまった。


飛び込んできたクッキー達にたかられてしまい、目の前が暗くなる。




(こ、これは……………)



わらわらとたかられ、これはもう駄目かもしれないと微かな恐れが胸の中に生まれた。

今迄どんな祟りものと戦っても感じることのなかった恐怖だが、こうして自分を蹂躙しようとしているのがバタークッキーであることがまだどうしても飲み込めない。


思えば、この祭りの存在を知った時から混乱していたし、その混乱や動揺を噛み砕けないまま、クッキー祭りは始まってしまった。




不思議と、瞼の裏に青い海は浮かばなかった。

自分が死んでもあの方は知りようもないのだなと考え、こうして路肩で人知れず死んでゆく惨めさを思う。



(だが、友人達が俺の亡骸を見付けてくれたら、きっと弔ってくれるだろう…………)



その事だけが、せめてもの救いであった。





「まぁ、大丈夫ですか?」



その時、柔らかな声がふわりと落ちて、体の上のクッキー達があっという間にいなくなった。



恐る恐る目を開けて周囲を見回し、リドワーンは、はっと息を飲む。

そこには、海竜の戦で図らずも対面することが出来た慕わしいひとが、心配そうにこちらを見ているではないか。



鳩羽色の瞳に映る心配そうな色に、思わず目の奥が熱くなる。



「立てますか?…………ディノ、この方を立たせてあげてくれますか?」

「…………私が、……かい?」

「ええ。手を掴んで差し上げて、ぐいっと引っ張ってあげると立ち上がれる筈なので、まずは引き上げて差し上げて、自立出来たところで置いてゆきます」

「置いてゆくんだね…………」

「お家では飼えませんしね…………」



そう言われてぎくりとして、目元に触れる。

手袋ごしであるが鱗の手触りはなく、幸い擬態は解けていないようなので、竜ではなくても飼うという認識はあるらしい。


そして、かなり躊躇しながらではあるものの、万象の魔物は手を掴んで立たせてくれた。



「有難うございます。…………その、……っ?!」



そこで、木の上からばらばらとバタークッキーが飛び降りて来た。

ぎくりとして凍りついたところで、ネアがそのクッキーを素早く掴み取るとすかさず水路に放り込む。


あまりの素早さに呆然と見ていると、用水路からは様々な生き物達の鳴き声が響いてきたので、部下達を連れて来ているようだ。


だが、そちらからも祟りものの気配しかせず、どうやら彼女はそんな配下を従えているらしい。



(そう言えば、イーザが話していたな。クッキー祭りの時のネア様は、死者の王のような振る舞いで、さながら死者の行列のようなものを従えているのだと…………)



「うむ。滅ぼしました」

「…………立たせたらもういいのかい?」

「ええ。…………ただし、若干心の傷が深そうなので、どなたかに預けた方が良さそうですね…………。ご自宅への道や、お知り合いの方がいるところは分かりますか?私達は水路沿いの敵を駆逐せねばなりませんので、行き合った騎士さんに頼んで差し上げますよ?」

「…………いえ、…………っ?!」



そこでまたしてもクッキーが飛び込んで来て、リドワーンは体を強張らせる。



「まぁ、涙目になってしまいました。大丈夫、残党のクッキーももう水路に放り込みましたよ。…………ディノ、困っている領民の方を助けるのも我等の務め。騎士さんに預けるまでは、保護しましょう」

「…………竜のようだし、一人でも大丈夫だと思うよ」



そう呟いた万象の魔物に、リドワーンはぎくりとした。

相手が万象の魔物となれば、こちらの正体などは隠せる訳もないので、正体を隠して彼女に忍び寄ったのだとは思われたくない。

その誤解を与えてしまえば、リドワーン自身を不快に思われるだけでなく、会の存続まで危うくしてしまう。



慌てて立ち去ろうとして、また飛び上がった。



近くの茂みから、こちらをじっと窺うクッキー達の視線に気付いてしまったのだ。



(十、…………いや、三十はいるか…………)




クッキー達は、自分達を恐れていると判断したリドワーンを獲物として狙っているようだ。

一人になれば、また集団で襲いかかり、今度こそはリドワーンの息の根を止めるだろう。


あまりの恐怖にこれ以上は一歩も前進出来ないとさえ思えたが、ここに留まるのは誇り高き海竜の王族として、そしてあの誉なる会の会員としての恥である。

ご主人様には決して意図的に忍び寄ってはならないのだ。



奥歯を食い縛り、そろりと前に出た。



(あの茂みごと滅ぼせるなら、クッキーなど恐れることもないのだが…………)



だが、ウィームの平和は勿論のこと、その景観を損なうことも会の規律で禁じられている。

それに茂みごと破壊してもクッキーを斃したことにはならないので、その直後には粉となったクッキー達に襲われてしまう。


であれば、襲いかかってくるクッキーに一人で立ち向かい、それを個別に撃破せねばならない。



(出来るかではない。………やらねばならないのだ)



そう、悲壮な決意を固め、リドワーンは深く息を吐いた。




「…………こらっ、一人で離れてはいけませんよ」



その時だった。

すいと伸ばされた手が、上着の裾を掴む。

はっとして息を飲み、何が起きたのかを理解すると喜びと驚きに心臓が止まりそうになる。

胸を手で押さえ、呼吸を整えた。




「……………ネア様?」

「あら、私のことをご存知なのですね。………それと、その状態で離れられるとまた遭難してしまうので、離れてはいけませんよ。私がクッキー達を滅ぼせる射程圏内にいて下さいね」

「し、しかし、…………これ以上は、お手数かける訳にはいきません。一人でもどうにかなりますから」

「ふむ。遭難する方というのは、得てしてそのように己を過信して遭難するものです。あなたはどう見ても危うい状況ですので、単独行動は許可出来ませんね」



そう言われて、またしても心臓が止まりそうになってぐぐっと拳を握る。

その鋭く甘い口調にくらりとして、よろめいた体を何とか支えた。



「ほら、酷い顔色ですよ?」

「…………いえ、俺は……」

「騎士に預けるまでは、付いてくるといい。ここで目を離して命を落とされても困るからね」


そう言葉を挟んだのは、万象の魔物だ。

確かにここで問答をして足止めされても煩わしいだろうと考え、慎重に頷く。


「………………はい」

「あらあら、しょんぼりしてしまいました。ディノ、あんまり領民の方を虐めてはいけませんよ?涙目で震えている方に、これ以上の負荷をかけたら倒れてしまいます」

「ご主人様…………」

「でも、一緒に遭難者を助けてくれる、優しい魔物なのですね。有難うございます」

「ご主人様!」



今度は目の前でその調教を目撃し、胸が熱くなる。

クッキー達に囲まれた恐怖が薄れ、鮮やかな手並みに胸が苦しくなった。



(…………それに、離れてはいけないと言って下さった。これはもう、一種の命令なのでは…………)



そんなことを考えて萎縮した心を奮起させ、リドワーンは、深々と万象の魔物に頭を下げた。


恐らく、彼はこちらが誰だかは気付いている。

その上で故意ではないと判断してくれて、同行を許可してくれたようだ。



(これで、…………生きて帰れるだろうか…………)



とは言え恐怖は拭いきれていなかったものか、さぁ前進と背中を向けて歩き出されると、置き去りにされそうで慌てて付いてゆこうとして足が縺れる。

また転びそうになりながら、懸命に追いかけた。




己の不甲斐なさを噛み締めながら暫く歩いたところで、その人物と行き合った。



(彼は、……………)



ゆったりと歩いている一人の男には、見覚えがあった。

ここ暫くは季節の関係で見かけていなかったが、また出て来られるようになったようだ。


こちらに気付くとおやっと立ち止まり、ゴーグルを外して微笑んだ。



「まぁ、ベージさん?」

「これはネア様、ご無沙汰しております。………っと、失礼しました」



水路沿いの道を歩いて来たのは、同じ会に所属する竜種の一人、氷竜のベージだ。

イーザと同じように、会の活動とは別のところでネア様と関わり、会えば挨拶を交わすことが出来る程度を超え、友人となった会員の一人だ。

リドワーンのような失態は犯しておらず、ネアに嫌厭される事もない。



そう考えかけて、胸が痛んだ。

自分はあの夜、その愚かさによってこの方からの信頼を失ったのだ。


隠し通せばこうして微笑みかけて貰えたかもしれないのに、今はもう、助力を請われでもしない限りは、彼女の前に立つことは出来ない日陰の身となった。


(あの、海に出かけた日の為に用意した、海挟みには守護をかけられたが…………)


会の正式な決定により、リドワーンが道具の補強などで手を貸すことが出来た海への訪れも、そうそうあるとは思えない。




「ベージさん?」

「一昨日、夏眠から目を覚ましたばかりですので、まだ眠気が少し残っていまして…………」

「だから、ふらっとしたのですね。もう少し眠っていなくても大丈夫だったのですか?確か氷竜さんは、夏の気配が残っているところに出てくると、猛烈な眠気に襲われてしまうのでしょう?」

「ええ、ですが既にウィームからは、夏の系譜の支配は抜けたようです。とは言えこの時期ですので、他の氷竜達はまだ国から出て来ませんが、俺は立場上、仲間達が外に出る前にこの土地に変化がないかどうかを調べなくてはいけませんので」

「お役目上、早く働き出さなければいけないのですね。…………今日はクッキー祭りなので、どうか気を付けて下さいね」

「有難うございます。実は、一人の友人を探していたのですが…………、ネア様リドワ…………リドを保護して下さったのですね」



一瞬名前を呼びかけ、青ざめたリドワーンが慌てて首を横に振ると、ベージはすぐさま対応してくれた。

だが、あまり多い響きの名前ではなかったからか、ネアは厳しい顔で素早くこちらを振り返る。



「……………む。竜さんだと聞いていますし、もしや、リドワーンさん?」



そう尋ねられ首を振ろうとしたのだが、二歩程距離を詰められてその瞳で見上げられると、もう何も言えなくなった。



「……………はい」



拒絶され、手酷く詰られることを覚悟の上で項垂れると、ふうっと小さな溜め息が聞こえる。

会の中にはその拒絶と嫌悪の眼差しが堪らないと公言する高位の魔物もいたが、リドワーンはそこまでは達観していなかった。



叱咤され、ぞんざいに下僕のように扱っては欲しいが、そこに嫌悪が滲んでは嫌なのだ。

そんな己の業の深さに呆れつつ、覚悟を決めてその時を待った。




「まったくもうなのです!リドワーンさんなら、リドワーンさんだと名乗って下さい。こちらの手がいっぱいの時だったら、お知り合いの方だと知らずに、見捨ててしまったかもしれませんよ!」

「………………ネア様?」



思わずその名前を呼んでしまい、目を瞠ると、彼女も不思議そうに目を瞠る。



「リドワーンさん?」

「…………俺のことを、………その、嫌厭されていると思っていましたので、名乗らない方がいいのかと…………」



呟くようにそう言えば、彼女はますます目を丸くした。



「……………まぁ、………そう思っておられたのですね。ふふ、力技でがおーとなることも多いのに、竜さんはなんて繊細なのでしょう。…………リドワーンさんは、海竜の戦で私達に手を貸して下さいました。若干いけない趣味をお持ちですし、そちらの要求をされたら踏み滅ぼしますが、そうでなければあの時の頼もしいお仲間の一人ですので、そんなことはしませんよ?」



柔らかな声に、また目の奥が熱くなった。

どう答えればいいのか分からず、おろおろした後にこくりと頷く。


そのやり取りで漸く事情が飲み込めたのか、ベージもどこかほっとした表情を浮かべた。



「…………リドワーンとは、何かあったようですね。彼は気のいい男です。ウィームの界隈には珍しい資質ですし、どうか頼りにしてやって下さい。友人を嫌わずにいて下さって、有難うございます」



微笑んでそう言ってくれたベージに、ネアは微笑んで頷いた。



「ええ。こちらが、リドワーンさんのウィームでのお姿なのだと覚えておきますね。ご近所さんなので、今度から見かけたら手ぐらい振って下さいね。ただし、付け回しが発生したら容赦なく角をへし折ります」

「…………ぎょ、御意!」

「む。部下ではないので、普通にお返事して下さい」

「はい!」

「ずるい。ネアが折檻してる……………」

「し、してませんよ!それに、またしてもずるいの用法が行方不明です!」

「ほら、ベージが友人だと言うのなら、彼に預けてゆけばいいのではないかい?」

「ええ、勿論ですとも。俺が彼を連れて帰りましょう。友人を救って下さって有難うございました」



重ねてそう頭を下げてくれた友人に続き、慌てて深々と礼をすると、ベージの方に向かった。

しかし彼女は、どこか鋭い眼差しでこちらを見ると、首を傾げている。



「…………しかし、ベージさんも寝起きなのでしょう?そうなるとベージさんのことも心配ですので、暫くはご一緒しませんか?」

「いえ、ネア様方のお邪魔になりましょう。確かに俺は目を覚ましたばかりではありますが、友人一人くらい守ってみせますよ」

「この先は、クッキー達が多く潜んでいる、言わば危険地帯なのです。ひと区画抜けるまでは、一緒の方がいいかもしれませんよ?」

「き、危険地帯……………」



恐ろしい言葉に思わず膝から力が抜けてしまい、よろめいてしまった。

その様子を見たネアは頷き、次の区画までの同行をこちらに命じる。




「これも狩りの女王としての、弱者を護る勤めの一つ。次の区画までの同行を要請します。あと、ほんの少しですので、そこまでは、主に私の心の平安の為にもご一緒して下さいね」

「…………しかし、せっかくお二人で歩かれているのに………」



困ったようにそう言ったベージに、万象の魔物は小さく息を吐いた。

けれどもその眼差しは冷たくはなく、愛する者の主張に渋々とではあるが寄り添う魔物の、最愛の婚約者に耽溺する気配のようなものが窺えた。



「構わないよ。君は、彼らがその、………遭難してしまうと嫌なのだろう?」

「はい。この区画さえ抜けてしまえば少し安心ですから、そこで別れましょう」

「ではそうしようか」

「ディノ、有難うございます」




微笑んだ婚約者にそう労われて、万象の魔物は愛おしそうに目を細める。

ベージと共にもう一度深々と頭を下げ、長いような短いような次の区画までの間を、共に歩かせて貰った。





「君にとっては酷い一日でもあったが、良い一日にもなったな。俺も久し振りにネア様とお会い出来て、良い一日を貰ってしまった」



水路沿いに歩いてゆくネア達と別れ、ここはクッキーが少ないという区画に無事に辿り着いた。



顔を見合わせて久し振りだなと呟くと、ふうっと安堵の息を吐き、ベージがそう笑う。



「目を覚ましたばかりのところをすまなかった。イーザか、他の者達を探していたのだが、あの方の管理領域に迷い込んでしまっていたのなら、出会える筈もなかったな…………」

「だが、お陰で不安が晴れたのだろう?」

「…………ああ。………あのように言っていただけるとは、思ってもみなかった。やはり、海を離れてこの地に移り住んで良かったと思う…………」

「はは、それなら良かった。俺も、死ぬまで友になることなどないと思っていた夏の系譜の最高位とも伝え聞く夜海の竜の自慢の友人が、海に帰ってしまったら寂しいからな」



そう笑ったベージに、とは言え、クッキーに勝てない程度の竜だけどなと苦笑する。


ベージとリドワーンでは、確かに階位では大きな差が開くものの、冬の可動域や、ウィームでの暮らしではベージの方が遥かに長けている。

だからこそこの友人は、リドワーンにとっては頼もしい友であるのだった。




(だが、こんな風に、俺でも到底敵わない恐ろしいものが世の中にあるのだと知れて良かった…………)



長く生きてきたつもりだが、世界にはまだどれだけの未知のものがあるのだろう。

こうして陸で生きることは、即ち新しい世界を見る喜びにも等しい。



目まぐるしく鮮やかに、新しいものを次々と教えてくれる。




やがて街の中心地に巨大なクッキーの集合体が立ち上がり、それを見てしまったリドワーンは失神することになるのだが、その時はまだそんな清々しい喜びに空を見上げていた。




とても無念だが、来年からはこの祭りに於いては不参加とさせて貰うことにしよう。



リドワーンは、暫くクッキーが食べられなくなったが、幸いにもイブメリアの前には再び食べられるようになった。

だが、竜用のクッキーとやらはきっと一生食べられないと思う。







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[一言] 桜瀬先生、865話部分で、リドワーンの失態についての質問にお返事をいただき、とても嬉しかったです。海竜の戦のあたり何度も読み返して探したのですが、見逃していました! twitter で更新情…
[良い点] 薬の魔物シリーズ大好きです。 今、2巡目を読んでいる最中です。日々、更新されていて本当にうれしいです。1巡目にはわからなかった記述が読み解けてとても楽しいです。この小説を書いていただき、あ…
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