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セスティア




その国が豊かであったかどうかと言うと、それは決して柔和な声で語れるものではない。

辺境の民は貧しく、よくある捻れた国の定型として、王都は豊かで美しかった。


それでもこの国が堅牢な魔術で守られていたのは、一冊の稀覯書に与えられた“保管場所の安寧を守る”という魔術の祝福によるものが大きい。

その稀覯書を国の管理としたことで、この国の平和はひっそりと守られていたのだ。



「カルウィの王子か…………」



そう呟き、セスティアは、一人の部屋で椅子に深々と体を沈める。


それは排除せねばならないこの国を脅かすものであったが、先の純白の襲撃のせいで、この国は現在、国防以外の部分に力を割くことが難しくなっていた。

王は私財を投じて国という形を守り抜いたが、相変わらず軍部はカルウィの王子達の勢力争いを危惧している。

そんな場合ではないというのにもかかわらず、かつて、この国を守っていた稀覯書を奪ったかの国とは、切っても切れぬ憎しみの絆があるのだ。



(あの本が失われた時、それがカルウィの手の者による凶行だと調べ上げたのも、軍部の者達だったな………)


この国内には、どれだけ金目のものを欲していてもあの本を狙う者はいない。

あの本を国外に出すということが、国を傾けることだと誰もが知っているからだ。

だからこそ軍部は周辺諸国の工作員に目をつけたのだろう。

そうして、何人かの調べ上げていた者達の中から、カルウィの王子の傘下にある楽団による犯行だと、確証を得るに至ったのだ。


(王子達の狙いは、王子としての格を上げる為に使うことの出来る、分りやすい成果だ。この国の存続などはどうでもよく、王の目に留まり後継者となり得るだけのものが欲しいばかり………)


魔術師であるセスティアはそう思う。

この国に、カルウィが兵力を割いて滅ぼすだけの価値はない。

であれば間違いなく、カルウィの王子が狙ったのはあの本が展開する平定の魔術そのものであろう。

だが、軍部ではまた違う結論を出しており、内々にこの国の国境域付近に出没していた三人のカルウィの王子達の暗殺を企てている。

多くの国民達にとって幸いなことに、王はその強硬姿勢には、きっぱりと首を振り反対を示していた。



昨年掘り当てた魔術鉱脈に湧いていたこの国だが、とは言え純白の襲撃は手痛かった。

よりにもよって、あの雪喰い鳥はカルウィ側の国境域の街を襲ったのだ。

俄かに手に入った魔術鉱脈は、そこから採掘されたものを換金したり術具使用するまでには時間がかかる。

長年国境を守ってきた街が損なわれ、国境いの結界や守護魔術に長けた騎士達、その騎士達を支えた街の機構などが失われるのは、大きな痛手であった。


王は、そんな純白の痛手から立ち直っていないこの国が、戦争などをしている場合ではないのだとよく理解している。

なぜならば王こそが最もこの国の外のものと触れることが多い役目を負い、つい昨年まで平和呆けしていた国の老いた将軍達が自画自賛する程に、この国を侵略することに価値などないことをよく知っているのだ。



この国の最大の価値は、大国の緩衝材となる、幾つかの国の内の一つであること。

こうして幾つかの国を挟み離れているからこそ、カルウィとヴェルクレアは良き友人でいられるのだ。

魔術鉱脈は確かに財産だが、この国にとってはひと財産であれ、大国にとっては戦争をしかけてまで欲しいものではない、小さな鉱脈の一つに過ぎない。



(それなのになぜ、カルウィの王子も安易にこの国の守護の要となる本に手を出したのだ…………)



そんなことがなければ、この国の誰であれ、ほんの僅かの差とは言え距離的にはヴェルクレアに近い自国が、よもやカルウィの脅威に晒されているとは思いもしなかっただろう。

そう考えている内に、この今の置かれている状況こそが、狙いだったのではと考えたくなった。


(カルウィも一枚岩ではないだろう。大勢の王子達に継承権を争わせているのだから、中には短慮な王子も一人くらい入る筈だ。………となるとあの事件は、この大陸の均衡を崩す為に注がれた毒なのかもしれない……)


二つ隣の国の隣人であるヴェルクレアは、純白の事件の後に、どの国よりも早く支援の手を差し伸べてくれた隣国だ。

特に大国を相手取るような産業などもなく、強いて言うのであれば閉鎖的でもあったこの国とは、親しいと言う程の間柄でもないが、脅威にも害にもならないこの国に対しては好意的ではあるのだろう。

カルウィよりは新しい国だが、この大陸では唯一カルウィと同じ立場で会話の出来る大国である。

そんなヴェルクレアからの特使は、支援物資などを届けた際、大臣達にくれぐれもカルウィと事を起こさぬようにと苦言を呈していったという。

カルウィとの問題は、こちら側の友好的な大国の機嫌も損ねかねないという、大きな危険を孕んでいた。



それなのになぜ、将軍達は血気盛んな若者のように、カルウィに牙を剥こうとしているのか。


(向こうの王子に浅はかな者がいたとて、我が国の兵力では太刀打ちのしようがないではないか………)


奪われたのは守りの力なのだ。

それなのになぜ、そんな状態で戦いに出ようという論調があるのか、それすら信じがたいことだった。

まったく理解に苦しむばかりで、セスティアは頭を抱えたくなる。

正攻法ではなく暗殺という手段を講じるとは言え、まず間違いなくカルウィには気付かれてしまうだろう。




「…………やはり、我々の盾派が早急に力をつけねばならないか」



そう呟き、施設から届いた報告書を見る。

ぶ厚い青い表紙の革張りの本は、関わっている教育機関から報告書として届けられたものだ。

あえて本の装丁にしてあり、関係者以外の者が開くと建築技法の参考文献に見えるよう、魔術がかけられている。


純白の襲撃を受けて壊滅した街の復興と称し、魔術師会はラズィルの街に一つの教育機関を設けた。

新設されたその教育機関で成されるのは、主に、この国の即戦力になる歌乞いの育成だ。


(その歌乞い達こそが、この国の将来を握っていると言っても過言ではない……)


国境域の街に住み純白の襲撃で身寄りをなくした若者達に、歌乞いとしての教育と契約の場を与える。

それが、ラズィルでセスティア達がやっている新しい試みであった。


才能を持たない者は退去させれば済むので、国としても、機会をものに出来ない者達には自己責任としてその後の支援を打ち切る口実となる。

また、魔物を得た歌乞い達は力を振るうのがその魔物であるからこそ、即戦力になる。

寿命を食われて力尽きれば魔物達は去り、また新しい歌乞いを育てればいいまでだ。

育成に時間のかかる兵士や魔術師などより、この計画の効率の良さは目を瞠るものがあった。


同じ即戦力となるもので比べれば、単に国外や国内の人外者達と契約をする場合は、支払う対価や報酬は決して馬鹿にならない。

だが、歌乞いが支払うのは主に自身の命ばかりなので、国としての投資は彼等が魔物と契約をするまでの教育資金のみである。

資本を少なくして大きな成果を出せるのが、この計画の良いところであった。



(本来であれば国が支援の手を割かなければいけない災害の被害者達が、少ない投資で有能な戦力となる。使えなくなる頃には死すばかりと、退役恩賞もいらず後腐れもなく廃棄の手間もかからない。………適応出来るのはまだ心の従順な若者達ばかりだが、それでも歌乞いとは何と素晴らしい資源であることか)



勿論、力の秀でた歌乞い達は、相応の賞賛と待遇を得るだろう。

だからこそ彼等も、国の為に奮戦するのだ。


けれどもその栄光は終生のものではなく、やがては己の命を使い果たし、長くとも十年程度でいなくなる。

短い生で退出してゆく者達だからこそ、軍部でも歌乞いの台頭を懸念する動きはなかった。



(だからこそ、歌乞いが良いのだ)



早急に運用を安定させ、常に良い歌乞いを生産出来るようにしておけば、それは軍部の古参の古狸達の思惑を外れ、魔術師会が一定の権威と力を持つということに相違ない。

軍部よりも魔術師会が力を持てば、浅はかなカルウィとの小競り合いを止め、あの魔術鉱脈を生かす形で国力を蓄える為の研究や開発に力を入れられるだろう。



(純白が、猶予を与えてくれた)



セスティアは、そう考えている。



純白による被害が大きかったことが、この国の無謀で耄碌した将軍達の勇み足を止めてくれて、魔術師会にもこの国の舵取りをする機会を与えてくれたのだ。

決して少なくはない被害であったが、あの純白の襲撃はやはり天啓でもあったのだと。



そう考えて愛用の椅子に座り直すと、大きな執務机の横に置かれた森結晶の万年筆が目に入った。

これは、今は亡き友人が誕生日に贈ってくれたもので、今もセスティアの宝物である。



(アーサーが生きていればな…………)



それは、国を守り続けた稀覯本を守護してきた一族の、一昨年の年の瀬に命を落とした最後の後継者の名前だ。


頼りないと言われることもある青年だったが、彼は優秀な守り手であった。

あの本を守り、同時にこの国の守護を司っていたかの一族は、後継となるべきアーサーが刺客に惨殺されたことで、今は非常に苦しい立場に立たされている。



国宝とも言うべきものを失ったのだ。

そして彼等は、一族で最も大きな力を有した子供も失ってしまった。

やがてあの一族が代々の後継者にのみ与えられてきた守護魔術を失えば、その加護をもこの国は失ったということになる。

現当主であるアーサーの父親が死ねば、この国はますます苦境に立たされるだろう。




(…………アーサー、君が生きていれば、私は……………)



アーサーは、セスティアの幼馴染だった。


彼はどうとも思っていないかもしれなかったが、セスティアは、人々は誰もが良き心を持っていると考えてやまない友人と会うと、政治的な議論の場で溜め込んだ心の澱が洗い流されるようで、彼と会うのをいつも楽しみにしていたものだ。

こうして彼の一族が非難の目に晒されている今であれ、セスティアはこう答えるだろう。

アーサーは、誰よりも大事な友であったと。


そんな、一族の屋敷から殆ど出ることを許されなかった守り手の彼は、一体どんな悲劇に見舞われて、屋敷の裏庭にある崖の底で息絶えていたのか。

どうしてその日、セスティアは彼との約束を下らない仕事の打ち合わせを優先して延期してしまったのか。



あの日のその現場にいればアーサーを守れたかもしれないのに。

彼が愛し守ろうとしたこの国は、今も今迄と変わらず、どこか呑気なままの閉鎖的な小国でいられたかもしれないのに。




(どうして彼は、死者の国から戻ってこれないのか…………)



会いたかった。

会って助けてやれなかったことを詫び、何があったのかを聞きたかったのに。

でも彼は戻って来ないのだ。


深く息を吐き、長い髪を肩の後ろに払いのけた。

背中の真ん中くらいまでの銀髪は、セスティア本人の好む長さではなかったが、魔術を扱う上では必要なものでもある。

セスティアが使う魔術には、緻密な計画と精緻な術式が必要不可欠なのだ。



(私が扱うものは、この国では檻の魔術と呼ばれてはいるが、元は防壁の魔術の一種だ)



その土地を囲い、そこにあるものを外部に認識させない幻惑の魔術。

だが、決して万能ではなく、自身より階位が上の者には作用しないし、持続性もない。

なので都度手をかけてその壁を直し、中に隠した歌乞いという名前の武器達を育てる学び舎を守るのが、魔術師会の盾派の長であるセスティアの現在の仕事であった。



(だが、決してその塀の内側ばかりを見ている訳にはいかないのが、難儀なところだ………)


なぜならば、セスティア達魔術師会の盾の会の一派が歌乞いの育成に力を入れているのは、あくまでもこの国を守る為である。

王都や軍部の動きにも目を光らせていなければならないし、他にも成さなければいけないことは沢山ある。

少しでもこの仕事に集中出来る時間を稼げたならと考え、頭の痛い思いで報告書を開き、深く溜め息を吐いた。



「………また何人か死んだか。一度の任務にすら耐えきれない程の不相応な魔物とは契約させぬよう、現場に徹底させねばだな。…………力を得た者が軍部に寝返ってもいけない。身内に軍人がいた子供は排除し、思想教育と魔術的な誓約と、…………ああ、あの塀の中の仕事だけをする時間が欲しいな。………この世界の時間でも止まってくれて、その隙にあの中だけで育成を進められるような魔術でもあればいいのだが………」



そんな事を呟いて笑うと、その場合は、あの塀の内側の土地だけがこちら側の世界と時間の動きを変えるという魔術が必要なのだろうかと、魔術師の癖で実現出来る訳もないのに考えてしまった。



「閉ざされた場所、塀を使って中のものを隠す力。その願いが叶えば、あの塀の中の者達は、人知れず生きて人知れず死ぬのね」



誰かにそう言われ、いや、それはないと首を振った。



「あくまでも、育成を完了させる為の時間を稼ぎたいだけだ。そこだけで閉じてしまったら意味がない」

「では、定められた期間だけでもその中の時間だけを動かし、あなたはその中で歌乞い達の育成だけをしてみたら?」

「ふむ。それなら悪くはないな。ある程度の歌乞い達の育成が終わり、後任となる者達への入れ替えをしてゆく運用の目処が立てばいいのだ………」



答えながらふと、真夜中の誰とも知れない者からの問いかけに答えてはいけなかったのだと思い出す。

けれども、果たしてこの声の主を本当に知らないのだろうかと首を傾げた。


もしかしたらこれは、最初からこの部屋にいた誰かの問いかけかもしれないではないか。



「あなたは、本当は国ではなく、アーサーに殉じたいのね。彼を守れなかったことを悔い、彼が大好きで、彼が守ろうとしていたこの国を守りたい。一刻も早く好戦的な軍部の上官達を失脚させて魔術師会が権力を握れば、心ないアーサーの一族への批判も止められる」



その声は低く深く、どこからともなく耳に忍び込む。



「………そうだ。軍部が今回の一件はカルウィの侵略への序曲だと声高に叫ぶからこそ、守護の本を失い戦争への危険性を高めた国賊だとアーサーの一族に批判が集中してしまう。だが、違うだろう?………カルウィが我が国を侵略する筈などないし、あの一族は寧ろ被害者だ。………アーサーが刺客に敗れた無能者として謗られようとも、………それは避けられなくとも、それでも国の為に尽くしてきた彼の死を、みんなが悼むべきではないか」




魔術師達はみな、アーサーが好きだった。



この国の守護の贄とされ、あの屋敷からどこにも行けず自由などなくても、いつも彼はにこにこしていて、小さな花を一つ咲かせただけでも凄いねと大喜びする。

小さな生き物を可愛がり、虫や大きな犬にも怯えてしまう。

彼は、思慮深く無垢な隣人であり、魔術という世界においてはかけがえのない同胞だった。


だからこそ、彼の人生を犠牲にして守られてきたこの国を、愚かな実態のない戦争への恐怖などで破滅させる訳にはいかない。



『僕は、いつも部屋でごろごろしてるだけだよ。セスティアは凄いなぁ!魔術でそんなことも出来るなら、セスティアにはどんなことだって出来る筈だ。僕の友達はこんなに凄いんだって、世界中に言いふらしたいくらいだよ!』



笑顔でそう言ってくれる友人がいるからこそ、セスティアは過酷な術式習得の儀式にも耐え、新しい魔術式を得る度に友人に報告に行った。

そして、そんな風に彼に会いに行くのはセスティアだけではなく、多くの魔術師達が彼との会話を心の拠り所にしていたことを知っている。


アーサー程に大きな力を持つ者はこの国にはいなかったのに、彼はいつもセスティア達を手放しで称賛してくれ、感心し、感動してくれ、更には魔術侵食などで倦厭されがちな孤独な魔術師達を笑顔にしてくれる唯一の無垢なものであった。


セスティアは友人として、他の者達もまた、息子や弟のように共に笑い、頼りない兄のようにアーサーを大事にしてきた者も多い。

太陽のような彼が中心にいたからこそ、魔術師達は心穏やかにいられたのだ。




「あなたが目的を達すれば、彼の評判を取り戻すことも出来るわ」




闇の中で誰かがそう呟く。

その甘やかな闇に酔い、セスティアは深く頷いた。



「………そうだ。その通りだ」

「では望んで。そうすればあなたは、私の齎すものを受け取っていいわ。あなたは時間から切り離されたラズィルの街で、歌乞い達を育てるの。私はあなたの悲鳴や願いの残響を受け入れ、その幻が続く為の力を与えてあげる」

「……………幻?」



そう尋ねたセスティアだったが、ひどく頭が重く目が霞んだ。

暗闇の向こうで微笑んだ女が眼鏡を外して晴れ晴れと笑えば、その美しさと凄艶さに、何を言おうとしたのかすら忘れてしまう。



「私は檻が欲しいの。内側だけで永遠に閉じていて、こちら側と繋がらないところ。そこにいるのは誰もが、純白の襲撃で孤児になった者達。………そうでしかない世界なのでしょう?……そしてその子供達は歌乞いになり、やがては契約した魔物に食い殺されてしまう。………なんて悲しい生簀なのかしら。でもそれが、あなたが理想を育てる小さなお城なのよね…………」



夢見るような声は甘く幼く、セスティアは夢中で頷いた。





「ねぇ、憂いを晴らせば、あの方は私を許してくれるかしら?」



その問いかけに、セスティアが最後に思ったのは大切な幼馴染の笑顔だった。

次に会う時には大事な報告があるんだと言ってくれたアーサーに、その報告が何だったのかはとうとう聞けないままであった。




(そうすれば、君も私を許してくれるだろうか………)




最後に見たアーサーのあの明るい笑顔を思い出そうとしたが、なぜか、もう上手く思い出せなかった。






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