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狐の予防接種



その日、銀狐は予防接種に連れて行かれることになった。



これでも本当は公爵の魔物なので、そこそこに知能は高い。

気付いて暴れないように、まずはゼノーシュが連れ出し、偶然外でネア達に出会うという設定である。


ネア達は誰もペットを飼ったことがないので、予防接種のあれこれはペットを飼っているという第三席の騎士が教えてくれた。


この騎士だが、古い時代の他国からの移民なのでウィームの民とは造作が違うのだが、祖父がウィーム王家に仕えたという、リーエンベルクでは古い家系にあたる人物だった。


長い黒髪に浅黒い肌で緑の目をしており、フード付きのストールのようなものがトレードマークで、首にくるりと巻いたストール部分には精緻な術式の刺繍がある。

大柄な肢体と、その刺繍に施された封印術式を見れば、彼が竜を片親に持つことに気付く者も多いだろう。


穏やかで優しい地竜の親を持つので、朴訥としているが戦闘時には凛々しいというそこらの女性の大好きな要素を持っている、精悍で美しい男性だ。


しかしながら、このリーナという名前の騎士は、リノアールのとある小売店に勤めるご婦人に八年も片思いをしているので周囲の女性には見向きもしないらしい。

問題なのは、そのご婦人が残念ながら子供どころか孫もいるお年の女性であり、ご夫君とたいそう仲良しであるところだ。

その上、その片思い相手のお孫さんに恋をされてしまうという、とても複雑な恋模様に苦しんでいる。


「…………そのお孫さんは、お幾つなのでしょう?」

「十二歳だな。リーナは小型犬を二匹飼っているから、祖母と散歩するといつもついてくる、可愛い犬を連れた騎士という認識のようだ……」

「…………それはまさか、尾行………」

「い、いや、偶然だと思うが…………」

「そして、リーエンベルクの騎士さんの上位の方は、グラストさん以外一般的な方がいません」

「ゼベルもリーナも優秀ではあるのだ!」

「ゼベルさんは新婚の奥様が拐われないようにとリードをつけて散歩してますし、リーナさんは恐らく尾行犯です!」


これはとても由々しき問題なので、ネアは片手でエーダリアの執務机をばすばすと叩いた。


「ゼベルは両思いだから問題ないだろう」

「その仰り方だと、エーダリア様もリーナさんは少し危ないと思っているのでは?」

「………歯止めが効かなくなるようであれば、注意しようと思っているのだがな」

「歯止めが効かなくなった場合には、この前差し上げた葉っぱをアクス商会に持って行き、竜の媚薬と交換して貰ってそのお孫さんに差し上げてはどうでしょう?」

「…………葉っぱ?」


先日アルテアの羽飾りの悪夢に落とされた先に、ネアはせめて何か収穫をという狩人精神から、近くにあった不思議な葉っぱを毟り取って戻ってきた。

その分け前を、エーダリアにもひと枝渡していたのだ。


例の便利道具なカードを買いに行った際にアイザックに見せたところ、カード四セットと交換して貰えたという衝撃の高額査定な葉っぱである。

その旨を説明すれば、エーダリアはがたりと椅子を揺らして後退りしてしまった。



「…………あれで買ってきたのか?」

「ええ。葉っぱ六枚程で、四セット買えましたよ?」

「あの、葉で?」

「まぁ、引き千切る前まで歌っていた葉っぱですので、特殊なものなのかもしれません」

「…………う、歌ってたのか?!」

「素敵なコーラスでしたが、毟り取ったので悲鳴に変わりました」

「…………お前は、何でそんなものを毟ろうと思ったのだ」

「本当は狩りもしたかったのですが、ディノがご主人様をすぐさま連れて帰ろうとしましたので、慌てて手が届く範囲にあったものを……」

「お前が持っていたあのカードは、ディノが持たせていたのだとばかり思っていた。王都でも、それなりの者しか持てない程の道具だからな」

「………む。そうなると、ドリーさんから預かっている一枚が気になります。お返ししようと思うのですが、近くこちらにいらっしゃったりしますか?」

「ドリーが預けたのなら、そのままで良いだろう。あれは不器用なくらいに実直なところもあるから、返して欲しければそう言ってしまうような男だ。お前に預けておくことで、非常回線として残してあるのではないか?」

「まぁ、それなら持っていますね!」


あのカードの価値が判明してから、ネアは恐ろしく高価なものを預かっているという罪悪感に苛まれていたのだが、そう言われれば、安心して持っていられる。

これがあれば、いざという時にはドリーとお喋り出来るのだ。


「エーダリア様にお渡ししたものも、持っていて下さいね」

「ああ。お前達への非常時の繋ぎがあれば、私としても助かる。……………しかし、竜の媚薬か」

「別にそのお孫さんでなくてもいいのですが、犯罪者になってどなたかを不幸にするような事件を起こすくらいであれば、リーナさんを想っている方に捕まえていただく方が安全ではないでしょうか。でも、エメルさんには効いたのにドリーさんにはさして効かなかったので、効果は様々のようですけれどね」

「………確かに竜の媚薬であれば、リーナ自身にとっても不幸という効果ではないな。万が一の時には考えておこう」

「…………幸せなご家族に害が及んでもいけないので、事故る前に対処して下さいね」

「お前は、あの精霊のことがあってからそちらの嗜好に手厳しくなったな」

「ジーンさんの件で、その種の病の恐ろしさを学びました。しかしながら、うちの魔物も相当に重症者なのに、この場合はぞくりとしますが許してしまうのです」


そう遠くを見ながら言ったネアに、エーダリアもどこか達観した表情になった。

恐らく、ストーカーの上に変態なのだから、ディノの方が上をゆく特殊な病なのだろう。



「………本題に戻ろう。その、リーナの説明によると、注射を受けられるのは封印庫前の広場と、大聖堂前の広場でこの三日間のみ。後は、個人の医院を訪ねるということも出来る」

「………そのどちらも、他の子達が大騒ぎするので気付いてしまいそうですね。……ふむ、グレイシアに会いに行く体で、大聖堂前にしましょう。本来ならトラウマの場所ですが、もはやヴェルクレアに戻り時の妖精さんはおりませんので、安心して歩けます」

「…………そうだったな」


またそこで、エーダリアは遠い目をする。

戻り時の妖精は特に益になる効果もなく、害獣指定であったのでいなくなるのは構わないのだが、もし誰かがどうしていなくなったのかを調べ始めると厄介だということらしい。

害虫駆除も中々に難しいものなのだ。



そして綿密な計画が練られ、銀狐の予防接種日の当日、ゼノーシュは早朝散歩ということで、尻尾をぶりぶり振って喜んでいる銀狐を連れて出て行った。



「…………少し不憫になりますね」


グラストがご機嫌の銀狐の後ろ姿に、そう言って項垂れる。

時折、自分でボールを持ってきて甘えてくるので、遊んでやったり面倒を見てやったりしているのだ。

銀狐が塩の魔物であることを知って驚いても、生来の包容力ゆえなのか変わらずにボール遊びをしてやっており、銀狐はそんなグラストが大好きである。

可愛がっているだけに、注射と知らずに喜んでいる姿が不憫なのだろう。


「領内で徹底されている予防接種ですから、仮にもリーエンベルクの生き物から発症すれば外聞が悪くなります。注射くらい普通に受けて欲しかったのですが……」


そう、疲れた顔をしたのはヒルドだ。

ネア達だと甘えてしまうということで、昨日はヒルドが予防接種に連れて行こうと頑張ったのだが、銀狐は鳴き叫んで暴れ、絨毯に爪を立てたまま頑として動かなかった。


リーエンベルクに獣医を呼ぶことも話し合われたが、ただでさえ繁忙期なのだ。

我が儘な銀狐の為に往診などさせてはいけない。


「…………そもそも、注射はそこまで痛いのかな?」

「そう言えばノアは、余分な痛みは感じないようにしている魔物でしたね」


ディノはこの事態そのものが情報処理の限度を超えてしまったらしく、古くから知っている白持ちの魔物が獣用の予防接種を受けるという事実が上手く飲み込めないようだ。

すっかり落ち込んでしまって、ずっとネアにへばりついている。


「いざとなったら、強制的に注射させるので手伝って下さいね」

「…………うん」


最悪の場合は、ディノが押さえている間にお尻にぷすりと注射させてしまうしかあるまい。

そう考えていたネアだが、事態はゼノーシュのとある事情によって大きく流れを変えることとなる。



全てを左右したのは、よりによってこの日に限り、限定のケーキバイキングを行なっていた、マドヌという老舗のカフェの告知看板であった。




「あら、待ち合わせの時間なのにゼノがいませんね。どこかで迷子になっていないといいのですが……」

「ネア、ゼノーシュは見聞の魔物だからね」


大聖堂近くの待ち合わせ場所で、約束の時間にまだ姿の見えないクッキーモンスターを心配して、ネア達は顔を見合わせていた。

まだ午前の早い時間なので、通りには爽やかな朝靄の気配や、淡い朝の光が残っている。

しっとりと露に濡れた花壇の花に、市場に品物を補充しに行くのか、チーズ売りが大きな籠を持って走ってゆくのが見えた。


しかし、通りの向こうまで目を凝らしてみても、ゼノーシュと銀狐の姿はない。



「むぅ、あちらにもいません………」


この角地で偶然出会ったふりをして、ゼノーシュはお菓子を買って帰る為に、連れて入店出来ない銀狐をネア達に預けてゆくという筋書きであったのだが。


「………もしかして、どこかで屋台にでも…」


ネアがそう言いかけたとき、遠くからムギャーと物凄い鳴き声が聞こえてきた。


「…………この声はまさか」

「ノアベルトだね…………」


ぎょっとしたネア達が慌てて声の聞こえてきた方に駆けつければ、一本通りを挟んだ先にある大聖堂前の広場には、既に人垣が出来ていた。

あまりの野次馬で見えないネアが飛び跳ねていると、魔物がさっと抱き上げてくれる。



「……………ゼノ!」


そこには、人々が思わず固唾を飲んで見守ってしまう、凄惨な光景が繰り広げられていた。



人垣の向こうにある予防接種会場で、蜂蜜色の髪をした大人しそうな美少年が、鳴き叫ぶ銀狐を鷲掴みにしている。

もがき暴れるその抵抗をものともせず、ゼノーシュは首根っこと尻尾を鷲掴みにして、銀狐のお尻を獣医に向けていた。


ネアが初めて見る予防接種会場は、大聖堂前の広場の石畳に直に絨毯を敷いてしまい、その青い絨毯を囲うようにして結界を張ってある特設会場だ。

絨毯の上には、四脚の医師の椅子とその向かいにそれぞれ年季の入っていそうな飴色の木製診察台がある。

診察台に術式陣が描かれているのは、魔力を持つ獣もいるのでその対策だろう。

絨毯を囲む結界は、万が一にでも獣医の手元からペットが脱走しない為の備えであるらしい。


四人並んだ中の一番端の獣医は、魔術師としても高位なのか立派なケープを纏っていた。

上手く振り分けしているらしく、その列には魔術を持っていそうな獣達が並んでいる。

ゼノーシュと銀狐がいるのは、普通の獣医の列のようだが、診察台の上の狐は公爵の魔物である。


「………どうやら、ゼノ一人で予防接種を受けさせてしまおうと考えたようですね」

「尻尾が抜けないかな……」

「尻尾の掴み方が上手ですね。ほら、もう注射の順番ですから、すぐに終わりそうです」


銀狐の担当になったまだ若い獣医は、あまりにも鳴き叫ぶ患者にかなり狼狽しながらも、職務をまっとうすべくそのお尻に注射をぷすりと刺す。

次の瞬間、また銀狐の鳴き叫ぶ声が会場に響き渡った。

その声に、順番待ちをしていた他の獣達の中には、恐怖のあまり失神する獣もいる。


震え上がってしまう犬がいたり、尻尾が何本もある狐のような生き物が、きゅんきゅん鳴いて必死に家に帰ろうと地面を足で掻く抵抗を始めたりと、なかなかの阿鼻叫喚になってしまった。


この予防接種は無料なので、注射さえ終われば、証書を貰って後は帰るだけだ。

無事に注射を終えた銀狐を抱き上げたゼノーシュは、周囲の驚愕と賞賛の視線を浴びながらとことこと会場から出てきた。

ネアは、慌てて手を振ってここにいることを伝えてから、持ち上げてくれていたディノに下ろして貰う。



「…………ノアベルト」

「あら、ディノまでしょんぼりしてしまいました。でもあれは、狐さんが騒ぎ過ぎですね」

「ご主人様…………」


ネアもそこそこ冷たいので、ディノはいっそうに怯えてしまったようだ。

びくびくしながらネアの背中に隠れている。



「ネア、終わったよ!」


そんなところに、涙目で全身を毛羽立たせて硬直した銀狐を抱えたゼノーシュが駆け寄ってきた。


「ゼノ、一人で予防接種を受けさせてくれたのですね!凄いです!」

「あのね、マドヌのケーキ食べ放題に行きたいんだ」

「あら、あのステンドグラスのある素敵なカフェですか?」

「三百周年で、今日は特別なんだって。でも、テーブルの数が限られているから、三名からの入店なんだよ。一緒に行こう?」


そわそわしながらそう言って袖を引くゼノーシュに、ネアは条件反射で頷いた。

愛くるしいクッキーモンスターのお願いは、どれも叶えてやるのがネアの喜びなのである。

ディノがザハのケーキ食べ放題を提供するのが明日だろうと、知った事ではない。

明日までにまたお腹を空かせればいいのだ。


「行きましょう!」

「やった!」

「ディノ、ゼノはこれから戦になるので、狐さんを代わりに抱いていて下さいね。予防接種の当日は、過度の運動や入浴は禁止なのです」

「…………うん」


手を伸ばしてやったディノに、涙目で震えながら銀狐がよろよろと足を伸ばしている。

ディノの腕におさまれば、余程恐ろしかったのかその腕の中に顔を埋めてしまった。

小さくムグムグと鳴いているので、嗚咽を上げる幼児のようである。


「ノアベルト…………」


憐れになってしまったのか、ディノまで少し震えてしまい、そっと銀狐の背中を撫でてやりながら、すっかり思考をケーキバイキングに切り替えてしまった、ネアとゼノーシュを怖々と見ている。


「そう言えば、テラス席が空いてないと狐さんは入店出来ないですね」

「店内しか空いてなかったら、リーエンベルクに返してくる」

「ふふ、ゼノはもうケーキに夢中ですね」



その後、ちっとも労ってくれないネアに、銀狐は恨めしさ全開の眼差しで魔物の腕の中からこちらを見ていた。

幸いにもカフェはテラス席が空いており、銀狐は、用済みと言わんばかりにリーエンベルクに返されることは免れた。

念の為に先に帰るかどうか聞いてみたが、不貞腐れたまま、首を横に振ってディノにしがみ付いている。


「こちらの席が空いているのは、ケーキのワゴンから遠いからでしょうね。ゼノ、このお席で大丈夫ですか?」

「うん。僕、トレイごともらうから大丈夫」


流石老舗のカフェらしく、ケーキバイキングとは言え、まずは店員が銀のお盆に全種類が幾つかずつ乗ったものを持ってきてくれるのだそうだ。

そこから選ばせてくれて、他に欲しいものを追加でオーダーする仕組みらしい。

そしてどうやらゼノーシュは、そのトレイごと受け取るようである。


「トレイごと頂戴。全種類食べるんだ」


可愛いゼノーシュにそんな注文を受けた店員は、あまりの無茶な要求に慄きながらもその要求を叶えてくれた。

奥の責任者らしい女性が頷いている様子からすると、あの女性はゼノーシュのことを知っているようだ。


テーブルの半分を占拠するケーキを手に入れたゼノーシュは、幸せそうにぱっと微笑みを深める。


「ゼノのケーキを見ながら選べるので、見本が近くてとっても便利ですね」


ネアはそれを見て、苺とクリームチーズのクレープ状のものと、フランボワーズのムースのケーキを注文する。

ディノも、落ち込んでいるので甘いものに逃避したくなったのか、珍しく二種類頼んだ。

ミルクチョコレートとスウィートチョコレートに、木苺のジャムを挟んだケーキと、檸檬と紅茶のムースのパイである。


「狐さんは食べませんか?ここのケーキは、どれも初代さんからのレシピで作っているらしくて、とても美味しいそうですよ?」


ネアがそう声をかけてやれば、ディノの膝の上で丸まって震えていた銀狐が、ちらりとこちらを見る。


「蜂蜜を使った苺のショートケーキもありますし、生クリームを添えたチョコレートトルテもあります。オレンジリキュールとバターを絡めたあつあつのクレープも美味しそうですね」


最後の一言が効いたのか、銀狐はむくりと起き上がると、クレープを所望する。

結果として、ショートケーキも食べてしまいお腹をぱんぱんにしてディノの膝の上で眠ってしまった。



「…………ふと思ったのですが、狐さんはチョコレートも食べてはいけないのでは?」


紅茶も飲んで一息ついたネアがそう言えば、ディノはなぜだか自分が虐待されたような悲しい目をした。

可愛らしくぱくりと追加のケーキを頬張ったゼノーシュが、首を傾げる。


「この前、箱ごと抱えて食べててヒルドにお尻を叩かれてたよ?」

「…………となると、完全に狐として扱う必要もないのでしょうか?」

「僕、念の為に玉葱はあげてない」

「どこまでが大丈夫なのか、線引きがわかりませんね」

「でも、秋の予防接種も受ける?」

「春も受けたので、秋も受けた方が良さそうですね」

「…………またやるんだね」

「あらあら、どうしてディノが落ち込んでしまったのですか?」



泣き疲れたところにお腹いっぱいになったので寝ている銀狐は、自分の与り知らないところで第二回の予防接種が企てられていることを知らない。

しかし後日、あまりにも不憫に見えたのか、ディノから銀狐姿の時でも痛みの知覚を制限出来るような魔術をかけて貰って尻尾を振っていた。



ヒルドが甘やかし過ぎだと叱っていたので、どうやらディノは、銀狐には随分と甘いようだ。






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