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93. 前夜祭は思惑が交差します(本編)



薔薇の前夜祭と呼ばれる夜になった。

特別な儀式やミサはないが、この夜、人々は明日の祝祭で花束を渡す恋人や伴侶に一枚の薔薇色のカードを送る。


今年も宜しくと書くことで暗に翌日のご予定を伺うのだが、少し年始のグリーティングカードに似ていた。


ネアは勿論、ディノに送った。

最初は手渡ししようとしたところ、繊細にもしゅんとしてしまったので、郵便屋さんを手配して大騒ぎだったのだ。



「ネアちゃん、これは回収するからね」


夕方前にそう持ち去られていったのは、ネアの部屋の洗面台で生まれた星鳥の雛だ。

あまりにも丸いので雛玉と評するしかなく、炭灰色の頃に命名された名前はほこりという。


ほこりはどうやら王子様のような男性が好みらしいので、ダリルは恋愛絡みの祝祭で恋には狭量な星鳥のほこりが暴走しないよう、上手にアルテア経由でリーエンベルクから出してくれた。


「ディノ、ほこりが退出したので、狐さんにもう隠れなくていいよと教えてあげて下さい」

「うん。でも、ノアベルトの擬態を見抜けるって、あの鳥は凄いね」

「あるいは、狐さんでも恋のお相手になり得るのかもしれません」


かくして、やっとヒルドの部屋に隠れなくても良くなった銀狐が走って戻ってきた。

もふもふの独占市場が脅かされると感じているのか、はたまた星鳥の伴侶候補にされたのが怖かったのか、ネアの爪先を力一杯踏んづけて不幸度のアピールをする。


「まぁ、悪い狐さんですね」


そう言いながら首回りをわしわし撫でてやれば、けばけばの尻尾がふんわりとなってきた。


「ネアが、あの鳥の方を優先したのが嫌だったみたいだね。どうすれば勝てるのか考えていたみたいだよ」

「あら、優先度なら狐さんの方が上ですよ?」


不思議な悩み方をしていたようなので、そう返せば、狐だけではなくディノも驚いたようだ。


「………そうなのかい?」

「時々飛び入り参加がありますが、私の好意は基本的にリーエンベルクの同居人の皆さんが優先されます。お部屋がある以上、狐さんもそこに入ります」

「ほこりも、リーエンベルクで生まれたのに?」

「ディノ、ほこりは可愛い奴ですが、庇護するべき小さなふわふわであって、そして鳥です」

「………鳥。そう言えば、雪食い鳥もそんな認識だったね」

「そして、ドリーさん以外の竜は蜥蜴相当です」

「………また特別扱いしてる」

「なので、狐だけれど元はノアでもある狐さんは、やはりふわふわな鳥よりは優先されてしまいますよね」


そう言いながら頭を撫でてやると、銀狐は千切れんばかりに尻尾を振り回す。


「しかし、ほこりは宝石をくれるふわふわですので、あまり銀狐さんが絨毯に悪さをすると順位の入れ替えがあるかも知れませんよ?」


ヒルドが絨毯の補修が大変だと話していたのでそう脅しておくと、銀狐は目を潤ませて必死に首を振っていた。


「では、良い狐さんでいて下さいね」


自分が雛玉より優先されると知り、銀狐は喜びに弾みながら廊下を駆けて部屋に戻っていった。

案外さらりとしていたが、これから薔薇の祝祭の前夜祭となるので、今夜は忙しいのだろう。


(この前の、歌乞いさんとも会うのかしら?)


他に三人もいるので時間配分が大変そうだ。

精霊からの呪いの手紙で懲りた筈なので、どうか慎重に行動して欲しい。



「ネア、ノアベルトが置いていったようだよ」


そんなことを考えていたら、やけに強張った微笑みの魔物に一通のカードを手渡された。



「…………あら、落し物ではなくてですか?」

「名前が書かれているし、君に宛てたもののようだね」


綺麗な薔薇のカードには、金色の繊細な文字でこれからも宜しくという定型文と、“明日、お時間をいただけますか?”と書かれている。

彼らしい一手間で、カードからは素晴らしい薔薇の香りがした。


「ふむ。………素敵な薔薇を貰うべく、時間を空けるしかありません」

「ご主人様?!」

「朝食の時にでも、隣の席に座ってあげましょう」

「………ネア」


顎に手を当ててそう呟くと、なぜか魔物は遠い目をした。


「一緒にいる時間がどうあれ、同じ屋根の下に居るのですから薔薇は貰える筈です!」

「ネア……………」

「む。ではディノの持ち時間を減らしますか?」

「そうだね、朝食のときだけでいいと思うよ」


すかさず魔物は意見を翻し、ご主人様に同調した。


「なのでディノ、明日の朝食の物々交換がなくても我慢して下さいね」

「うん………」

「その代わり、明日は薔薇の祝祭なので、一緒にローゼンガルテンから上がる花火を見ましょうね」

「街を歩くのは夕方がいいそうだよ。夜火薔薇が燃え始めるからね」

「そんな素敵な薔薇もあるんですね!」


夜火薔薇とは、よるかばら、と読む街灯の代わりにも使われる祝祭用の薔薇なのだそうだ。

丁寧に育てた薔薇を苗から火の加護のある土地で咲かせると、一晩中燃え続ける特別な真紅の薔薇が咲く。

とても高価な薔薇なので、王都の夜会などでしか見かけないものだが、そういうものを育てることに長けた魔術の地ウィームでは、他の土地より比較的安価に手に入る。



「……それにしても、あの鳥は特別なのかと思った」


薔薇の話が落ち着くと、ディノがぽつりとその話を再開した。


「特別ですよ。生まれたての雛を初めて見たんです!名前もつけさせて貰いましたし、大事にしてあげたい、可愛い雛玉です」

「うん。それにアルテアのチケットを使ってまで、私に頼みに来たくらいだから」


ディノがそう言うのには理由があって、ネアはあのチケットをストーカー対策に使おうとしていたからだ。

ストーカーはアルテアの知人のようなので、どうか行く先々に現われないようにと言い含めて貰うつもりでいた。


「それは、ディノが心配だったので会いに行っただけで、ほこりの件はまた別の問題です」

「………私を心配してくれたのかい?」

「注意されていたことを不用意にしてしまい、ほこりの名付け親になってしまったので、ディノに呼びかけたんです。でも返事がなくて…」


あの時、もしやまたレーヌの時のようなことが起きているのではと考えた。

折しも、ノアに送られてきた精霊からの呪いの手紙の事件の後であったし、そこで遭遇してしまった白夜の魔物はかなり手強そうだったからだ。


そうして行ってみればやはり白夜の魔物絡みだったので、ネアはあの光景を見ておいて良かったと考えている。



「あの鳥の為に、君は必死だったのかと思った」

「ふふ。鳥さんをどうしようというくらいでは、お出かけしたディノのところに押しかけたりしませんよ」


そこでネアは、思い浮かんだ懸念点を尋ねてみた。


「ところで、これだけ警戒されているお庭で、またほこりのような生き物が出土された訳ですが、私が注意した方がいいことがありますか?」


ネアからそういうことを尋ねるのは珍しいので、魔物は驚いたようだ。


(だって、最初はほこりも小さくて害のない生き物だと思ってたから)


しかし、生まれた雛が黒かったのは煤けていただけで、本当は真っ白な珍しい生き物だったのだ。

狩りなどとは違い、ここは大切な居住区になるのでネアとて慎重にもなる。


「星鳥はね、ある種の恩寵のようなものだから、リーエンベルクでは防いでいないんだ」

「む。そうなのですね!」


そう言う意味では、冬籠りの妖精や魔物と同じ扱いであるらしい。

なのでリーエンベルクの防御魔術では弾かれず、恐らくは靴虫などを排除した際にディノが流した魔術や、急激に魔術濃度を上げた環境から煤けて休眠していた星鳥の卵が活性化され、特別変異的に生まれたのだろうということだった。


「彼等は、最初に庇護してくれた者の関係者を害することは生涯ない。だから私も、ほこりを排除はしなかっただろう?」

「しかしアルテアさんは投げ捨てました!」

「星鳥は伴侶を選ぶからだろう」

「……ディノはそこまで荒ぶりませんでしたが、ほこりの初恋が自分だと気付いていたのですか?」

「え、…………そうなの?」

「はい。ほこりの初恋はディノなんですよ。私のものなので諦めてくれましたが、ほこりがいい子でなければ争奪戦でした」

「……わたしのもの」


ネアの言葉が嬉しかったのか魔物は目元をふんわりと染めたが、星鳥に恋をされたのは嬉しくないようで、複雑そうな顔になってしまった。



「アルテアが好きなのかと思っていたよ……」

「ほこりのアルテアさんへの恋心が爆発したのは、私が埃の妖精のお話をしてあげた後です。それまでは、遊んでくれるお父さんくらいの感覚だったみたいですね」

「今は、エーダリアが気に入っているみたいだね」

「あのまま水盆に恋をしてくれていれば良かったのですが、存外に嫉妬深い雛玉でした」



ほこりの恋愛対象には、物品も入る。


一度リーエンベルクの水盆に恋をして頬ずりまでしていたが、小鳥や妖精達の水飲み場だったのが許せなかったらしく、その恋は終わったようだ。


結果、よく撫でてくれるエーダリアに新しい恋をしてしまったので、エーダリアによく遊んで貰っていた銀狐が拗ねているらしい。


(でも、エーダリア様的には、珍しい魔物だから興味津々という感じだけれど)


因みに、最近ほこりを気に入っているエーダリアがガレンの魔術師達にペット自慢をしに連れて出かけたところ、討伐対象として捕獲されていた狼や魔物をぺろりと平らげてしまい、とても良い護衛にもなったそうだ。



「ほこりは成長すると綺麗な青年になるそうですので、ディノも、もしかしたらぐっときてしまうかもしれませんね」

「え、やめて。そんなことは絶対にないから、安心していいよ」

「とは言え、思いの外心が動くということは往々にしてある現象ですので…」

「それなら、婚約期間を早めるかい?早々に私を、君のものにしてしまえばいい」


隙を逃さず、老獪な魔物にまたしても誘いかけるような甘さで囁かれたが、ネアは眉間に皺を寄せたまま却下した。


「鳥さんとそこまで張り合いたくないので、やめておきます。鳥さんに奪われるようでは、どうせ時間の問題だという気もしますから」

「何でそちらに振り切ったんだろう………」

「もしディノが、鳥さんをお相手に選ぶようなご趣味ならば、そもそも種族的に他の鳥達にすら敵いませんよね?」

「………ネア、私は鳥を対象にはしないから、安心していいよ」

「雪食い鳥さんの時に私を疑ったくらいなのに?もしかしたら、本能的な嗜好としてあるのかもしれませんよ」

「ご主人様………」

「あら、しょんぼりですね」


頭を撫でてやると、少し回復したようだ。


「ただ、もしそういうお相手が出来てしまったら、私にきちんと話して下さいね。この前のように、突然ぷいっとされるのは嫌です」

「ご主人様………」


ネアとしては、なぜその最後の言葉で魔物が荒ぶってしまったのかわからない。

ただ、ディノはそう言われたのがとても悲しかったようで、巣に引き篭もって毛布妖怪になってしまった。

暫くはつついたり、揺すったりして構ってやったのだが、家事妖精が手紙の配達に来る時間になったので、捨て置いて部屋を移る。



「まぁ、たくさん届きましたね」


そして、定刻通りに郵便物を届けてくれた家事妖精から荷物を受け取ったネアは、思いがけないカードの多さに魔物を置いてきたことに感謝した。



(これは、ディノからだわ)


今回、郵送という初の試みにこだわった魔物は、綺麗な透かしのある薔薇色のカードをくれた。

真っ白な封筒から出てきたカードには、真珠色にきらりと輝く不思議なインクでメッセージがある。


(………これからもずっと傍にいて、か)


ここで庇護欲をそそってこなくとも、もう充分に大事なのだが、魔物はしたたかに上乗せしてきた。

そして、明日はいつもより一緒にいるという謎の宣言が書かれており、もはやお誘いの言葉ですらない。



「………あ、これはジーンさんからの、商品補填の薔薇」


まず、追加一通目のカードは、すぐに理由がわかった。

以前ムグリスのハン王子から贈られかけた薔薇がアルテアに取られてしまったので、その補填の商品をアクス商会から出して貰える筈だったのだ。

それをあえて薔薇の祝祭に贈ってくれるあたり、アクス商会は芸が細かい。


(ストーカー疑惑だけれど、今回のはアクス商会のお仕事の範疇だから、セーフかしら)



「………これは悪ふざけかな」


アルテアからのカードもあり、漆黒の封筒から赤みの強い薔薇色のカードが出てきた。

宝石を削いで細工文字にしたもので、定型文に合わせて明日そちらに行くと書かれている。


「………ドリーさん!」


ドリーからのカードは薔薇を送ると書かれていたので、配達になるようだ。

竜は好きなだけ花束を贈れるので、これは季節の贈り物の一環なのだろう。


「同じ理由でサラフさん、ウィリアムさんからは普通のカード」


ウィリアムは相変わらずそつなく、普通のカードでメッセージをくれて、シルハーンが荒ぶるから薔薇は一本かなというようなことが書いてあった。

くすりと笑わせるような文章の書き方が秀逸で、とても好感度が高い。


そして次のカードを取り上げ、ネアは首を捻る。


「………これは誰かしら?」


ヒルドからは、今朝会った時に手渡しでカードを貰っている。

事前にディノが郵送を選んだことを知っており、最初に読んでいただけるカードですねと微笑んでいたので、その場でお礼を言っておいた。


(エーダリア様とゼノ、グラストさんは一本の薔薇をくれるそうだし、薔薇の話はしていないけれど、ダリルさんもそのくらいの距離感……)


なので、もう候補が見当たらないのだが、誰からだろう。

宛先の名前も知らないものだった。



「…………一人で開けるのは止めよう」


カードは魔法仕掛けで、書き込まれた返事が相手に届く。

ディノが暴れない内にと、相手がわかっているものにはさっと返事を書いてしまう。

そしてやるべき事を終えてから、差出人に心当たりのないカードを持って、巣の中に立て籠もった魔物に相談をしにゆく。



「ディノ、出てきて下さい」

「……………ネアはずるい」


カードの返信で、巣から出てきて一緒にいて下さいと書いたせいか、魔物は不服そうではあったがすぐに出てきてくれた。


まずはネアからのカードを受け取り、きちんと押された薔薇の祝祭の限定消印を見て嬉しそうに微笑む。


しかし、他にも何枚かのカードを持ったネアに気付くと、途端に悲しげな顔になった。


「浮気…………」

「浮気はしていません。私宛てですが、誰からのものか分からないので一緒に見て下さい」

「それならいいのかな………」


こういう場合、魔物に選択権を預けてしまうと問題が沈静化することを、ネアは学んできていた。

ネアにとってさほど重要ではないと感じるのが大事らしく、逆に言えば興味を示せばパイ屋台の青年にすら嫉妬する。

その時は、愛するパイを作る職人というだけで、彼本人にはかけらの興味もないのだと説得する羽目になった。


「ネアは私の婚約者なのに、どうしてこんなに届いてしまったんだろう」

「魅力が隠しきれていないのかもしれませんが、明日は沢山の約束を詰め込んだのでもう満席です」

「………沢山?」

「ほら、家族用の薔薇を持ってきてくれる方もおりますから」


一瞬不用意に口を滑らせてしまい、ネアは慌てて誤魔化した。

ディノはじっとりとした目をしていたが、ご主人様に急かされて謎のカードの選別に入る。



まずディノは、一番豪華な封筒に入ったカードを手に取った。

なめした革の封筒に刻印が焼き付けてあり、淡い水色の宝石がついている。


「…………これは偽名だね」

「なんと!」

「魔術で名前を伏せてある。返事は私が書いておこう」

「どなたからなのでしょう?」

「ネアの嫌いな水竜の王だよ」

「お任せします!」


そして次は、とても一般的な薔薇色のカードだった。

茶色い郵便局の封筒に入っており、可愛らしい薔薇の消印が押された市販品だ。

怖々と自分の腕の陰に隠れたご主人様の為に、ディノはメッセージを読み上げてくれる。


「………新年のお祝いの席でお見かけした女王様に、私の髪を引っ張って貰いたく…………」

「ディノ、ぽいして下さい」

「次のにしようか。こちらは、…………是非に貴女様に、わたくしめを酷く叱りつけて欲しいと……」

「それも破棄します!」

「………これは少し封筒が違うね。でも、内容はあまり変わらないようだ」

「…………つらい」

「これも同じようなものだね。好きなだけ私を痛めつけて構いません」

「…………すごくつらい」

「これは変わってるよ。貴女の為に、新しい鞭を買いました。是非それで…」

「燃やして下さい!」



計七通の、見知らぬ人からのカードがあった。


内容はほぼどれも同じで、新年のお祝いの席で見かけたネアに運命を感じ、是非に女王様として振舞って欲しいというようなものだ。

すっかり落ち込んでしまったネアの代わりに、ご主人様は自分のものだからと、ディノが簡素な脅迫文にて始末をつけてくれる。

そんな恐ろしいカードに返信などしたくなかったので、ネアはその後ろで夕食前の焼き菓子を貪り食らい心を癒そうと努力した。


(駄目だ。甘いものを箱一つ食べたくらいでは、この心の傷が癒えない………!)


「………私は、そちらの趣味ではないのに、どうしてこうなったのだ!」


食べるだけ食べてから頭を抱えてしまったネアの為に、その夜、魔物はとても優しくしてくれた。


晩餐の時に様子がおかしいと心配してくれたエーダリアやヒルド達も、事情を聞いて何とも言えない顔になる。

変態に請われた部下の慰め方は、ディノの頃から見付けられていないようだ。


「………まぁ、何だ。誤解があるとは言え、好まれるということは、悪いことではあるまい」

「ものすごくいい加減な慰め方をしましたね!エーダリア様も、おかしな誤解をされる苦しみを味わってみると良いのです!」

「似たような被害なら、お前から散々受けた記憶があるな………」



しかし、実際には女王様を求めるカードは五通にとどまり、残りの二通は純粋に恋を請うカードであったことは、ネアに伝えられることはなかった。





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