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89. 傘選びに入ります(本編)


傘の祭りが近くなると、人々は封印庫から散歩させる傘を選ぶ。

傘を扱う力に長けた魔術階層順に傘を選んでゆき、その年の傘の数が参加希望者より足りない方が良いとされる。

傘はとても気紛れで扱いにくい為、一人二本となるととても苦労するからだ。


よって、式典に公式参加する者からの傘選びが始まる。

初日に傘を選ぶのは、エーダリアだ。

今年はネアも参加するので、魔術可動域蟻並みの身分ながら、一緒に選びに行くことになった。

たっての希望よりディノも参加が認められ、ならばとグラストとゼノーシュも参加が決まっている。


件の行方不明の公爵探しは、公爵と公爵を攫って逃げていた魔物の婚姻により落ち着いたようで、久し振りのウィームでの仕事なのだそうだ。


隣国の公爵失踪は、関係者が一様に複雑な顔で目を逸らすという、奇怪な事件として解決を迎えた。

異国の公爵ながら、有名な技術者でもある壮年の男性と、可憐でたおやかな白薔薇の魔物の組み合わせだったと聞き及び、実は少しどんな事件なのか知りたかったネアは、教えて貰えずにがっかりしたものだ。


僅かばかりの情報から推測するに、嫌いではないが自分もやりたい事があるし、まだ関係を深めるのは早いとのらりくらりと躱していた公爵に、白薔薇の魔物の堪忍袋の緒が切れたようだ。

暴走がちだが、大人しくて可愛らしい言動の女性が本気でキレたので、周囲も含めとても怖かったらしい。

戻ってきたグラストとゼノーシュが、すっかり女性恐怖症になってしまっているのでかなり激しかったのだろう。


(…………私も、気を付けなければいけない気がする)


ネアはこの事件を己の戒めとして、魔物の対策方法を考え直そうと思っていた。


泣いたりするぐらいであればまだ可愛らしいものなのだが、下手に怖い感じで爆発されると、そもそもの力の差というものがあるので、手に負えなくなる。

怒りからの制圧というものは、心の底で力関係が上位にあると思っているからこそ発生すると踏んでいるので、そのようなキレ方をしないように徹底的に上下関係を叩き込みたい。

しかし、そんなことをぶつぶつと呟いていたら、同席していた銀狐が部屋の長椅子の下から出て来なくなってしまった。

とても怖かったらしく、最近は無言で突然手を出すとびくりとするようになっている。




「…………ここが封印庫だったのですね!私はずっと、立派な霊廟だと思っていました」


ネア達が馬車で訪れたのは、白大理石の見事な建物だった。


立派な円柱に支えられた神殿のような建物で、その入り口の奥に円堂と半球形のドームがある。

物々しい雰囲気だったので近寄ったことはなかったが、よく見れば円柱の奥の壁は大きな扉があり、堅牢な魔術刻印で施錠されている。


こちらを見て苦笑したエーダリアの反対側では、この施設の責任者らしき男性が、ネア達の手首に巻かれたビーズの腕輪を留めるリボンの色を呆然と見ていた。

この行事にあたり、傘から身を守る為につけるこの腕輪は、今年はネアが担当したが故に前例のない白いリボンなのだ。



(この封印庫の方かな?三人共、素敵な老紳士ぶりでとっても素敵だわ)


封印庫の廟には、三人の魔術師が住んでいるそうだ。


品物の数が多いらしく、魔術師や警備兵に掃除夫など、五十人程の職員がいるが、本日担当してくれるのはその有名な三人の魔術師なのだろう。


責任者となるのが真ん中の一番背の低い老紳士、左右に立つのが双子のような老紳士で、三人共銀鼠色のローブを羽織り、洒落た羽根つきのベレー帽のようなものを被っている。

ローブの下は鮮やかな真紅の長衣でお洒落な魔法使いのような装いだ。



責任者の老紳士が、ふわりとネアに微笑みかけてくれた。


「あながち間違いではありませんよ」

「そのような品物が多く封印されているということでしょうか?」

「はい。ここにあるものは全て、送り出しや焚き上げの前の品物なのです」



まずは正面の大きな扉をくぐり、幾つかの通路を経て、また頑丈そうな二重扉を開ける。

この二重扉は魔術の絡繰り仕掛けにもなっていて、歯車や模様が、がこんがこんと音を立てて動いて開くまでの動作に、ネアはつい見入ってしまった。

ただの絡繰りではなく、魔術の流れで薔薇の花が咲いたり、彫刻の竜が動いたりするのだ。


この最初の扉の鍵は責任者が持っているようだ。



「狐さん、あまり覗き込むとお鼻が欠けてしまいますよ」


ネアが我に返り忠告したのは、エーダリアの肩に乗った銀狐だ。


今朝がた、みんなが楽しそうなお出かけなのにお留守番は嫌だと、絨毯の上を転げまわって抵抗し、呆れたヒルドによってエーダリアの肩の上に設置されている。

ヒルド曰く、招待はされていないが、本日の最高権力者の一部として強引に連れて行ってしまえということのようだが、当のエーダリアは酷く複雑そうであった。

何しろ、肩乗りが出来る程小さくもないので、事実上肩にだらりと引っかかっているようなスタイルなのだ。

勿論、銀狐は本日、ネア達の腕輪と同じものを首につけられるようアレンジしたものを装着している。


(確実に肩が凝るし、もさもさして邪魔だろうなぁ……)


それが如実にわかるのは、管理官と話しながら何度も、視界の確保の邪魔になる銀狐の尻尾を手で押さえている仕草だ。


ネアであれば、厳しくお留守番にしてしまうところなので、ヒルドはどうやら銀狐に甘いようだ。

とは言えただの無賃乗車という訳でもなく、有事の際にはエーダリアを守るように言いつけられ、狐は勇ましく頷いてエーダリアを困惑させていた。


ある意味ものすごい護衛を乗せているようなものなので、ネアは悪くない運用なのではと思う。

最近、すっかりリーエンベルクに馴染んできたせいか無駄飯喰らい感が強いので、そろそろ働いてはどうだろうかと思っていたのだ。


(もういい歳の男性なのだから、就業するのはいいことだわ)


それに自分の力で関わってゆけば、いざという時に自分の居場所としての安心感も違うだろう。

ネアがいなくても、ここがノアの居場所になればいい。



「あの苺、美味しそうだね」

「ゼノがそう思ってしまうくらい、仕掛けの苺が本物みたいですね……」

「ゼノーシュ、今夜は苺のタルトが出るそうですよ」

「やった!」


そして、本日は久し振りにグラスト達が同行するので、ヒルドはリーエンベルクに残っている。


儀式的には順を追って選びに来る傘だが、案外大雑把な管理官達は、チームリーエンベルクを一括で招いてくれていた。

本来はグラスト以下の騎士達にも参加資格があるのだが、当日は暴走する傘の警備にあたるので精一杯のようで、毎年辞退しているのだそうだ。


「すごい綺麗な模様の廊下ですね」

「気付いたか!この術式は四重に描かれているんだ。ほら、この緑の線が抑えを意味していてだな…」

「エーダリア様、まずは保管庫で宜しいですかな?」


暴走しかけたエーダリアを責任者の老紳士が上手く誘導しているのを見て、ネアは微笑ましい思いになる。

大切にされつつもこのくらい雑に扱われる方が、領民に愛されているという感じがする。


「あ、ああ。すまないな、いつもこの封印術式で夢中になってしまう」

「はは、構いませんよ。この術式を描いたのは私の父ですから、光栄な限りです」


やがて、最奥にある四つ並んだ立派な扉の中の一つの前に立つと、責任者の老紳士の左右についていた双子風の管理官がすっと進み出て、扉にある二つの鍵穴に解術の鍵を同時に差し込んだ。


ぎりぎりぎりと歯車が軋む音がして重たい扉が開けば、そこには不思議な空間が広がっていた。



「わぁ………!」

「傘だらけだね」


さすがにディノも驚いたようで、部屋いっぱいに押し込まれた傘に目を瞠る。


マホガニー色の平べったい陳列棚が天井近くまで重なり、装飾的な鉄格子と硝子扉が小洒落た感じだが、


「ほぼ、はみ出して落ちて、散らばっていますね……」


もう少し整理されて保管しているのかと思いきや、部屋の中は大量の傘を投げ込んだような随分な有様になっていた。

唖然としていると、エーダリアが説明してくれた。


「雨の日は傘が暴れるからな。揃えて置いてもこうなってしまうんだ」

「どんどん不安が上乗せされていきますが、こやつらは噛み付いたりはしないのでしょうか?」

「噛んだりはしないだろう。だが、油断していると刺されるぞ」

「もっと嫌なやつ!」

「ほら、ネアは私の後ろにおいで」

「刺されるのは困りますので、ディノを盾にするのはやぶさかではありません」

「お前は、自分の足元の傘を見てからものを言え」

「む………………」


渋い顔のエーダリアにそう言われて視線を落せば、足元に転がったオレンジ色の傘が激しく震えている。


「これは、暴れる前兆でしょうか?」

「いえ、恐らくですが…………怯えているのではないかと」


施設の管理官も初めて見る現象なのか、早くもネアから距離を取りつつある。

今迄の不名誉な事例があるとはいえ、エーダリアが来訪前に、今回の歌乞いは何かと騒動に好まれるので注意されたしと伝えてしまったせいで、封印庫の前で挨拶したときから、上品な初老の紳士達は時折ネアの方を不安そうに見ていたのだ。


「………ブーツが怖いのでしょうか。普通の靴で来れば良かったですね」

「ネア、傘を踏んじゃうとお祭りが出来なくなるよ」

「ゼノまで!」


しかしながら楽しみにしている祝祭を潰すつもりもないので、ネアは丁寧に傘の封印室に入った。

先に入ったエーダリア達のときにはまだ強気に跳ねている傘も、ネアが近付くとさっと物陰に隠れてしまう。

好きなものを選んで引っ張り出していいと聞いていたので、とても楽しみにしていたネアは寂しくなった。

狩りの女王としては順当な評価であるが、今回は散歩させる傘と楽しくペアを組みたい。


「ディノはどんな傘がいいのですか?」

「こういう場合、好みってあるのかな」


傘たちが死んでしまったり、他に封印されているものを刺激しないようにと、ディノはほとんど人間といういつもの青灰色の髪姿で擬態をしていた。

当日もこの姿の擬態であれば、青系統の傘などどうだろうとネアは考える。

晴れ舞台なので、素敵に見えるようにプロデュースしてやりたい。


「…………あら?」


そこでネアは、封印室の一番奥まったところに、硝子ケースに入った真っ白な傘があることに気付いた。

傘の入ったケースには鎖がかけられ、蜜蝋で隙間を詰めるという随分と慎重な封印がされている。


「エーダリア様、あの傘は何でしょう?」

「ああ、竜の骨から削り出した傘骨らしくてな。あまりにも強いので、中々送り出し出来ないものだ」

「あら、では私が引き受けましょうか?竜は得意です」

「……………!………そうか、今年はお前達がいるのか」


はっとした様子のエーダリアに、グラストも表情を明るくした。

二人の視線の動きを見て、ネアはこの傘がそこそこ厄介な存在であったことを知る。

領主達の様子からいいニュースだと察したのか、管理官達も興奮気味に顔を見合わせていた。


「とは言え、そんな傘を世に放って大丈夫でしょうか?」

「いや、散歩に出すのは問題ないのだ。誰も手に取れないことが問題だったからな」

「………もしや、刺すのはこやつですか?」

「ネア殿、この傘は回るんですよ」

「………回る」

「その結果、持ち手が吹き飛ばされてしまうので、中々外に出せないんです。竜の骨だけあって、傘自身は空に戻りたがっているんですが」

「グラストさん、あのケースから出して好きにさせるというでは駄目なのでしょうか?」

「それが難しいんです。手順を踏まないと昇華されませんので」

「成程……………」


しかしながら相性を見てみる必要があるということで、竜骨の傘は慎重にケースから取り出された。

ケースの中でもぐりんと回転していたので、ネアはものすごく嫌そうな顔をした管理官が手を出す前に、さっと手を出して白い傘を鷲掴みにした。


「ネア?!」


慌てたエーダリアが声を上げたが、勿論指輪のある方の手で掴んでいる。

掴む前に手をわきわきしてディノに無言の確認もして貰ったので、決して暴走したわけではない。


そしてじっくり観察してみた傘は、回るどころかぴしゃりと背筋を正したまま、ただの傘らしく手の中で大人しくしていた。


「とても大人しいですね。綺麗な傘ですし、私はこの子にします」

「あ、ああ。……お前ならこのくらいやるだろうとは思ったが」

「傘さん、お祭りまでいい子にして待っていて下さいね。お外はきっと気持ちいいですよ」


ネアにそう持ち手を撫でられたせいか、傘は若干へなりと曲がってしまったようだ。

魔物曰くとても照れているようなので、もう少し撫でてやってから封印用のケースにお戻りいただいた。


(…………あら?)


ネアがそうしている内に、管理官達が何やらエーダリアと話し込んでいる。

時折視線が天井に向かうので、ネアも上を見上げてみた。


「ディノ、天井にも傘が一本磔にされていますよ」

「へぇ、あの傘は随分と殺しているね」

「なぬ。………残虐な傘なのですか?」

「持ち手に仕込みがあるようだから、傘に模した武器として使われていたのだろう」

「あの磔具合を見ているに、最も厄介な凶悪犯はあやつと見ました」

「持ち手は宝石かな。妖精の仕事だね」

「妖精さんが作った傘なのですね!」


そんなことを話していると、エーダリアがこちらに戻ってくる。

グラストとゼノーシュは、部屋の奥の方で何本かの傘を吟味していた。


「ネア、あの傘をどうにかする手立てはないだろうか」

「磔さんは、厄介な子なのですか?」

「殺戮を好む傘でな、管理庫でも毎年数人が犠牲になっているそうだ」

「思っていた以上の問題児でした!ディノ、あやつをどうにか出来ますか?」

「昇華するだけでいいなら、私があれを使えばいいんじゃないかな。作り手の妖精を殺して仕上げた傘だから気難しいんだろう」

「………ああ。ヴェルリアから入ってきた傘でな、他国の王族のものらしい。雨の日になると、灰色の髪の女性を襲うのだそうだ」

「灰色の髪の………」


ネアは思わずエーダリアの言葉を復唱してしまい、ディノと銀狐がじっとりとした目になった。


「それは、是非に昇華させてしまおう」

「ディノ殿、申し訳ない」


エーダリアが短く頭を下げたのでまた管理官が驚いていたが、当の魔物は天井に磔にされた傘を鋭く一瞥した。

ぴくりとも動かないが、他の傘のように意思があるのだろうか。


銀狐もその傘は気に入らないのか、エーダリアの肩を足先をたしたしと叩いて葬るように訴えている。

しかしエーダリアは鬱陶しかったのか、途中で前足をがしっと掴まれて拘束されていた。


「なぜ、灰色の髪の女性を狙うのでしょう?」

「かつての持ち主を探しているのだそうだ。中に閉じ込められた妖精の怨念が、作り出した術者を恨んで探しているらしい」

「……その妖精さんは、シーの方ではありませんよね?」

「大丈夫だよご主人様。あれを作ったのは鍛治妖精だし、階位はさして高くない。要は性格の問題だからね」

「ああ、ガレンに処置が降りればすぐにでも壊せる程度ではあるのだ。ただ、先代の管理庫長が普通の傘のように空に還してやりたいと話していてな、私としてもそれが望ましい」

「でもそうなると少し手に余るので、あんな風に磔にされていたのですね……」

「無理矢理暗殺者に仕立てられた哀れな傘だ。人が作った以上、人の責任としてまっとうな送り方をしてやりたい」

「その場合、人間である私がお散歩に出した方がいいでしょうか?」

「いや、お前は髪色が危ういからな。危険はないだろうが、触らない方がいいだろう」


エーダリアはそう判断したらしく、ディノも同意した。

銀狐もエーダリアの肩の上で頷いている。


「ネアは、どんな騒ぎを起こすかわからないからね」

「むぅ、とても不本意な評価ですが、こんなところで意地を張っても仕方ないので、触らないようにしますね」

「それに、あの傘の素材になったのは男の妖精だからね。君は私の婚約者なのだから、触れないように」

「ディノ………」


ご主人様を含む他の者達をとても生温い空気にしたところで、ディノの傘も決まった。


「僕はこれにする」


暫くして、ゼノーシュは綺麗な黄色の傘を選んだ。

グラストが選んだのは害獣討伐の際に使う、地面に設営出来る大振りな緑色の傘で、エーダリアは少し時間をかけて、細身の葡萄酒色の傘を選んでいた。

そちらの傘は、高名な女魔術師の持ち物だったらしく夜になると歌うそうだ。


銀狐はとても残念そうだったが、傘を散歩に出す手順を踏めない体なので、会場に同伴されるだけで諦めたようだ。

折角のお祭りなのでとネアはこっそり自由参加を提案してみたが、公的な行事なので部外者はこちらには合流出来なくなるので、人型で別の位置から参加するよりもみんなと一緒に居るのが楽しいらしい。



選んだ傘にそれぞれタグをつけてもらい、後はもう当日を待つばかりである。



(町中に傘がふわりと浮かぶらしいけれど、どんな風になるのだろう!)



不穏な傘もあるにはあるが、きっとさぞかし壮観な眺めになるだろう。

わくわくと微笑んで魔物を見上げれば、なぜかさっと布のようなものを頭にかけられた。


「え……?」

「騒ぎになりそうだから、上を見ないようにね」


思わず憮然としてしまったが、次の瞬間、上の方の棚の傘達が派手に暴れ始めてしまい、保管庫の中にはもうもうと埃が立ち込める。

魔物達は無事だったが、エーダリアとグラストは埃まみれになってしまった。

慣れているらしい管理官達はさっと隠れていたし、銀狐は護衛の任務を放棄して素早くエーダリアのマントの下に避難していた。



保管庫を出てから聞いたことによると、エーダリアに選ばれなかった婦人傘達が暴動を起こしたようだ。

結果的にエーダリアとグラストが更に女性不信を深め、傘選びは終了した。




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