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71. 星祭りの夜を堪能します(本編)


新年最初の祝祭日である、星祭りが始まった。


星祭りの祭事は土地によって少しずつ形を変えるが、ウィームでは流星の光を映し取った蝋燭を大量に作っておき、その蝋燭を町中であちこちに並べて魔術の火を灯す。

流星の蝋燭は星屑を呼び込みやすいので、遠景で見るウィームはイルミネーションのように煌めいた。

蝋燭の芯周りに透過性の高い結界をめぐらせるので、子供が余所見をして怪我をしたりすることもないそうだ。


そんな街の中にしゅわしゅわと光る星屑が落ちてくるので、星祭りの日のウィームの夜はとにかく明るい。

星祭りは華やかな祭りなのだ。


星祭りを記念して小さな棒状の花火を刺した飲み物も出回るが、星屑収集に必死な人間達は、おざなりに飲み干しては視線を空に向けてしまう。

星屑に執着を燃やさない者からすれば、夜空に描かれる美しい軌跡や、きらきらと光る町の様子に心が躍るだろう。

しかしながら、そんな美しい光景を静かに見守れないのが星祭りの悲しいところだった。


街中には獣の目をしたハンターが溢れ、貴族文化の根付いた領地らしく表面上は大きな混乱にはならないものの、この夜ばかりはみな歴戦の戦士になる。

後で聞いたところによると、世知辛い事情によって離婚が際立って増加するのはこの祝祭の後なのだそうだ。

星屑を拾えなければ縁を切るという発言も、あながち過激ではないと知り、ネアは少し不安になった。



「人間にとって、この日は特別なんだね」


遠くの街の熱気に少し気圧され、そして少し不安そうに魔物が呟く。

まだ自分のせいで星屑不作になった場合のことを考えているのだろうか。


「色々な祝祭があって、それぞれに特別なのでしょう。各自のお気に入りがある中、星祭りは収穫があるので派手なのだと思います」


「ネアにとってもかい?」


「私はこれから好きかどうか判断しますね。………あら、ディノ?」


何やらその言葉の何かが心の琴線に触れたらしく、魔物は少しだけ絶望的な目をする。

悲しげになるとこの魔物はたいへん美しいので、その無垢な澄明さにネアは心が揺らいでしまう。

擬態をしていない姿の時は尚更破壊力が高い。


「ネアはどれくらいの星屑が欲しいんだい?」

「手伝ってくれるんですか?ディノの分のお願い事もあるので、二人で集めて山分けにしましょうか」

「……頑張るよ!」


努力の余地が見つかったからか、少しだけディノは安堵したようだ。

しかし、これは祝祭なので出来れば心穏やかに楽しんで欲しい。

ネアは少しだけ、ディノが気にしない程度に考え込んだ。


魔物の心がひっかかる箇所が謎めいているので、意外にこういう時が難しい。



「ディノ、ディノは道端で出会ったご夫婦の会話よりも、私の言うことを信用してくれますか?」


正面に回り込み、多少の計算からの恫喝を本人的に可愛いらしく混ぜ込みつつそう問いかけると、ディノはさっと目を逸らした。

思わず半眼になりかけたが、目元が色付いているので、見上げられて照れたらしい。


「ネアが一番だからね」

「私もディノが一番です。ですので、星屑ごときが、私の中にある大事な魔物への思いを阻害することはありません」

「………一番」


二人が居るのは、花火を見たリーエンベルクの屋根の上だ。

ふわりと、温度のない大気中の塵を掃除するための魔術の風が吹き、祝祭に合わせていっそうに澄んだ空気は透明度を増して、夜景が美しい。


「はい。他の何にも動かないものが揺れたり、他の何にも触れられないものに触れて、特別なお気に入りになるのが一番です。これはとても稀なことなので、一番だからこそ他のものとは違うのです。だから、星屑はそれを追い越せません」


「前に、君は君自身を一番に持って来てしまうと話していたよね」


「ええ。そういう表現をしてしまいましたが、そもそも自身を表彰台に乗せるのが間違いでした。私にとって私とは、最初から最後まで殿堂入りの存在なのです!」


「よく、自分などどうなってもいいからと言われたけれど、そういうものとは違うのかな?」


「…………拗れた信奉者をお持ちだったのですね。私はそちらの分野の心は持ち合わせていないので、その言葉は言えません。ディノは、そういう方達の方が好みなのでしょうか?」


少し渋い表情になってしまったからか、魔物は慌てて首を振った。

悪戯心をおこしたネアがわざと疑わしそうな目を向けると、焦ったのか持ち上げられて、ぎゅうぎゅう抱き締められる。


「ネア以外のものなんて、どれもいらないよ」

「まぁ、困った魔物ですね!この世界には素敵なものがたくさんあるので、もっと貪欲になって下さい。私だけでは、お部屋ががら空きになってしまいます」

「ネアで満杯になるよ?」

「それはそれで怖いやつですね……」

「………ご主人様」

「さ、ディノ、降ろして下さいね。私はきっと、大事な魔物と星祭りを堪能出来たらとても幸せだと思うのです。一緒に楽しんでくれますか?」

「…………可愛い」

「……ディノ、そこは頭を抱えるところではなく、男前に頷いてくれるべきところです」


とは言えひとまず魔物が落ち着いてくれたので、ネアはほっとした。

こんがらがったままにしておくと、魔物は魔物らしくまた暴走しかねない。

この世界やこの居場所に馴染んできただけ、今年は丁寧に生きてゆかねばならないのだ。


(知らないからとか、慣れていないからと言い訳出来るのも、あと少しだろうから)


しかしながら、まだ数え歳一歳にも満たないことに気付いたが、その問題は心を抉るので素早く蓋をした。


「ディノ、街の方が天の川のようですね!騎士さん達も中庭に出てきていますし、何だかそわそわします」

「星の祝福への謝辞と、星のミサが終わるまでもう少しかかるかな。ミサの終わりには星の賛歌がこちらまで聞こえてくると思うよ」

「素敵ですね!そんなに大音響で歌うのですか?」

「街中のみんなで歌うんだ。昔のウィームは民衆も今より遥かに魔術が濃密だったから、その歌を聴く為にウィームを訪れる魔物も多かった」

「楽しそうですね、是非覚えたいで…」

「ネアは禁止だからね」

「音痴に酷い差別です!私だって歌う喜びを謳歌したいのに!!」

「そうではなくて、君は私の歌乞いだから。浮気は禁止だよ」

「おのれ、どっちにしろ禁止だった」


音楽は愛すべき嗜好品だ。

聞くだけでなく、是非に自分でも参加したい。

ネアはどれだけ音痴の誹りを受けても、歌うこと自体は好きだった。

今日に限り周囲にはディノしかいないので、少しだけ鼻歌を歌っても許されるだろうか。


「わ!オーロラですか?」


さあっと夜空を水色のオーロラが薙いでゆく。

それはこれから訪れる星屑の雨を予感させるには素晴らしい、何とも優雅な前触れだった。


「夜空が準備を始めたんだろう。魔術の多くは、ああして淡く光るものだから」

「なんて綺麗なんでしょう!私は、肉眼でオーロラを見るのは初めてです!」


うっかり屋根から落ちないように隣りのディノの腕を掴んでから四方を見渡せば、淡い水色に光る夜空のヴェールは何層にも揺らめいては消えてゆき、燃え上がる程の鮮やかさになっている。

こうして見上げる世界の美しさに、また一つ大切な思い出が増えた。

ご主人様が腕に掴まるので、魔物がとても落ち着かなくなってしまったが我慢して欲しい。


「ネア、ほら星の唱歌だよ」

「…………素敵な旋律ですね」


やがて、街の方から星の唱歌が聞こえてきた。


リーエンベルクの庭にいる騎士達や、森の方からも聞こえてくるので、クリスマスの夜に町中から聖歌が聞こえてくるようで、とても気持ちが高揚した。


(優雅で、でも何だか少し感傷的で繊細で、すごく好きなメロディ!)


バイオリンのような旋律もどこからか聞こえてくる。

幾つもの繊細な音が重なり合い、大輪の花を思わせるロマンチックな音楽に昇華されてゆく流れは、上等な歌劇を観ているような感覚だ。

まるで、ウィームの街全体が歌っているようではないか。


しかしながら音楽に浸ってのんびりしている暇もないので、ネアは緩んでしまった己に喝を入れて、手に持っていた大きな布の斜めがけ鞄を取り出した。

今回に限り事前に用意出来なかったので、林檎の収穫袋をディノにどこからか入手して貰った。

リーエンベルクに用意されている鞄や袋ものの類では、上品過ぎて星屑の収穫に向かないものばかりだったのである。


「ディノ、正念場です。まずは空に近い屋根の上で陣取ってみて、地面の方が良さそうであればお部屋側のお庭に降ろして下さい!」

「わかった。ネア、くれぐれも落ちないようにね」

「はい!」


ネアが収穫スタイルに変化して間もなく、星の唱歌が終わった。

見上げている夜空に揺れていたオーロラが晴れてゆき、まず最初の流星が尾を引いて落ちてゆくのが見えた。

大聖堂の方に落ちて行ったので、わぁっと街が沸くのがここからでもわかる程だ。

最初の星屑が落ちてしまうと、後続は次々と夜空に弾け出した。

大きく瞬いた星が揺れ、さっと流星になり流れてゆく。

地表近くになるとしゅわしゅわと光が弾けている星屑が視認出来るようになり、親指大の水晶の欠片のようなものになって地面に転がる。


魔物がいるからと避けられることもなかったようで、ネアもすぐに記念すべき一つ目の星屑を手にすることが出来た。


ぱっと手を出して拾い上げた星屑は、水晶の欠片のようなもので中央に弾けていた光の残照がある。

微かに温かくて、特別な贈り物という感じがするのがまた心弾む。


「ディノ、拾えました!」

「結界の調整が上手いね。星屑だけ透過させるようになっているし、ここにも結構落ちてきているみたいだ」


やっと心から安堵したのか、そう言いながらディノも幾つかの星屑の欠片を拾っていた。

初参加のネアとしては幾つ拾えば適正量なのかわからないが、こうして拾い集め始めるとそこそこの入手率な気がする。

これで小さな願い事が叶うのであれば、かなりの恩恵の大盤振る舞いだ。


「む………。不良品に出会いました」

「本当だね。真っ黒だ」


しかし、暫くすると焦げて真っ黒になってしまったはずれの星屑にも出会うようになる。

どうやら透明度が高く、内側の光が強く残っているものの方が質が良さそうだ。

やはりこれだけ降らせるとなると、品質管理にも隙が生じるのだろう。

脆いものは地面に落ちて砕けてしまったりもするが、この砕けた星屑は翌年の星祭りでの蝋燭作りに再利用されるそうなので、収穫しなくても踏み壊さないように注意した。


(お祭りが終わって余裕が出来たら、この欠片も集めておいてあげよう)


どのような蝋燭業者がいるかわからないが、多いに越したことはないだろう。

暫く屋根の上をうろうろして、布鞄の半分くらいの量を拾い集めた。

星屑が落ちだしてからは足元ばかり見ていたが、空を見上げると夜空に尾を引く流星はほとんど見えなくなっている。

事前に十五分程の短期決戦だと聞いていたが、いつの間にか終わりの時間を迎えたようだ。


「ほら、ご主人様。こっちにも集めてあるよ」

「わ、ディノ凄いですね!さすが私の魔物です!!」

「ご主人様!」


前のことがあるので少し大袈裟に褒めてやると、魔物はよほど嬉しかったようではしゃいでいた。

これで星祭りは楽しかったというインプットになってくれれば、来年も良い戦力になってくれるだろう。


(下の方に落ちているのも欲しいけれど、下には小さな精霊や妖精もいるし、騎士の人達や、お庭の手入れをする家事妖精さんや庭師さんの為にも、採らないで残しておこう……)


思っていた以上の収穫に、人間は心が広くなるらしい。

分け合いの精神に目覚めたネアは、そう考えて頷いた。

歓びはみんなで分け合うものだ。

ただし、自分の取り分に満足しなかった場合は、弱肉強食にさせていただく次第である。


「何だか楽しかったですね!」

「ネアは、何かを収穫するのが好きなんだね」

「どうやらそのようです。ただし、育成には向いていない気がするので、自然収穫が好きなのだと思います」


袋の中の星屑たちは、まだ淡くきらきらと光っている。

特別な宝物を拾ってきたような気分にさせる視覚効果で、ご機嫌になったネアは少し羽目を外してしまった。

すなわち、魔物が離れた場所で自分の収穫を取り纏めている隙に、小さく鼻歌を歌ってしまったのである。


「……ネア?!」

「わぶっ?!」


次の瞬間、

バケツをひっくり返したように、ものすごい量の星屑が夜空からどさっと落ちてきた。

ディノが咄嗟に結界を張ってくれなければ、ネアは頭がたんこぶだらけになったに違いない。

驚きのあまり屋根の上にぺたりと座り込んだネアは、周囲に降り積もった星屑を呆然と見回す。

築き上げられた小山がほろほろと崩れてきているので何だか埋まりそうだと考えていると、ディノがすぐさま救出してくれた。


「ディノ、………何が起こったのでしょう?」

「ネアの歌声で、夜空の上の誰かが星屑の予備をひっくり返したんだろう」

「…………鼻歌程度で……………?」

「うーん、蝶の魔物だと死んでしまうくらいだからね」

「自分の残酷さに悲しくなりました。………ディノは大丈夫でしたか?」

「私は平気だよ。元々、ネアの歌を聴いても変わっていて可愛いなと思うくらいだからね」

「私の魔物がディノで、本当に良かったです」

「ご主人様……」


過去にアルテアですら具合が悪くなったのでそう言ったのだが、ディノはとても嬉しかったのか、助け出したばかりのネアの額に口付けを落した。


「これはどうする?欲しいなら移動させるよ」

「………自分で収穫しただけで充分ですので、これはエーダリア様にあげましょう。お立場的に活用出来る筈です」

「ネアの願い事はいいんだね?」

「ええ。私は同性のお友達が欲しいのと、リーエンベルクに頼りになる女性従業員さんが入りますようにと願うくらいですから」

「……………ふうん」


そう言ったとき、魔物は何やら考え込むような眼差しになったのだが、残念ながらネアは気付かなかった。

その時のネアは、とびきりのお願いを思いついてしまい、いたく感動していたのだ。


「そうです!この星屑に、音痴が治りますようにと願えばいいのです!」

「………小さな願いごとしか叶わないんじゃなかったかな」

「何て希望のないことを言うのですか!やってみますね……」


願い事のかけかたも、事前にエーダリアから教えて貰っていた。

星屑を両手で握り、胸の前にその手を組み合わせるようなお祈りのポーズで願うだけなのだ。

願いが叶わなければ星屑は割れてしまい、願いが叶えば淡く光る。


「私の音痴が治りますように!……………あ、」


ばりん、という見事な破壊音と共に、割と大きめな塊だった星屑は粉々になってしまった。


「………割れたね」

「おのれ、役立たずな星屑め!」

「こんな風に粉々にもなるんだ……」

「ディノ、意地悪です!」

「ごめんね。びっくりして……」


頭にきたご主人様に腕をばしばしと叩かれて、魔物はご機嫌になる。

図らずもご褒美を与えてしまい、ネアは項垂れた。

その直後である。


「………ん?」


ぼさっという音がして、そのネアの足元に何かが落ちてくる。

子供くらいの大きさのある、純白の蝙蝠のようなものだった。

ふわふわとした白い毛に覆われており、イヌ科の動物のような面立ちなので北極狐を彷彿とさせる。

ぴくりとも動かないその生き物を凝視してから、ネアはそっと隣りの魔物を窺った。


「ディノ、こやつは何者でしょうか?」

「星食いの魔物だね」

「……………星食い?」

「流星を食べて、代わりに小さな厄を産み落とす魔物だよ。今夜は餌になる星がたくさん落ちるから、この上空にいたのかも知れない。純白だからかなり高位だった筈だ」

「こやつは、まだ生きていてくれますか?」

「残念だけど、もう死んでいるみたいだね。人間はよく星食いの駆除部隊を出しているから、誰かに怒られたりはしないと思うよ」

「私の歌で殺された前提は揺るがないのですね………。しかしながら、そうであれば良い働きをした筈なのですが、胸が苦しいのはなぜでしょう」

「ネア、元気を出して。星屑に願いをかけるんだろう?」

「かけます………」


ささっと星食いの魔物の遺骸から離れ、ネアはじっとりした目で星屑を握り込む。

しかし収穫したばかりの星屑たちは、見事なまでに粉々になった。

どんどん目が死んでゆくご主人様の隣りで、魔物も何やら願いをかけていた。

ディノの綺麗な手の中で、ぺかりと光って願い事の成立を示した星屑に、ネアはますます荒んだ目になる。


「おかしい。女友達が欲しいだけなのに………」


暗い目で魔物の方をちらりと見れば、なぜかディノはさり気なく目を逸らした。


「………待ってください、ディノは何を願っているのですか?」


よく見れば、さして興味がなさそうだった割には、星屑を十個程消費しているではないか。

不安になってそう問いかけると、魔物はあからさまに狼狽えた。


「ディノ?ご主人様には言えないようなことですか?」

「…………ご主人様が、誰にも取られないように」

「それは友達が出来ない呪いなのでは!」

「ネア…………」



その後、罪悪感に苛まれたのか、魔物は雌のムグリスを狩ってきてお友達候補にと渡してくれた。

高位の魔物に捕獲されて震えていたムグリスは、荒ぶったご主人様の手で無事に窓から野生に返されてしまったので、暫定、女性及び雌の友人枠はゼロという悲しい状態を維持することとなる。

なお、祭りの後にヒルドとゼノーシュも妙に優しかったので、この二人も何らかの呪いに関与している嫌疑がかけられている。



星祭りから帰ってきたエーダリアに、大量に落ちてきた星屑の話をすると、たいそう喜んでくれた。

過剰に確保されてしまった分の星屑は、病気や怪我などで今年の星祭りに参加出来なかった領民に届けられ、領主の株は随分と上がったそうだ。



駆除した星食いは、エーダリアだけでなく、星食いを魔術の材料に加工して王宮に納めたガレンの魔術師達からも、どこでこんな大物を狩ってきたのか不思議がられたが、ネアは最後まで口を閉ざそうと思っている。

大物害獣の討伐にあたり、翌月のネアの給与にはボーナスが付与されるとのことになった。

星屑に裏切られて心が折れた分、そのボーナスで何か素敵なものを買おうと思う。








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