嵐を呼ぶ園児&ネコ型ロボット&ケロン人 〜世界を揺るがす大決戦!〜(5/18)縦書き表示RDF


ガンプラとの戦いに、全員はどうするのか…!?
嵐を呼ぶ園児&ネコ型ロボット&ケロン人 〜世界を揺るがす大決戦!〜
作:エルド



第五話:ガンプラと装甲に覆われし者


シャアザクを含む五機のザクは、散開しつつ、攻撃を開始しようとしていた。

「アクション! ビームッ!!!」

両手から放たれた黄色い光は、ザク二機を一撃で破壊する!

「タママインパクトォ!!!」

黄色い光はザクに向かうが、スラスターを全開にして上に避ける。

「きっ〜! 見かけ以上にやるですぅ〜!!」
「今度は我輩でア〜ル!! いでよ、魔法道具達よ!」

ドラメッドが叫んだ瞬間、ドライバーやトンカチ、スパナなどの工具が出てきた。
そして二機のザクを取り囲むと、あっという間にバラバラに分解した。

「残りは、赤いロボットだけでア〜ル!」

しかしシャア専用ザクは一味違う事に、気付かされる事となる。



数分後…。



「いい加減に堕ちろゴラァ!!!」

タママのマジギレと共に黄色い光が発せられるが、あっさりと回避される。
お返しと言わんばかりに、マシンガンの弾がタママを襲う!

「タママ二等兵! 伏せろ!」
「はいですぅ!!」

ガルルの叫びで下に伏せて避けると同時に、真上をビームが通り過ぎる!

「……!」

シャアザクは肩のシールドで防ぐが、ビームに耐え切れずに爆発する!

「敵はかなりの腕前だな」
「赤はやはり、三倍の性能が…!?」
「何の話だ?」

話している間にも、シャアザクはザクバズーカを構え、射出した!
その狙いの先には…冬樹だった。

「うわっ!!?」
「危ない!」

間一髪、みさえが冬樹を抱えて何とか回避した。
冬樹のいた場所は、爆発に包まれる!

「冬樹君!!? …てんめぇ!!!」

裏になった桃華は、シャアザクに飛び蹴りを喰らわす!

「!?!??!」

これには堪らず、シャアザクは吹き飛ぶ。
そして体勢を立て直す前に、ルシファースピアを構えるモアが飛び掛る!

黙示録(ハルマゲドン)!!! 一千万分の、一!!!!」

ハルマゲドンが起こした衝撃は、シャアザクを破壊するには十分なものだった…。



「…ふぅ。何とかなったな」
「そうですね」

アクション仮面の言葉にガルルが返した瞬間、タママが桃華に迫るある物を見つけた。



鉛筆がミサイルの様に飛んできていたのである。



「…!? モモッチ! 危ないですぅ!!!」

タママは桃華を押し飛ばし、避けさせる。
そしてタママに鉛筆が当たった瞬間、閃光に包まれた。





爆発したと全員が分かった時には、タママは怪我だらけで吹き飛んでいた。

「!? タママ二等兵!!?」
「タマちゃん!!?」

すぐさま駆け寄り、気絶しているだけと分かると全員は安堵の息をした。 
怒りで裏となった桃華は瞬時に振り返り、敵を探す。

そして、ロボットの様な者が空を飛んでいるのを確認する。

「こぉんのぉっ!!!!!」

裏桃華は手身近にあった石を、思い切り投げつけた!

「ふっ…」

相手は高度を下げることで、石をやり過ごした。
そして、そのまま高度を下げ続け、地面に降り立った。

そこで全員はある事に気付く。
降りてきた者は、緑色のアーマーで身を包んでいただけである事を。
それに気付いた訳は、顔が出ていた為だった。

みさえとアクション仮面は顔を見た瞬間に、声を荒げてその者の名を呟いた。

「か、“風間”君…!!」
「君はしんのすけ君の友達!!!」

「…どうも、しんのすけのお母さん。アクション仮面」

丁寧にお辞儀をして、風間は挨拶をした。
しかし裏桃華にはそんな事どうでもよかった。
彼女はただ、風間をぶん殴ることしか考えていなかった。

「タママの敵だぁ!!!!」

風間の懐に飛び込み、拳を打ち込む!
当たった! そう確信して顔を上げるが、裏桃華は驚愕する事になる。

「野蛮だなぁ…」

殴ったと思った風間は、裏桃華の後ろにいたのだ。
そう、攻撃は当たっていなかったのだ。
裏桃華が殴ったのは、先ほどの戦闘で出来たザクの残骸だったのだ。

「て、てめぇ…いつの間に!?」
「あなたが駆け出した瞬間です」

風間はそう言って、その場から離れようとする裏桃華を殴り飛ばす!

「がはっ!!!!?」

壁に当たり、強い衝撃を受けた裏桃華はそのまま崩れ落ちるように倒れた。

「西澤さん!!?」
「ふん。雑魚が出しゃばって…」
「アクション! キーック!!」

桃華を見ている風間を、アクション仮面が飛び蹴りを構える!

「…ペンシルミサイル、発射!」

風間の背中の装甲が開くと、数本の鉛筆がミサイルの様にアクション仮面に撃ち出された!

「んっ!!? ぐぁぁぁぁああああああっ!!!!」

全てアクション仮面に直撃すると閃光が発し、爆発が巻き起こる!
爆発で出来た煙から、身体中が怪我だらけのアクション仮面が出てきた。

「アクション仮面さん!!」
「んっ? アンゴル=モア…厄介だから、これを使おう」

アクション仮面に駆け寄るモアに、薄紫色の透き通った石を投げる。
モアは投げられたそれに気付いてかわそうとするが、遅すぎた。

「きゃああぁぁあああぁぁああああぁああっ!!!!」

モアは石の中に吸い込まれていった。
残ったのは、モアを中に封じ込めた薄紫の透き通った石が残っているだけだった。

「モアちゃん!?」
「アンゴルストーン…! なるほど、考えておくべきだったか…」
「ま、まずいでアール! 残りは我輩達だけでアール!!」

ドラメッドの言葉通り、残っているのは夏美と小雪、ドラメッドとガルル、みさえ。
そして桃華の元にいる冬樹だけだった。 

「…いつまでも、落ち込んでる訳にはいきません……!」
「そ、そうね…!」

小雪、夏美は何とか立ち上がり、戦闘体制を取る。

「ふん! 雑魚が何体集まったところで、この僕専用“風間アーマー”に勝てるわけ無いさ!」

笑いながら風間は背中にあるユニットから鉛筆型のミサイル、“ペンシルミサイル”の発射準備をする。
全員はそれを見て構え、攻撃がいつ来ても回避できる体制をとる。

「死…」

ペンシルミサイルを発射しようとした瞬間に一発の銃声が鳴り響いた…。










そのすぐ後に、ユニットの爆発で風間は吹き飛ぶ!

「なにっ!!? 一体なんで!!?」
「間に合った!」

引き金を引いたショックガンをのび太は下ろし、全員に駆け寄る。

「大丈夫ですか!?」
「間一髪だったな」

マタドーラやドラリーニョ、ドラニコフとジャイアン達、マサオとネネが続々と駆け寄る。

「ぐっ…! 邪魔を…!」
「カザマくん! 元に戻ってよ!」
「そうよ!!」
「ふん! 裏切り者の二人が何を言うのさ!」

右腕の装甲が開くと、二門の銃口が外を覗く。
そして二門の銃口をネネとマサオに狙いを定め、連射する!

「うわっ!!!?」
「きゃっ!!!?」
「させるか!! ひらり!!!」

迫りくるビームを、マタドーラは次々にはね返していく!

「うわっ!!? クソッ!!」

はね返って来るビームを何とかかわすと、肩部から二門のビームキャノンを出す!

「吹き飛べ!!!」
「させん!」

ガルルのビームライフルから放たれたビームで一門は爆発する!

「しまっ!!?」
「シュートォ!!!」

さらにドラリーニョのサッカーボールが炸裂し、もう一門も破壊した!

「クソクソクソォ!!!!!」

イラつきと焦りが増したのか、左腕の装甲から収納されていたビームサーベルを出す!

「斬り裂いてやる!!!」

全員に突撃する為に脚部のブースターを点火しようとした瞬間、背後からの衝撃で吹き飛ぶ!

「がっ!!!?」
「なめんなぁ…!」

冬樹に支えられながら、裏桃華が背後から殴り飛ばしたのだった。
そして吹き飛んでくる風間にみさえが駆け出す!

「おらぁ!!!!」
「がぼっ!!!!?」

右腕の強烈なラリアットを喰らい、風間は倒れこんだ。



「ぐ、ぐぐ…!」

何とか風間は起き上がるが、装甲の殆どが損傷、武装も全て破壊されていた。

「よし! 後は気絶させれば「そこまでです」!?」

ジャイアンが近づこうとした瞬間、ヌンチャクが投げられる!
それを見たドラえもんズのメンバーは、一瞬で誰か見抜いた。

「「「“王ドラ”!!」」」
「あうあう!!」

ヌンチャクの飛んできた方向に、赤い中国の服を着た王ドラがいた。
彼はドラえもんズメンバーを無視し、風間を背負った。

「今回はここまでです。いいですね? 風間君」
「…うん」

そして、ここに来る際に出したどこでもドアを開き、入っていく。

「逃がすかぁ!!!」

ジャイアンの一声に全員が駆け出すが、途中で全員は地面に倒れる!

「いたぁ!!!?」
「なんだっ!!?」
「あ、足に何かついてる〜!!」

全員の靴の裏には、ネッチョリとした液体が付いていた。

「さすがです、“ボー”君。さっ、帰りましょう」
「………うん」

いつの間にか王ドラの隣にいたボーは、鼻水で全員の動きを止めたのだった。
そして王ドラと風間、ボーはドアに入っていくと、ドアは消えていった…。





「チクショー!!! 逃げられた!!!」
「ジャイアン!!! それより皆を何とかしないと!」
「のび太さん! 早くスペアポケットからお医者さんカバンを!!!」
「うん! わかった!」

のび太達や動けるメンバーは駆け出し、怪我をした皆に応急処置をするのであった…。


第五話、いかがでしたでしょうか?
次回は敵の作戦が開始されます。
ご感想、ご指摘をドシドシどうぞ!











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