第3話:灰原の決断
「みなさんおはようございます。」
「おはよーございます!」
小林先生と児童たちのあいさつが響く1年B組の教室。
朝の会が終わると、みんなは1時間目の授業の準備をし始めた。
しかし、みんなの行動から外れている者が2名…
その2人が今何をしているかというと、
一方は自分の好きな人が自分が居ないところで見知らぬ男と会っていたことと、それを隠している彼女に腹をたてていて、
もう一方は、その腹をたてている彼が自分の夢の中に出てきて、元気がない状態。
しかし、時間はそんな2人を待つことはなく……
「今日の国語は、みなさんに『詩』を書いてもらいたいと思います!」
「先せぇー、詩って何ですかー?」
「詩っていうのはね、自分の心で思っていることを作文とは違う書き方で文にしたものよ。…って言っても分かんないだろうから、今から先生の大好きな詩をコピーしたプリントを配ります。渡った人から見ておいて下さい。」
先生が、プリントを配りだした。
灰原は、プリントを受け取ると、後ろの席にまわした。
灰原は先生が好きだというその詩に目を通した。
その内容は……
「今から先生が今渡したプリントにある詩を読んでみるので、みなさんは聞いていて下さい。
『___嫉妬しても
傷ついても
自分がおかれている状況が
どんなに辛くても
人は相手を思い続ける。
自分の想い人が
自分に被害がある最悪な状況に置かれても、
本当に相手を想っているのなら、
相手を許すことが必要だ。
人は人を認めることで成長し
人は人同士認め合うことで
互いに成長し
互いを理解し合える
人間の感情は
決して無駄なものではない。
人は感情があってこそ
真の人間になれる。』
これで終わりです。…難しかった?」
「…小林先生、この詩、自分で書いたでしょ。」
コナンが先生に言った。
灰原もうなずけた。
「えっ…と…。じ、じつはね…先生、頑張っちゃったの!」
「やっぱり…」
(そうだ…私、夢の工藤君に嫉妬してた…。だけど私の機嫌が悪いのは彼のせいなんかじゃなくて、私があんな夢を作り上げてしまったせい…。彼はなにも悪くないのに、彼にあたって彼を責めてしまった…。私、どうかしてるわ。先生が作った詩(?)を聞いて気づくなんてね…。)
「ではみなさんも詩を作ってみましょう!まずはテーマを作ってね。原稿用紙を配るので、それに考えた詩を書いてみてください。」
「歩美は何をテーマにしようかなー?」
「オレはうな重の事を書くぜ!」
「元太くんは悩まなくたっていいですね、うな重があればw」
「あはは!光彦くんは何にしたの?」
「僕はまだ考え中です。」
「哀ちゃんは?テーマ、何にしたの?」
「えっ…」
いきなり自分にふられた灰原は少し戸惑ったが、しばらくして歩美の問いに答えた。
「私は……
今日思ったことを書くわ。」
「そっか!頑張ってね☆」
「ありがとう…。」
「う〜ん…歩美は何にしようかなぁ?」
「あなたも頑張ってね。」
「ありがとう☆」
灰原は決断した。
自分に素直になる……
と…
手を出してしまいました…
PCに…
スイマセン;
でも、これからは期末に向けて頑張ります(`・ω・´)q
それでは!