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  哀しみの涙 作者:嶺羅
第2話:不機嫌な二人

「あーいちゃん!学校行こー?」


「ふあぁ…。おはよう。」


「おせーぞ灰原!」


「おはよ♪哀ちゃん!」


「おはようございます灰原さん。今日は一段と眠そうですね…。」


「えぇ…。」



灰原が眠いのも当然だった。
夜は遅くまで薬の研究をしていた上、夢にうなされて起きた後は、なかなか寝付けずにいたのだから。

そんな灰原とは裏腹に、元気いっぱいの歩美を見て、羨ましいのが本音だった。




「じゃあ次はコナン君の家に行こー!」


「ですね!」


「おう!コナン起きてっかなー?」


「起きてるに決まってるじゃあないですかぁー!元太くんじゃあるまいしー。」


「何だと光彦!」


「当たり前の事を言ったまでです!」


「アハハハハ!」


いつもと変わらぬ登校の風景。
歩美 元太 光彦達も、いつもと変わらず当たり前のようにじゃれあいながら歩いていた。
しかし灰原だけは何時にも増して気分が下がり気味。
そんな灰原に気づいた少年探偵団等は、精一杯慰めの言葉をかけた。



「哀ちゃん!元気出して!相談なら歩美がのってあげるよ?」


「ぼくものりますよ!だから元気出してください!」


「オレ、今日の給食のプリン灰原にやるよ!!」


「ありがとう、みんな。でも大丈夫だから…。」




少年探偵団の頑張りもむなしく、灰原の気分が盛り上がらないまま、探偵事務所についてしまった。



「よぉオメーら、今日は少し遅ぇーな。」


「だって哀ちゃんが…。」


「灰原?灰原が何かしたのか?」


「灰原がなんか今日元気ねーんだよ!」


「は、どーせまた遅くまで起きてて寝不足だから、不機嫌なだけだろ?」


「いえ、そうではなくてー…。」


「とにかく行こうぜ?学校。」



灰原の状況を知らないコナンは、そそくさと学校へ向かって歩きだしていた。そんなコナンにキレた灰原は、つい口を滑らせてしまった。







「誰のせいだと思ってんのよ…。」






灰原は蚊のなくような声で言ったつもりだった。が、しかしその声は、コナンの耳に届いていた。

コナンは一度立ち止まり、灰原がいる方へ振り返った。


「あン?オレのせいなのかよ?ってゆーか、やっぱり機嫌悪いだけじゃねーか。」



そう言い残して、コナンはまた歩きだした。


そんなコナンを見て歩美は

「今日のコナン君なんか冷たぁい…。」

などと呟いていた。



一方の灰原はと言うと、イライラゲージが徐々に上がっていて、今にも爆発しそうなオーラだった。そんな様子の灰原を、元太と光彦はただただ、なだめていたのだった。


実はコナンも、不機嫌だった。その原因は、蘭にあった。

そして、一方の蘭は超ご機嫌と言うことで、コナンもたまらなく面白くない気分だったのだ。


コナンの機嫌が悪い理由…
それは、学校帰りの蘭が帝丹小の門の前で、見知らぬ男と楽しそうに話していたこと。そして、挨拶をすませ一直線に蘭の所へ行くと、蘭がその見知らぬ男に、自分を紹介したこと。しかも照れくさそうに。

そして帰り道、蘭にあの男が誰かと問いつめたが、「秘密」と言うだけで、教えてくれなかったのだ。さらに今朝はなんだかいつもより上機嫌で……。

コナンは他人の機嫌に構ってられるほど、心に余裕がなかったのだ。



そして、機嫌が悪い二人と、それに戸惑う歩美 元太 光彦等5人は、帝丹小へと足を進ませた。




こんばんは、嶺羅です。
最近小説更新が軌道にのってきました。
が、しかし、ろくにテスト勉強していない私が、ここへ来てもいいのか・・・?!
と、思いつつ……笑
それで、テスト3日前くらいまでは出来るだけここに来ようかな〜って思っています。
ですが今回のテストの偏差値が前回よりも悪かった場合は、ここにはしばらく来れないかも…。
なんでここにまた来れるように応援よろしくお願いしまーす\(^O^)/~~~ww

さて、今回の話はいかがだったでしょうか?灰原の夢はどんな夢なんでしょう?そして蘭と話していた男の正体は…?!それはお楽しみです^^*


それではまた☆