第一章「毛利菫」第一話「米花町」
第一章「毛利菫《もうりすみれ》」
あらすじ
毛利菫は十年振りに実家に帰って来る。
父親と異母妹の蘭がいなかった。
待ち受けていたところ、少年探偵団がやって来る。
写真を何枚か見せ、話す。
その時、灰原哀が・・
1話:米花町《べいかちょう》
黒髪のおかっぱ頭、むらさき色の瞳、色が白く一見すれば女性に見間違える。
そのような姿、形で父親は公立高校に在籍し通学する腹違いの妹蘭《らん》と二人暮らしで探偵事務所を経営している。
でもしかし、そんなに客が来る理由《わけ》もなく継母である、妃有紀子《きさきゆきこ》とは別居状態。
そして、息子である菫《すみれ》も十年程前から父親との関係が悪くなり遠く離れた愛知の尾張地区に現住所を置き、二年後に自動車の免許を取得し中古車であるが日産のラングレーを購入し現在も乗っている。
今日は、その車で長距離運転し十年振りに実家に帰って来たのだ。
実家のドアを開け、呆然としながらソファに座り待機していたところ少年探偵団がドアを開け、吉田歩美が「あれぇ、お姉さん誰なの?」と菫《すみれ》にたずねる。
「お姉さんじゃなくて、お兄さん。僕の名前は毛利菫《もうりすみれ》。」と答える。
「君に見せておこうかなって写真があるんだ。」
と言い何枚か少年探偵団に何枚か写真を見せ、話す。
「これは、今から二十年前僕は6歳の時にあの二人の一貫生と写ったんだよ。銀色のミディアムで目の色が黄緑で背が高くて、胸《バスト》がすでにEカップはあるのが三宅綾《みたけあや》、青のカールとウェーブとした髪の毛に赤い瞳でとっても可愛い子で綾さんとは仲良しだった桂花弥子《かつらかやこ》二人とも、当時の年齢で12か13歳ぐらいだったような気がするんだ。」と長く語る。
「もう、二十年も経っていますから二人とも30代ですね。」と元太少年とは小さく、痩せた少年は言う。
つづく
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