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ここから始まったpart−2
作:魔法戦隊三輪野助



part−2/68☆最後に一つだけ


ーーもう戦いの時…
ついにこの嫌な時が来たと実感した。
一応、すべての謎がとけた。
第一段階は、終了して少しは満足した。
しかし,この対決からは、本当の勝負
もう止める事が出来ない。
そう覚悟の気でいた。


嫌悪感を振り撒く雨が止んだ。
雨音も聞こえなくなった。


雨が途端に止んだ事で少々違和感はあった。
まるで次の最終決戦の為に雨が止んだような気がしたから…。

まだ快晴とはいえない。雲がうっすらとかかった状態になっていた。

「じゃあ,本当にすべてを話したわ。これであなたとはおさらばね…。すべてあなたに託すわよ…。
この忌々しい事件の決着をね…。」

相変わらずの不敵な笑みを浮かばせてとっとと歩く。
軽い感じで足を運びコナンから遠ざかる。
勝ち誇ったような姿勢で歩く。

「なぁ、最後となるけど…二度と会う事がねぇから聞いておくぜ」
真剣な表情になる。
その瞬間悠衣も反応してゆっくりとコナンに視線を向ける。”不敵な笑み”から真剣な眼差しへと変える。

”いつでもどうぞ”っていいたげな表情をする。

「お前は、敵なのか?味方なのか?どっち何だ?」
最後の言葉だと重んじて強めの口調で質問する。


「私?私わね。敵でも味方でもないわね。私の正体はただの元組織のスパイって事以外ないもの。
組織を”敵”だと思っていなきゃ探りなんて入れるわけないでしょう。かといってあなたを私の仲間だなんて思っていないわよ…。そもそも組織の探り方すら違うんだもの…。」
半面笑みを浮かばせてコナンを凝視する。


「ーーーーーーーー?」
とりあえず悠衣の言葉に対して黙っておく。まだ何か言い出すのを待っている。
ちょっとの警戒感を持つ。


「私は一匹狼同然ね…。今回の件は組織のボス=蘭だって知ってしまったからあなたにしか解決出来ないけど…
本当は私がすべてを終わらせたかった。」
悲しげな表情を見せつける。

「だからちゃんとこの勝負勝ってね…。絶対に事件解決してね…どんなことがあっても解決の可能性はあなたにしかないから…。」
すべてを託したという気持ちを込めてコナンに視線を向ける。
そして,不敵な笑みではなく切なげな笑みを見せつける。
無言で悔いはなさそうに家から出ようとする。静かに音を立てないで…。


「新一!」
悠衣が居なくなった瞬間、微かに自分を呼ぶ声が聞こえた。

そう感じてコナンは四方八方キョロキョロとする。
(どこだ!どこから何だ!近くから聞こえるこの声…聞き覚えがある。)

「何?忘れちゃったの…。私よ…。私」
声の人物はすたすたと前に進んでいた。
前に近付ければ近付く程その人物が見えた。
ーー忘れるはずがない。
コナンの中で一番知り尽くしている人物
そして,あの方とは思いたくない人物

忘れられない。いや、忘れられるわけがない。

今、肝心の人物は勝ち誇ったような笑みを浮かばせて立ちはだかった。
堂々とした姿勢で…
いつもとは、違う雰囲気を漂わせて…

(蘭…。)
コナンは目の前の人物に深い感情を持った。












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