part−2/66☆微妙な部分
「シルバーブレットはね…ただベルモットが勝手に呼んでいただけよ…そんなに気に留めるほど深々しい言葉じゃないわ…。そんな大袈裟なものではないわ…。」
突如、途切れ途切れにちょっとした呟きが漏れる。
コナンに聞こえるのかわからないぐらいの声で呟く。
ーーコナンはその重要となる言葉を聞いたと一応サインを送る。
”早く説明をしろ”その言葉を訴えかけるように目線を悠衣の方に向ける。
半面、苦笑い混じりの半面、怒りが引きつったで睨み付けるような表情で凝視する。
その合図を受け取ったのを知ったのように笑いをまじえて咳をこむ。
軽く音をたてて口元を歪めて笑みを浮かべる。
わざとらしくコナンに挑発したような態度を見せる。
苛立ちを増していく哀れな姿を楽しんで見ているように見る。
自分を上目線で見てコナンに対応する態度をとる。
見た目は,小学生だからか?ーーそれ対応な憎々しい態度を植え付けるように見せつける。
下から見られているような目線に気を留める。その目線を気にかけて僅かに動作が含まれていた足の動きを止める。
「ーーーーーーーーーー!?」
一旦、何も言葉が出なくて黙っておく。何か頭の中に思いついたかのように目の色を変える。
とりあえずは、黙り込む。その姿勢を作る。
”『あの言葉』を待ち望んでいる”って心の中で呟く。
(............)
自分の心に呟いたそのあと、この状況に対して警戒感を抱く。
「シルバーブレットとは、強者の事を示しているとベルモットは言っていたわ…。
『我々を射抜くぐらいの力を誇る人物の事だって。それは,銀の弾丸のような……いや、それを”シルバーブレット”っていうのよ。』って自信満々そうに喜びの笑みを口元から歪めて淡々と吐いたわ…。」
(えっ………?)
一瞬だけ油断のせいか驚いて動揺した。
驚きの表情を面に出す。
しかし,直ぐに『ハッ』と気づいて元の険しい表情に戻す。
「ーーそれが、そのシルバーブレットに値するのがあなたなのよ。あなたは今まで何件か遭った組織関係の事件で全て解き明かして全てに打ち勝っている。そして,殺されずに今も生きているんだよね…
その普通には,ないような”強さ”ーーそれをあなたは誇っているのよ。」
悠衣は冷静を装って呟く。
小さな埃が辺りに飛び交う。
計り知れないほどの埃が目の前に浮かぶ。
ーー少し前が見にくい感じがする。
再び軽く咳込んで新たな言葉を告げようとする。
「全てに打ち勝とうとする”強さ”なんてそう持っていない。そんな無謀な事普通なら無理。でも、あなたは自分に無理難題をぶつけて無謀な行為を限界以上に行ってきた。
そのあなたの”強さ”が力を生み出す事が出来る。しかし,蘭は……」
語尾の部分が弱った。最後の言葉を呟くのを躊躇ったような仕草を見せる。
悠衣は続きの言葉を中断して不意に動作のあった腕を止めた。 |