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ここから始まったpart−2
作:魔法戦隊三輪野助



part−2/57☆いろいろと広がる躊躇い


ーーついに悠衣の謎がこの場で解き明かされる
次なる言葉をいうたびに異様なほど心底では緊張する。

“自分の謎全てを解き明かす”
その少しの時間で語れることがどれだけ重さを感じることか・・・。


ーーその真実をこれからすべて解禁する悠衣が一番分かっている。
「じゃあ、いままでの組織の事や蘭について説明するわよ。」
何気ない顔をして何かを言おうと準備をする。しかしその顔の表情とは裏腹にすべてを伝えることにさらなる躊躇(ためら)いをいだく。
あっさりとすべてをいうことに多少の不安を持つ。

いままで背負ってきた“自分の真実”をそう簡単に言えるわけがない・・・・。
ただこの場は自分の吐いたことには“責任を持たなければ”と思いすべてを言おうと自分で決意を固めた。
足が異様なほどすくむ。

自分が思わずつぶやいたことを悔いて軋むように葉を食いしばる。
ーー自分の言ったことを何もかもなかったことにしてこの場から離れたい。
“自分で首を絞めたような苦しみから逃れたい”

しかも後戻りはできない
一度つぶやいてしまったことは自分で処理しなければならない
悠衣の頭の中で自分の言った言葉の“重さ”そして“責任感”を何回も感じた。

覚悟を決めてもう組織についてすべてを語ろうと無理やり思おうとする。
覚悟を決めてから堂々と正面を向く。

コナンと対等な立場の態度で堂々と立ち尽くす。
まさか、何かを躊躇ためらって心底で葛藤していたさっきの悠衣とは思えないぐらいに………。
悠衣は、自分の真実を語ることを決めて次へと新たな言葉を発し始めた。

もうすべてが解き明かされる
ーーーーそう、今度本当に謎がすべて明かされる
ーーーーコナンは,こたえが導かれる瞬間が来るまでまばたきもせず待っていた。

“悠衣が告げる(こたえは,組織の最終決戦の重要キーワードになる”
確実にそれを意識して悠衣のつぶやきに耳をかたむける。

彼女はいつすべてを話すのだろうか・・・?
すべてを話すその瞬間瞬間を見逃さなかった。



「私が組織のスパイなんかになった理由わけは組織のメンバーの“あの人”から始まったのよ…。
ちなみにその人は私の知り合いなのよ…。
実はね…、あの組織には私の知り合いがいるの。
私は,その知り合いのためになぜ組織に入ったかを調べるために組織のスパイとしてあんな構成員になったのよ…。」


すごい勢いで導入から語る。
そのとき、彼女のおさえきれない感情(その中には憎悪)がこもっている。
彼女の表情が少々焦りが見えてきた。

まだ悠衣に関するキーワード全然はそろわない。
ーーーーほんのちょっとの手がかりとなる言葉を聞くことを一秒も早く待っている。

ーーーー彼女のすべてを告げる言葉が発されるとき
それは複雑にからまる謎に一歩に近づくこと

彼女の一言一言に集中する。
辺りを見渡して冷静沈着をよそおう。
そして,さっきの言葉と接続される言葉キーワード)を待つためにいったん息を殺す。


ーーーー妙に本だけが並んでいる景色が雨のせいで真っ黒に近い部屋
悠衣が次へのキーワードとなる言葉を発そうと瞬間にあまり聞き慣れない雷の音をひびかせる。

響く雷の音に気をとられてその前に透き通るように見えた“雷の光”というまばゆきにまったく気付かなかった。
一瞬の時間ときが止まるような激しい天空のまばゆきと雑音

一瞬の時間ときに惑わされ言葉に詰まりかけた。
悠衣は言葉に詰まった自分にたいして信じられないぐらいに驚いた。
いや、そのときばかりは驚きの表情を隠せずにはいられなかった。

ほんの一瞬だけ取り乱さない程度にびっくりしてしまった。
目を丸くして“違う世界”にでも入り込んだような気分にいたっていた。

ほんの一瞬という短く感じる時間
しかし悠衣には、“その一瞬の驚き”が長く感じた。

今の彼女はいつもの“得意な不敵な笑み”を交わしているわけでもない・・・。
“何か”自分にとって痛いところを見事につかれて怒り狂っているわけでもない・・・。

ただ悠衣の中には、自ら吐いてしまった言葉についての“責任”の二文字の言葉が浮かび上がっているだけ。

「なあ、それで引っかかっていたけど“組織のあの人”って誰のことなんだ?
元組織のメンバーのことか・・・?」

逃げずに次なるこたえを絶対に語ろうと断固していた。
本当に決意を固めて“次のエピソード”を語りあげようと思ったその瞬間ときコナンが悠衣より先に質問をし始めた。
悠衣が口ずさむすきもまったく与えなかった。
悠衣は,質問されたことにたいして動揺しないようにして堂々とこたえを述べようとする。

“ここからが自分が今まで抱え込んできたすべての謎を解禁する”
悠衣は,質問について“答えよう”とする瞬間そのことを強く頭の中にインプットしておいた。

「私の知り合いわね、実は………………
ベルモットっていうコードネームを名乗っている魔女よ…。
たしか組織の中では“秘密主義”ともいわれていたわね。
それに、彼女はその前にも犯罪者でもあったのよ…。
なぜ、彼女は犯罪者になったのか・・・?それを探るために組織のボスから何まで調べ尽くしていたのよ…。
組織のボス・・・それがまさか、蘭だと予想も想像もしなかったわ。
でも,まさかあの蘭に限って完全な悪であるはずがない!!
それも確信していたわ。」


悠衣は何もかも知っているような口調で話を進める。
ーー自分の精一杯を尽くすように最初からしっかりと語る。コナンの質問にたいして“何か”動揺しないようにとあらかじめ問に対応する準備を整える。
ーーーーそして,見せかけだけでも自分の弱いところを付かれないように堂々たる態度で質問へと向かう。

その何かの質問にたいしてだけに気を向かせる。


「じゃあ,ベルモットが組織に入った理由わけや犯罪者をなった理由わけを探るために他の情報も調べ尽くしたのか・・・・?
それで,肝心の蘭が組織のボスだという理由(わけ)やベルモットの犯罪者である動機とかもわかったのか・・・?」

また自分にとってキツイ質問が飛び交ってきた。
質問にたいして悠衣は答えられなくて“力不足”ていうものを痛いほど感じ取った
ーーーーそして,彼女は言葉に詰まったのが原因で何も言葉が出なかった。

しずくによる複雑な雑音が、何もいえない自分と同じようにむなしさを感じる。
外から嫌というほど聞こえてくるその妙な雑音はとてもむなしさを感じ何かの前触れを表示しているようーーーー

自分の今の浮かない今の気分もそのまま表しているみたいに天空から雫が音を鳴らして降りそそぐ。
自分と同じようにこの地に出没する雨の雫
悠衣は,自分とちょっと似ているような感じがして気になった。
そして,雨が降りそそぐこの天候を直と見届ける。

雨を見るたびに心の中でさらなる不安がつのる。
ーーー自分と雨の雫を重ね合わせることでよけいに悲しさがうまれてくる。

彼女の顔は,強張っている。
自分にたいしての“重苦しいつらさ”がよみがえってくる。

彼女の足先が逃げれないように硬直されている。
動こうにも足が思うとおりに動かない。

(やっぱり、すべての真実をいうことを躊躇(ためら)っている自分がどこかにいるわね……。
なんだか言いたい真実(こと)がなかなか上手くいえないわね。)
心の中で、何も言葉に出さないようなもどかしい自分に悔やむ。

真実すべてを話すことについてどこかに躊躇いがあるような気がする。
躊躇いがなかなか消えていかない。

(イヤな………ーーーーー予感がする。)
顔にシワを寄せてさらなる不安が増していく。
自分だけに感じ取れた妙な胸騒ぎがすべての真実を解禁することを拒む。


ーーーそう、自分の持つ真実は,組織による最大の事件の切り(キーワード)
そのキーワードが欠けては,意味がない・・・。
組織のすべてを壊滅させる使命はコナンに託されている
だから,すべてを終わられるために必要なそれぞれのキーワードを彼にすべて解禁したい。

しかしそれをいうことをどこかで躊躇ってしまう中途半端な自分が存在する。


すべてを終わられるために“何か”をコナンに告げようと考えている自分と何かを告げることを拒む行為を起こす自分が存在していて矛盾している。
ーーしかし嫌な予感っていうものが頭の中で駆け巡る。
自分のせいでコナンに危害が加わってしまうかもしれない。

そんなよけいな心配が頭によぎってくる。
なにげに多少コナンを心配する悠衣
ーーー数えきれないほどの不安がいろいろと増していく

「どうしたんだ・・・・・?
蘭のこと知っているんだろう・・・?教えてくれ…ないか…………。」

最後の部分が微妙に声に途切れが生じる。
ーーーどうしても次へ進むために真実を知りたい
どうしても真実を解禁してほしい・・・。

その思いが、限界に達するほど強くなる。
最後に突入できないことに苦悩するコナン
その苦悩は,悠衣には痛いほど伝わってくる。


ーーここまで苦悩にしていることには気づいていなかった。
“真実を解き明かさないことが逆にコナンを苦しめていた”
たった今そのことに気付かされた。

“真実を伝えなければ・・・・。”
そのことを、頭の中でインプットする。
一刻も早く真実を伝えることを考えていた。

そして,さっきとは,逆の考えへと変わっていった。


悠衣は,真実を告げるために気分を変えようと笑い顔を作る。

「ちなみにベルモットについてだけは,わからなかったわ・・・。
でも、蘭が組織のボスになった理由(わけ)は,私たちもそしてベルモットから関係するのよ…。あれはたしか十年前の話だったわ…。」

(十年前……………?)
“十年前”という言葉に疑念を抱く。
コナンにはその蘭の真実を知っているような気がした。

浅い記憶のまま封印された十年前の真実

そのエピソードには、悠衣も関係していた。



ついに来ました
十万文字超えです。
いやあ、少し疲れました。
まだまだとんでもなく続くな…こりゃ無駄に文章が長い
っていうかいらんルビや当て字の使いすぎだと思います。
次回は謎に入るかなって言いたいところだけどすいませんm(_ _)m
次回の更新はしばらく経ってからです
遅くても3月1日から開始します
ずいぶんと予定が狂ったけどね…。
ちなみにけっして面倒くさいとかダルイとかそういう理由ではありません。
っていうよりそんな理由だったらこんな文字数は書かなかったでしょうし……

理由は最終回まで考えてあるけどぶれがある
文章が乱れていく
やたらと忙しい。
誤字脱字の修正などなどです

まあとりあえず皆さまの小説をじっくりと読んで考え直さないとダメだなぁと思っています。

評価お願いします
m(_ _)m











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