part−2/25☆謎は余計に広がっていく
砕け散ったガラスの破片
事件を物語る一つの手がかり
−−宙ぶらりんの手がかりばかりで複雑になっていく
今、一番気になったのは蘭のクラスに入ってきた転校生
その人物が誰なのか・・・?
そして、何者なのか?知りたい・・・
今日はやけに嫌な予感がする。
何かとんでもない謎を呼んでいく気がする
よくわからねえけど今までとは違う“何か”がすべてを狂わせる
新しい転校生は誰なんだ?
余計に疑問が増していく
(新しい転校生のことは蘭に聞いてみるか・・・)
「蘭ねえちゃん、今日学校に来た転校生ってどんな人?」
「えっ、どうしたのコナン君・・・いきなり今日学校に来た転校生のこと聞くけど」
「ほら、蘭ねえちゃん登校前歩いている途中に園子ねえちゃんが言っていたじゃない!!
『今日、私たちのクラスに転校生が来る』って……
もう転校生って教室に入ってきたんだよね?
どんな人が転校生か教えて」
「ああ、今日ホームルームに転校生が来たわよ。
名前は“金森悠衣”ちゃんっていうのよ。
瑛祐君以来の転校生ですぐに仲良くなったわ。」
「ふーん。で、その人ってどんな感じの人だったの?」
「悠衣はとっても明るい子よ。
でも、ちょっと・・・」
「ちょっと・・・何?」
「あっ、ううん……何でもないわ。
気にしなくてもいいわよ。」
(ちょっと・・・何かの秘密、重要なことを知っているような気がする。
何か私たちに関係するかもしれない。
悠衣の動きはよくわからない・・・
そう、謎に包まれている・・・
まだ新一には悠衣のことは言えないわね……。
私も正直悠衣のあの時のこと覚えていない。
記憶は封印されたまま・・・
思い出せない……。)
蘭は頭を抱え込んで複雑に絡まる謎を考える。
その様子に違和感を感じたのはコナンだけ
(蘭のヤツ、どうしたんだ・・・?
さっきから何か様子が変だ・・・!!
一体何があったんだろうか・・・・)
−−進む事件の捜査も目を開けて見られない蘭
一生懸命頭を抱え悩み込んでいる蘭に誰も気付かない。
唯一蘭の異変に気がついたコナンさえも痛々しい蘭に話しかけることなんてできない。
コナンは頭を抱えこむ蘭のことを後ろを振り向きながら、心配もして捜査のほうへ加わった。
ガラスに残っている痕跡を照合している
「おじさん、何かわかったことはあるの?」
「いや、全然わからねえな・・・
今日は調子が悪くてなって、・・・コナンお前,何普通に事件の捜査に入っているんだよ。」
小五郎は言葉と同時にいつものようにコナンを一発殴った。
強力に殴られた一発はさすがに痛い。
コナンの頭には大きなたんこぶができた。
「いってぇ・・・」
子供のような高い声
子供っぽくふるまうコナン
その裏にはいろんな考えが複雑に広がる。
蘭は後ろを振り向いて瑛祐と悠衣の心配していた。
(今、2人とも何をしているのかな…?
大丈夫かなぁ………)
夜風が周りにふく
三メートル離れた角で1人うつむいて立っている悠衣
顔を隠したまま歯を食いしばり、目の前にある空き缶を睨みつけている
悠衣は涙目でうつむきながら空き缶を蹴る
角の向こうにいる険しい表情の瑛祐は悠衣を監視していた。
瑛祐はさらに彼女の行動に不信感を抱く |