part−2/24☆ガラス一枚のように組み合わさらない事件
コナン君、いえ新一は今私のことをどう思っているの?
どんな思いで事件の捜査を行っているの・・・?
なぜか私の周りにはたくさんの謎が深まっていく
悠衣も何か重要なことを知っているかもしれない。
あちこちに広がり落ちているガラスの破片
大きな破片もあるが目には見えないぐらい小さな破片もある
それを一つ一つを組み合わせせればパズルになるピースのよう
はっきりと見えない破片も何かこの事件を物語っている
微妙に強まる嵐のような風も私たちのすべてを語り始めているようだ
今踏んでいるかもしれない小さな破片がなければガラス一枚は組み合わさらない・・・
今、私たちの状況はなかなか破片がそろわないガラス一枚と同じ
現在、苦労していることの一つは些細な事柄が見つけられない
そう、例えば私たちが敵同士だと知る前から何か重要な手がかりが隠されていたのかもしれない・・・
なぜそのときに些細なことにも気がつかなかったんだろう・・・?
今じゃどこかへ消え失せたピース
もう行方はわからなくなった・・・
未完成なパズルになったまま
一つの謎を残したままだと解決したことにはならない
すべてが解決に導かれないと事件は終わらない・・・。
見逃してしまった点などはもとには戻らない
しかし今からでも、自分の力で手がかり(ピース)を見つけ出せるかもしれない
新一、今あなたはガラスを割った犯人を見つけ出すほかにもすべてを解くために捜査を行っているんだよね・・・・
また今も謎が深まっていく
なかなか一つには解決へと導かれない
私はお父さんや目暮警部たちそして新一が捜査を行っているところを黙ってみることしかできない・・・・・
もとはと言えば私が組織を作ったことから今回の事件まで繋がってしまったのに・・・
(事件が起きたのは私が一番の原因になっているのに…。)
私は何もできない…………
日々過ぎるとともに罪を重ねていってしまう
罪は重々しく感じる
ついさっき気づいたけど瑛祐君にだって迷惑かけていた・・・・
私の存在がみんなを苦しめている
私が組織のあの方であることからすべてが変わってしまった。
かすかに聞こえるみんなの声
微妙に聞こえる。
たまに吹く強い風のせいで途切れて聞こえる
−−何を話しているのか
わからない・・・
みんなの声が遠ざかっていく気がする
みんなが遠く感じる。
よくわからないけどみんなが私の前から消えていくように感じる
「ら・ん・・ねえちゃん・・・蘭ねえちゃん!」
目の前で自分のことを呼ぶ声
幼く変わってしまった偽りの声
迷いがあった自分をふきとばすように目が覚めた。
「何・・・?コナン君!!」
「蘭ねえちゃん、事件のことなら心配しなくてもいいよ。
必ず解決させるからさ。」
「うん………」
か細い声で返事をした。
新一、あなたには今までの膨大な謎を解くことができるのかしら
今、謎は深まっている
この状況でもあなたは真実を見抜くのか楽しみにしているわ。
時はもうすぐ近づいてくる気がする
最終決戦まで・・・
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